2016年05月31日

2016年5月29日 沢訓練(T) 白滝谷(比良)

[参加者] 江崎、佐野、吉田、大西、京谷、宗川夫妻、北野、幕内、寺田、山本、西田、足立、大保(体験)、会員外1名、PL野村(記)  計16名
[天 候] 晴れのち曇り、その後パラパラ

 私の準備不足もなんのその、経験者皆さんのご協力のもと、無事第1弾を終えることができました。
 訓練にはなかなかいいコースです。最初の林道歩きが結構こたえますが...
内容的にも時間的にももってこいの沢でしたね。 皆さん、お疲れ様でした。
 次回は、内容を少し変えて「αルンゼ」での開催を予定しています。奮ってご参加ください。
 体験参加の方には、沢の醍醐味を感じるには少々物足りなかったかもしれませんが、よろしければ別の機会に再度お越しください!

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2016年05月25日

2016年5月22日  ゴミキ谷・滝谷(台高)

参加者: 吉田  山口  米田(記)


台高の名渓・東ノ川本流の支流・古川(坂本貯水池に注ぐ)の
左岸枝谷であるゴミキ谷・滝谷を溯下降してきた。

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R425号線の備後橋が通行止の為、R169号線河合から
林道サンギリ線を越えて、坂本ダムへ下る。
河合からミキ谷出合まで約1時間かかったが、カーブの連続する長い林道は
サンギリトンネルを過ぎると下りとなり、坂本ダムまでも同じような
長い長い連続カーブが続いた。R425号線の三重県側は
通行不能の為、対向車がやってこないのが救いだった。


備後橋の復旧が待たれるが、今のところ開通は未定だそうである。


出合橋、不動橋を渡り、かくれ滝の看板を過ぎ
トンネルを出てすぐの橋が“ミキ谷”出合。

7:56、ミキ谷入渓
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11:26、1040m〜涼やかな稜線
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滝谷へクライムダウン
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13:50、鹿ノ子滝90mの落口
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5m懸垂下降を2回、30m懸垂下降を2回して
 滝の上段の釜の見えるところに出た
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豪快な迫力ある光景に感動!!

15:30、滝谷出合着


溯行記録へ → http://blogs.yahoo.co.jp/ikko1175/56052228.html
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2016年05月23日

比良 奥ノ深谷

2016年5月22日(日)
参加者 on kt ym nd ad yn ak ez mk夫妻 会員外 tz記
奥ノ深谷 銘渓 一級クラスの滝の連続 沢中を楽しみました。

泳ぎあり登攀あり懸垂あり・・・水と戯れました。まだ少し寒かったかな?

それぞれの青春時代に思いをはせ、次の滝へ・・・

前行ったときと流れが違っていたような・・・遠い昔・・・HPTIMAGE1.jpeg

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リーダーの宗川お父さん、12名の多数の参加で1チームで楽しい山行ありがとうございます。

際どいへつり、危険なトラバース、巻き、すべてメンバーに勉強になる素晴らしい山行でした。

約1名は、水につからず最後まで少し別行動でしたが。基本は腰下で肩までつからずがベストです!大西

また企画お願いします。


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2016年05月22日

貫井谷

2016年5月21日(土)比良 貫井谷
参加者 ky tnz記
記録通りのぬめった沢、滑る滑る。

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果敢に登るky氏。
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最後は武奈ガ岳頂上!!

