2006年03月25日

3/25 湖北 横山岳(東峰) 田中

 朝、気持ちが萎えてしまい起きることができなかった。折角の良い天気、勿体ないと、思い直して出かける。土倉谷の出合から土倉岳に登るつもりだったが金居原の先で道路が封鎖されており、横山岳に変更した。
 道路が封鎖されている場所は丁度網谷林道が分岐しているところ、金居原のバイパスが集落の中からの道と合流してすぐの所である。横山岳への夏道はこの林道を西に2kmほどたどったところにある。ここから尾根を北に向かってたどると横山岳東尾根、865.1mの三角点から西に200mほどの所に出る。地形的には判りやすい。高度500mほどの所に傾斜のきついところがあり、夏でも滑りやすい。(ガイドに載っている網谷川の道は工事で通行できなくなっている。)林道をたどって夏道を行くことも考えたが林道出合の尾根に踏み跡があることに気がついた。地図で見ると東尾根の722ピークから南に延びる尾根である。植林の中にハッキリとした道がある。雪がかなりあり、踏み抜いて疲れるのでワカンをつける。ストックしか持ってこなかったので滑ると止まらない。足元を確かめながら慎重に登る。600mあたりから傾斜がきつくなり、ワカンを外した。キックステップをして足場を作らないと登れなくなったからである。堅めのザラメ雪で滑りやすい。ピッケル、アイゼンがあれば楽だろうと思うが仕方がない。722mへの最後の登りはきつかった。木の枝があったのでナントカ登れたが面一だと無理だっただろう。上はなだらかな雪原である。ここで昼食。歩きはじめて2時間が過ぎていた。ここから北に向かい東尾根の770mのこぶの間に入る。ここから山毛欅林になる。ひたすら西に向かって歩く。夏道の出合から新しいワカンの跡があった。単独行のようである。でも午前中のものだと思う。時間は経っているので踏み跡が溶けかけているところもあった。東峰手前の岩峰についた。この付近から木がなくなり、すっぱりと切れた雪の尾根になる。ここから10分で東峰につく。高さ1130mは西峰(本峰)と変わらない。ワカンの跡は西峰に向かって続いている。誰もいない。結局、誰にも会わなかった。東峰独り占め。周りの山は真っ白。今年は雪が多い。
 余呉町と木之本町の境界尾根を少し歩いてから引き返すことにした。東峰下山開始15時10分。半時間居たことになる。夏道分岐まではすぐだった。722mで朝登ってきた斜面をのぞき込んで見た。斜面の下に尾根が続いていることが判るが下りてみようという気にはならなかった。ここから東に延びる緩い尾根をたどることにする。この尾根は徐々に向きを南向きに変え土倉谷の1本西の谷の横に出る。工事中の新しいバイパスの金網の前に出るが金網に沿って西に下ると道路である。
 
 昨日土倉岳に上って下りてきていない人がいるということで捜索隊が出ていた。ヘリコプターが飛び、パトカーが走っていた。土倉岳に登っていたら捜索隊と会っていたかもしれない。私の車にも隊員がやってきて「何処に上ったのか」とか「心当たりはないか」とか尋ねられた。岐阜県側から上っているということだが取り付きがどこだかは訊いていない。

 林道出合駐車地発(10:20) 東峰着(14:20) 東峰発下山開始(15:10) 国道(17:00) 車着(17:20)
posted by 飄逸沢遊会 at 22:55| Comment(1) | TrackBack(0) | '06年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
岳人6月号に2〜4月の遭難一覧が載っていた。3月26日、奥美濃土倉岳で死亡1とあった。58才の男性で死因は凍死とある。多分25日に捜索していた人であろう。山に入ったのが24日ということなので25日の夕方に下りてきていなければ危ないのではないかと思っていた。道迷いかスリップかであろう。
Posted by 田中 at 2006年05月13日 15:59
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