2008年07月29日

7月26日N〜27日 備後川・大谷・左又

淵と美しい滝。藪漕ぎ。流しそうめん。野生の王国。

美しい滝

[参加者]
KMDさん、OKMさん(以上会員)、
OSMさん、YOKOPさん、ANDさん(以上会員外)
山口(レポ)

[天気]
晴れ

[地形図]
2万5000分の1「高代山」

[入渓]
備後川沿いの道を大谷橋まで入り、橋詰に駐車。脇の山道から谷に降りる。

[遡行状況]
最初はゴーロ帯。谷の中は薄暗くて涼しい。やがて淵が出てきていよいよ泳ぎで突破だ。しかし水深は思ったほどなくて途中で歩いていけるところもあった。沢登り経験の浅いYOKOPさんは「こういうのを「ミゾ」っていうんですよね?」というので、「えーっと、「溝」ていうのは町内会がたまに掃除とかするところですよね。これは「淵」ですわ。」と説明した。このあとも何度も溝..ではなく淵が現れる。今回はライジャケを持ってこなかったので多少不安があったが、流れが緩やかで距離も短いのでザックの浮力だけで泳ぐことができた。沢初体験のANDさんは何度めかの泳ぎの後、体が冷え切ってしまったようだ。私も一昨年の立合川、去年の白川又川で経験したので辛さはよくわかる。ある淵を泳いでいるときに前方のOSMさんが「あーっ!何あれ!」というのでそっちを見ると蛇が大きなカエルを後ろから丸のみにしているところだった。こんな光景は『野生の王国』(古っ!)とかでしか見たことがなかったので感動した。
淵の先にナメ滝と2Mほどの滝があるところでは、KMDさんが「ショルダーするから登って」というので私が先に登ろうとするが、バランスが悪い上に掴むところがないので結局登れなかった。今度はKMDさんがハーケンを連打してかなり手こずりながらも強引に登りきってロープをフィックスした。次にYOKOPさんにプルージックで登ってもらう。プルージックがランニングをきちんと越えていなかったようで、最後の登りにかなり苦労しているようだった。このあいだに他のメンバーは全員右岸側から登ってしまったようだ。最後に私がハーケンを回収しながら登るが、何度も滑ってうまく登れない。おまけにひも付きのハーケンを落としたようだ。KMDさんが「ゴボウじゃ無理か?」というのでゴボウで登ると楽に登れた。
このあとの5Mほどの滝の巻きでは、OKMさんは左岸から、KMDさんは右岸から巻き始める。他のメンバーはみなOKMさんに続いて登る。ここではANDさんが私の前に登っていったが、途中でずり落ちて私のところまできて止まったので冷や汗がでた。OKM組が全員沢に降りたとき、KMDさんはまだ右岸のかなりきわどいところをトラバースしているところだった。そのうち何度か斜めに懸垂しながら降りてきてようやく合流できた。
沢はしだいに傾斜がきつくなり、淵が少なくなって代わりに滝が連続し始める。左から5Mほどの滝が落ちて、正面はルンゼのようになっているところに出てきた。ここは滝のしぶきが虹をなしていて美しい場所だった。ルンゼを見に行ったが上のほうが壁になっていて登れそうにないので少し戻って滝の左側の壁に木の根がからみついているところをロープを出して登った。
昼食は斜瀑での流しそうめん。茗荷を刻んで薬味にする。流れている麺をすくい取るのはなかなか難しかった。
このあとは切り立った崖から流れおちるような滝や、直登できる斜瀑が何度か現れる。そのうち水量がぐっと減って河原が連続しだしたので、適当なところから左に逃げて遡行終了となった。

[下山]
遡行終了地点から踏み跡を登っていくが、途中からひどい藪漕ぎになる。ヘロヘロになりながら稜線の鹿よけのフェンスまでたどり着いた。KMDさんとYOKOPさんは別の尾根から登ったようだ。ここは蜂が飛び回っているのでじっとしているのが怖かったが、後続のOSMさん、OKMさん、ANDさんを待ってからKMDさんたちと合流した。KMDさんの目論見では地形図の884.7のピークから尾根伝いに林道に降りる作戦だったが、たどり着いたピークでは高度計は900Mを超えていた。おそらく912Mのピークだったと思われる。ここから南西の方向にまた藪漕ぎをしながら降りていき、最後は涸れ沢のようなところから林道に躍り出た。

[ヒル]
OSMさんの足についていた一匹のみ。実害なし。

[コースタイム]
7:38駐車地〜8:12最初の二又〜11:05大谷出合〜14:40遡行終了〜16:22林道〜17:30駐車地

[写真]
カエルを飲む蛇 淵を泳ぐ 手こずった滝 やっとKMD氏と合流 切り立った崖から落ちる滝 斜瀑で水補給
posted by 飄逸沢遊会 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | '08年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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