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2016年05月18日

2016年 5月15日  又剣谷(台高)

参加者: 大西  吉田  山本  西田  米田(記)

  

前夜発。上北山村の“道の駅かみきた”に沢フリークの老若男女13名が参集。
各自の持参の酒肴の数々に舌鼓を打ち、夜の更けるまで宴は続いた。

翌朝、丸塚谷組8名と又剣谷組5名に分かれて溯行することに。


6:20、車デポの為、又剣谷組の2名が2台で先発する。
サンギリトンネルを越えて行くので1時間半近くはかかるだろう。

残る3名は小橡川沿いの北山宮を右折、風折川左岸を1km程走り、
又剣谷出合にて待機。

釣師が一名竿を出しており、又剣谷に入渓することを伝えたが、特にトラブルには
至らなかった〜大阪ナンバーのおじさんありがとう!
釣師によっては露骨に嫌がる輩もいるのでご注意を。


8:13、入渓
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8:30、薄暗い前方に2段の斜瀑〜水量多く右岸から巻き開始

眼下に30mの滝
s-P5150007.jpg 滝の落ち口まで際どいトラバースs-P5150012.jpg


へつってとりつく斜滝が多い
結構、すべる、スベル、滑るではないの!
アクアステルスを履いてきたことを後悔したね(><)

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11:16、2段17m〜瀑水状態でとても取り付く気がしない
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大西さんと発熱系重量級の山ちゃんが果敢に瀑流に立ち向かう
残る3名は恐れをなして左岸から巻き上がるが
これも結構渋い巻き(懸垂1回有)

沢経験1年の“世界の山ちゃん”が見事に激流を突破!
左岸上部で5名が合流し、直登組の健闘を称えあう


若緑輝渓
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13:52、溝状6mは右岸から巻く
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14:22〜苔の美しい5m斜瀑は直登
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14:42、860m〜左岸の苔の枯谷を詰めることに

枯谷はやがて急なガレ場となり、灌木の尾根、更にはスズタケの藪漕ぎとなる

15:28、1100m〜最後はどんぴしゃ!
東屋近くのデポ車の真下に詰め上がった(^^)
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 溯行記録へ → http://blogs.yahoo.co.jp/ikko1175/56042764.html








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2016年05月17日

白馬岳主陵

2016年4月29日(金)〜5月1日(日)
参加者 kt 会員外 tnz記

4月29日(金)猿倉より白馬尻 
テント泊 晴れの特異日が、小雨から小雪へ。
やはり今年は雪が少なく、林道の土が見え、雪渓が割れ徒渉箇所も。
風が強く、雪壁こしらえから。
大雪渓から下山者がおり、情報収集、ついでに意気投合、
テン場でまたしても盛り上がり小宴会へ。
その晩は風の強さにテントをはたれまくられる。

4月30日(土)予想を覆し、朝は晴れ。
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続々と尾根へ出発。

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高度を上げて行くにつれ杓子岳の雄姿が真横に。
所々藪・岩場が出ておりモンキークライムも。
途中八峰あたりで人が集まり下山するという。
昨日3峰辺りでテントを張ったグループが雪の多さで撤退、
午後から天気が崩れるとの情報で3グループは元のルートを戻っていった。

メンバーの他の二人は行く気満々で、先行者が二人おり、頂上を目指すことにする。

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ナイフリッジをまたぎ、雪壁に手、ピッケルを突き刺しながら・・・・途中雷鳥もお目見え!

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3峰で大休憩。ここら辺りから天気が少しずつ・・・しっかりルートを確認する。
この後踏み跡も見えなくなる。

 頂上直下の壁 60mは雪も降り始め、風が強く先行者の踏み跡が消えかかる。
追いつこうと必死で指とピッケルとアイゼンを雪につきまくり、固める。
落ちたら・・・と考えるとアドレナリン出まくり、雪の冷たさも感じず。

 最後の雪庇へは横へのトラバース。
汗汗汗。雪庇への乗り越し、ピッケルでは止まらずアックスを使う。
(三日前に買って置いた!!!)

 這い上がると、烈風、-30度!
頂上にテンし、山荘へ。
視界は2〜30m。高山植物保護のロープを頼りに山荘到着。
即ストーブにへばりつくが震えが止まらない。

1時間後白馬尻へ下山。雪渓も風が強く、視界も悪く台風姿勢を何度もとらされた。

その晩は雨、雷に悩まされる。

5月1日(日)小雨。猿倉まで下山。ヘルメットをデポしてきてしまった!

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後日探しに登るが、なかった。誰かに大事にされることを祈る。持ち物には名前、住所を書きましょう。

こんなに荒れたアルプス初めて、いい経験ができたのかも?
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2016年05月16日

平成28年5月15日 台高 小橡川 丸塚谷

[参加]寺田 佐野 谷崎 京谷 足立 宗川夫妻 幕内(記)
[天候]曇りのち晴れ
[沢中]5時間30分
[下山]30分

ところどころにゴミが目立ちますが、2つのゴルジュと直登可能な滝ばかりでとても充実した沢でした。
佐野さんの復帰がうれしいです。

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台高 黒石谷

5月14日(土)台高 黒石谷
参加者 kt tnz記
7:00 林道車止めゲート発〜〜〜〜17:00 黒石岳〜〜〜〜車止め 18:15

ず〜〜〜〜っっと行きたかった沢。堪能しました。
次々と出てくる滝、滝、滝!
すだれのように流れる水!
もう7m、15mの滝はいいかと思うほど。
二股から黒石岳につめること50分。
黒石岳から北の尾根を降りる。踏み跡を辿って、いきなり林道が出てくる。今回は沢ナビの遡行図を参照にして林道終点の踏み跡を左にとる。
(右の踏み跡を辿れば、たぶん駐車地点にドンピシャリと思うが・・・)
930m地点から尾根が広くなりルート取りはちょっと難しいかも。
薄い踏み跡を辿れば朝歩いた林道に辿りついた。明るい内に到着。お疲れ様!!!k1.jpg

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2016年05月10日

2016年5月8日 小谷川(大峰)

[参加者] 京谷(L)、江崎、谷崎、宗川夫妻、山本、野村(記)
[天 候] 晴れ
[所要時間] アプローチ:0.0h、遡行:6.0h、下山:1.0h
 
 京谷Lのもと、いつものとんぼ公園で前泊し、朝7:30に出発。
 何度行っても楽しい渓です。

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      はじけ落ちる水滴           ゴルジュを奔る流れ

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2016年05月09日

2016年5月8日  上谷(大峰)

参加者:  幕内  米田(記)


上多古川・上谷(こうたに)は大峰の初級の沢で、短いながらも
滝・釜が次々と現れる楽しい谷である。



8:32、林道ゲートから右岸林道と登山道を辿ること30分で鉄橋が現れ、
ここから溯行を開始

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9:00、8m滝〜右岸巻き
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4段20m〜右岸巻き
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3段20m〜左岸巻きの上部がやや悪い
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大岩をくぐる
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10:08、牛呼滝 3段35m
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幕内さんが右岸の泥壁にトライ〜
30mロープを一杯に伸ばして取り付くが上部で壁に阻まれ撤退

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12:00、下山開始〜牛呼滝前で出会った単独の男性と3人で谷を下る

3段20m滝の上部で懸垂下降
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水流突破が厳しい
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13:15、最初の鉄橋
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2016年05月07日

2016年5月4日 奥山谷(南紀)

[参加者] 吉田(L)、米田、野村(記)
[天 候] 晴れ

     奥山谷_160504_102811_019.JPG       奥山谷_160504_123948_066.JPG
      ゴルジュ内の光陰         甚五郎滝(45m)

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posted by 飄逸沢遊会 at 14:39| Comment(0) | TrackBack(0) | '16年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年5月3日 天瀬谷(南紀)

[参加者] 吉田、米田、野村(記)
[天 候] 曇り

 吉田Lのもと、GWを利用して南紀にやってきた。
今日は「天瀬谷」、明日は「奥山谷」、2本立ての日帰り沢山行。
南紀らしいナメとーの競演を楽しんだ。
 天瀬谷は左俣を辿り、右俣を下降する周遊コース。藪漕ぎなく、快適である。
滝を見ること優先なら、右俣⇒左俣の方がよいかも。

   天瀬谷_160503_084430_10.JPG     天瀬谷_160503_123411_48.JPG
    水量少なめの15m滝(左俣)      美しい15m滝(右俣)

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posted by 飄逸沢遊会 at 12:12| Comment(0) | TrackBack(0) | '16年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月03日

2016年4月29日〜5月1日 池郷川本谷上部→ケヤキ谷遡行→嫁越峠〜太古の辻〜前鬼小仲坊 周回 

[参加者] 齋藤(記) 単独
[天 候] 4月29日(晴、北西風強)
     4月30日(晴、微風)
     5月1日(晴、微風)

毎年GW、夏季休業、秋の連休、年末休暇の4回は必ず『旅』をテーマに沢を絡めて山域の周回あるいは
峯を越えての旅をすることにしている。
今回は年末休暇での南紀ナル谷以来、単独では2015年のシルバーウィーク以来の沢旅ということで
幾つかの候補を挙げながら検討していましたが、最終的に
昨年のシルバーウィークも候補に挙がっていながら前鬼川孔雀又に座を譲った池郷川上部遡行を絡めての
旅を選びました。

<予定>
4月29日:池原〜(林道)〜車止めゲート〜大又谷へ下降〜大又谷左岸山道を横手小屋谷に辿り
     本谷に降下、出合い付近泊
4月30日:本谷上部遡行〜ケヤキ谷遡行〜嫁越峠〜ドウノ谷沿いに滝川赤井谷へ下降、出合泊
5月1日:赤井谷中部から遡行開始、千丈平〜大日巻き〜太古の辻〜前鬼小仲坊(泊)
5月2日:小仲坊〜前鬼口バス停

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全35qほどのうち約半分が舗装の林道歩き・・・・
大峰も北山川流域は168号線を下桑原まで行くコミュニティバスがあり、しかも土日祝は
大和上市を8:30に出発と、アクセスはまだかなりましになったとはいえ
当然幹線道路からの林道アプローチはその山域の奥深さ故長くなるのは仕方ない。
もって生まれた二本のアンヨだけが頼りでございます。


★1日目(4月29日)
てなわけで
朝もはよからヨメハンたたき起こして道楽旦那の送迎に近鉄藤井寺までのせてもらい
南大阪線〜吉野線で一路大和上市へ。

大和上市からは、昨年9月から「ゆうゆう169バス」として生まれ変わったコミュニティバスに乗り
169号線をひたすら南下する。
GWの初日とあって、土日祝日ダイヤで朝08:30発と便利になったこのバスに
多くの登山客が列を作っている。隣のバス停からは先日山開きになったばかりの大台ケ原への特急バスも出ているので駅前は朝から大した賑わいになる。
コミュニティバスは増便となった。早めに到着していた私は首尾よく1台目に座ることができてまずはほっとする。ここから2時間10分のバスの旅。
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10:40 池原着(2300円 ICカード可)

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道中、和佐又口と前鬼口でかなりの乗客が降りて、池原に降り立ったのは私と、持経へ向かう2人連れだけであった。
白谷池郷林道をえっちらおっちらと車止めまで歩く。
快晴であるが北西からの風が強く少し冷たい。
1時間半もすると、対岸にカワハリ谷を迎え正面に奥深い池郷流域の全貌が広がる。
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石ヤ塔を右手に迎えると車止めゲートは近い。
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車止めゲートまで、池原から約2時間弱
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さてここから大又谷へまずは降り立ち、対岸に伸びる山道を拾って横手小屋谷に入り、降渓して本谷上部との出合で幕、が今日の行程である。
ここまでわりと順調に来ているのだが、ゲートを越えてから右手の斜面に目を凝らしつつ進むも
それらしい降渓点が見つからず、Co810あたりにかかる橋の手前に見つけた赤テープをそれか?とみて
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ガレた谷を少し降りるがどう見ても岩が不安定すぎて合理的ではない。
左岸を再びトラバース気味に林道に上り、戻りながら斜面を観察したが、やはりCo790あたりの
小尾根が「まだまし」という程度で下に落ちているのでここを伝って大又谷に降りることにする。
なんだかんだ、40分ほどうろついてしまった。

降り立った場所は堰堤に挟まれた広い河原。
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最後、ヌルっと苔の茂ったスラブ状であったため10mほどの懸垂をしたが
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そんな記録は見当たらないのでおそらく少し下に降りてしまったのかもしれない。
この河原でひとまずは沢装束に替える。

対岸を見渡すが、2段になった渓の側壁の上段基部を巻くように踏みあとと思しきものがある(ような気がした)のでさしあたりこれを拾い斜面を見ながら大又谷左岸尾根をトラバースして横手小屋谷に入ろうと
もくろむ。
踏みあとは現れては消え、不規則に上下を繰り返し、時折期待を持たせるような杣道の石垣が現れるが
やがて崩壊に飲み込まれて消え失せその先でズルズルの巻きあがりを余儀なくされるなど
思ったよりも状態が悪い。足下の急斜面は険悪な中流ゴルジュに転げ落ちており、先の見えない
谷底からどうどうと瀑流の音が響いてきている。
進む方向は間違っていないという確信と、斜面は急だがしっかり根の張った広葉樹が悪くない間隔で
生えているので、チェーンスパイクを装着し、なかばモンキークライムのようなトラバースを続けながら
じわじわと北に進む。
苦戦すること2時間半ほどでようやっと横手小屋谷と思しき谷筋に出合う。
下を見ると色あせてはいるがいくつかのテープが灌木に巻かれており、木々の間から
先のほうで幅のありそうな水流も見て取れる。目算で高度差50mほど。
重荷が堪えるが慎重に降り、出合付近に広がる木陰の大地に幕を決めた。
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16時。2時間も押してしまって、幕を張り、薪を集め、米を洗いとしていたら
竿を出す時間も無くなってしまった。もったいないことだ。
今回はタンパク質は、「運が良ければ釣り上げて」という感じで現調を狙っていたのだが
仕方ない。持ち込んだ食料は米(一日2.5合)梅干し(10個)味噌(200g)。
ボウズ対策として唯一オカズらしいものとして行者にんにくの醤油漬けを持ってきた。

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熾火でふっくら炊きあがった白い熱々のメシに行者にんにくを載せて喰らう。
はた目には貧しい夕餉であるが、なんの、山の香気あふれるにんにくの風味に満足。

風を嫌い低めに張ったタープの下に潜り込み、焚火の暖かさを感じながら持ってきたウィスキーを嘗める。
吾れ 渓中に在り。
風、水、鹿啼を子守歌に
その晩は疲れに任せていつの間にか落ちた。

★2日目(4月30日)
夜半から明け方にかけて幾度か強い風が幕場を過ぎ、タープが暴れたが張り直しを要するほどではなく
やがて周囲が見えるようになってくると風はすっかり収まっていた。
昨夜の残りめしを昼食用に取り分けて、残りを味噌で溶き、おろし生姜と行者にんにくを混ぜて啜りこむ。
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上流に向かい、2礼2拍手1礼。
07:00出発

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渓は本流らしいスケール感の中、白い岩盤を滑るように、あるいは巨石の間を縫うように
豊かに走る。
遡行そのものに難しさはない。
慎重に、しかし悠々と、時折快晴の陽射しに身体を干しながら逍遥を楽しむ有頂天な時間が過ぎる。

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両岸を彩る緑はあくまで明るく深い。
ときおり巻き越えの容易でない場所に家一軒はあろうかという巨石が連瀑をなしていたりするが
なんとか全身を使い攀じ越える。

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正法寺谷を過ぎてカスケ谷に出会う手前でゴルジュが現れた。
今回の唯一の核心といったところだろう。記録では入口の深い釜をへつり、泳ぎを少しで
その先の12mは右手クラックを登り上段6mは左岸巻き越えるとあるが
単独で重荷でもあり、迷わず巻きを探る。
右岸に伸びる尾根がカスケ谷右岸尾根ということになろう。
30mほど巻きあがり尾根を越えるとカスケ谷が水量豊かに合わさっている。
高度ほぼそのままでカスケ谷を渡り、カジ平谷が左岸から本流に合わさるすぐ上にで
沢床に戻る。
ここを巻くのであれば、記録では左岸から巻き越えて上段滝を越えたあたりで懸垂下降となっているが
私の辿ったラインのほうがはるかに平易に思われる。

さしたる悪場もなくウグイ谷が合わさるあたりまで左右にときおり現れる泊適地を物色しながら
再訪の際の行程に思いをはせつつ
11:30に右岸からケヤキ谷が合わさる出合いに来た。

梅干しと塩飴を口に放り込みながら休憩。
白く陽を反射する岩の上に寝そべり体調を見る。

少し左膝に違和感を感じていた。

久々の重荷が堪えたのだろうか。
予定通りケヤキ谷を詰めあがったとして、そこからどうするか。
@予定通り滝川赤井谷へ降り、翌日釈迦に上がり前鬼小仲坊テン場泊、2日(平日)07:30のバスで帰るか
 ※この場合、2日は朝4:30には幕地出発する必要がある。
A嫁越峠から稜線を北に縦走し、A)深仙で寝るB)太古の辻から前鬼小仲坊まで一気におり泊まる
B池郷本谷筋をこのまま小池宿跡にて泊とし、1日は左岸P1152経由で前鬼に降りる。

今回の目的としては一つ、大峰全体が女人禁制であったころ
十津川村から北山村へと嫁ぐ花嫁のために、人の通れる幅三尺だけが女人の通行を許されていた。
そんなことから名前が付いたという嫁越峠の、その峠越えの道の存在を探ることでもあった。
峠の向こうは地形図では一応破線がついているのだが池郷川のほうではそれが見当たらない。
女人禁制であったとすれば稜線上を通る経路は考えにくく小池宿から堂の谷に沿ってコルを越え
ケヤキ谷に合わさるあたりから何らかの痕跡が出てくるのではないか・・・
全部は今回は叶わぬにしても、なんの記号も振っていない峠東面の状況は見てみようということで

Aを選択。
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12:00
まずはケヤキ谷左岸尾根に乗り(ケヤキ谷右岸および水流付近は人の通れる状態ではない。ただし沢ヤは別)
斜面をトラバースするうっすらとした踏みあとを見つけて追う。
※ここから先、本当に右往左往で探り探り登ってまして、写真を撮る余裕もありませんでした

左手眼下のケヤキ谷はCo1040二股あたりで乗っている左岸の斜度が増す。
ここでいったん沢床に戻り歩きやすい水線と右岸側を探りながら高度を上げる。
Co1120で左岸から、堂ノ谷を乗り越した沢が入ってくる。
このあたりから左岸斜面に何らかの痕跡が再び現れてくるはずだ・・・と目を凝らすが
それらしいものは見当たらず、引き続きオブザーベーションしながら高度を上げる。
Co1150で谷は三俣となり左股には30〜40mと思われる黒い岩肌の直瀑が2段になって
威圧していた。中俣は地形図からするとダイレクトに嫁越峠に詰めるが、どえらいガレである。
道があるとすればおそらく左股と中俣の中間尾根をジグ切りながら進んだのかもしれない。
沢床を離れ、中間尾根を嫁入り娘の気持ちになりながら道を探り上り詰める。
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時折ナルい斜面で一息入れながら200mほど詰めてゆくと右手に嫁越峠の稜線が
視線と同じ高さで迫っている。道筋としてはトラバースしながら上がるのが普通なのだろうが
尾根芯を右に外すと斜面が思いのほか悪く、ここまでほぼ尾根芯直登であった。
ここからは膝下程度で生い茂る笹を分けながら草滑りに注意しつつ峠にトラバースする。
二か所ほど、斜面がヌケて高巻きを余儀なくされる。
正直、あまりよくない。チェーンスパイクが効いているからまだ不安がないだけだ。

14:40、嫁越峠着。

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結局、いにしえの道の存在はまったくわからなかった。

が、まぁいずれにせよ、一般登山道という格段に安全な領域に出てきた安堵のほうが深かった。
峠に横たわる乾いた倒木に頭をもたせ掛け、ゆるく抜ける風と日差しに身を晒すうちに
その場で眠ってしまった。

気づくと16:00
陽も傾きかけていた。
太古の辻までは陽も持つだろうがそこから深仙か、前鬼か

滝川赤井谷を省く以上、稜線に長居するよりも休日ダイヤ(5月1日)の前鬼口15:22のバスに照準を合わせ
今日はヘッデン下山になるがゆっくり前鬼に降りて明日の午前中までマッタリ疲れをいやそうということにした。

辿りつめた池郷の流域を右眼下に稜線漫歩。
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果たして、前鬼小仲坊に降りたのは20:00であった。
宿坊の下のテン場は私を含め4組だけ。
快晴微風で明日も崩れないのはわかっていたのでツェルトは張らず
マットにシュラフを露天に敷いて体を伸ばした。
満天にきらめく星空を仰ぎながらウィスキーを嘗める。
時折、流れ星が視界を走る。
なんという贅沢だろう。

★3日目(5月1日)

おはようございます。さわやかに晴れ渡った。
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エスビットでお湯を沸かし、ミルクティーに生姜とフルーツグラノーラを入れて啜る。

今日はとにかく午前中は日向ぼっこしながら装具を洗って干したり身支度をしようということで
朝から残り酒を飲む(笑)

幕場で隣だった方は行者さんをしていらして、神奈川の相模湖から来られたとのこと。
大峰のアレコレでいたく話も弾み、素敵な地下足袋も紹介していただいたり
楽しい時間を過ごした。
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11:30頃、小仲坊を後にする。
山に行くとき、最近はアプローチや下山のときは地下足袋を使っているのだが
林道の舗装道での使用は少々しんどいものがある・・・・・

不動七重の滝に清涼剤を求めながら
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日差しの照り返す林道をとぼとぼと歩み
やっとのことで14:20前鬼口バス停
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既に3名の方々が先着され、一時間後のバスを待っており、しばし歓談、互いの労をねぎらっていると
同じ日に早朝から小池宿〜石楠花岳に入っていた齋藤の山友K浦氏が車で通りかかった。

ありがたいことにそのまま大和八木まで同乗させていただきました。

K浦氏、5月3日より尾鷲道を高見山〜尾鷲までたどるそうです。
タフやなぁ〜!!


そんなこんなで、行程を一部ショートカットしたが終わってみればそれなりに充実し
満足度のある沢旅でありました。

しかしホンマ、大峰は深い。うん。深いですわ・・・・
posted by 飄逸沢遊会 at 11:14| Comment(3) | TrackBack(0) | '16年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月02日

2016年4月29日 菅平谷(台高、黒石谷支流) 

[参加者] 幕内、米田、吉田、寺田、野村(記)
[天 候] 曇り

 久しぶりに冷え込んださぶ~い一日、大普賢岳には霧氷も出来てました。
 忘れ物にはご注意を。スゲ平谷への入渓はなかなかのくせ者でした。

   菅平谷_160429_125034_36.JPG     菅平谷_160429_141115_46.JPG
     まだ4月だというのに...        乙女滝です!

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posted by 飄逸沢遊会 at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | '16年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月01日

平成28年4月24日 戸倉谷(台高)

[参加]山口 野村 寺田 山本 幕内(記)
[天候]曇り時々晴れ
昨年から行きたかった戸倉谷。
前回は、中奥川林道が崩落していたため違う沢へ行きました。
今回は、なんとか戸倉谷出合まで入れました。

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posted by 飄逸沢遊会 at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | '16年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする