2010年08月24日

8月20日N〜8月22日 台高・往古川・真砂谷

[参加者]
NKYMさん、SOYMさん、SNさん、山口(レポ)
朝日を受ける八町滝


[天気]
晴れ

[地形図]
2万5000分の1「大杉渓谷」

[入渓]
国道42号線の「往古橋北」交差点を西に曲がり、往古川沿いに走る。道が砂利道に変わってもさらに進んで最初のヘアピンカーブが入渓ポイント。今回は車3台あるのでさらに奥に進み、花抜峠への登山道入口の看板のあるところに車を1台デポし、入渓ポイントまで戻った。途中、材木の切り出し作業をしているので手前でクラクションを鳴らすべし。

[遡行状況]
<1日目>
林道から谷に降りるといきなり堰堤があったので堰堤の上流側へ登り返した。本流を徒渉して真砂谷出合へ。まずはゴーロ帯。ときにシャワークライミングを楽しみながら岩をやり過ごしていく。河原のような場所に変わって1度休憩をとる。それからしばらく行くと20M滝が現れる。ここは左岸から巻いて上がり、その奥の20M滝も一緒に巻いてしまう。ずいぶんと高いところまで登ってしまったので、尾根伝いに歩けるところは歩いて下り、最後は懸垂下降で谷に降りた。
真砂谷のー 最初の20M滝

次の8M滝も巻いて上がり、またゴーロ帯に入っていく。途中、巨大な杉の木が巨石を抱え込んで生えていてびっくりする。樹齢1000年は超えていそうな雰囲気だ。やがて水がなくなり、ひたすら巨岩を超えていく。どうしても岩を乗り越せずに巻いて上がることもしばしばだった。
激流を越えて 巨木


斜瀑が現れたので左側の樹林帯に逃げて巻いて上がる。懸垂下降で谷に戻ると目の前に八町滝が現れたのでびっくりした。あまりに高いところから水が落ちているのでなかなか気付かなかったのだ。時間も15時を回っていたのでこの日はここにわずかな平坦地を見つけて幕営することにした。薪が極端に少なく、焚火は小さめのものしかできなかった。ここからの景色はいいはずだったが、ガスがかかっていて何も見えず。夕食はNKYMさんやSNさんが腕をふるってのごちそうだった。
八町滝現る



<2日目>
八町滝横のルンゼ

朝もガスは晴れず、結局景色は見れずじまい。豪華な朝食を済ませて出発。八町滝は右岸の大きなルンゼに取り付き、代表の本に記載のある枯れ滝を探すが、どれが枯れ滝なのかよくわからなかった。岩盤を乗り越しさらに登ると、右側に暗くて細いルンゼが枝別れして伸びているのをSOYMさんが発見し、ここを詰めあがることにした。落石に注意しながら登っていくと、右手にさらに細くて暗いルンゼがまた枝別れしていて、どうやら滝の落ち口方面にうまい具合に伸びている。ここは泥壁のようになっているところがあるので足場を慎重に作りながら登っていくと、ちいさなコルに出て反対側へルンゼが下っていて、出口の先に沢が見えた。ルンゼの右手は小さな尾根になっていて、ここはそのまま歩いて降りることができる。沢に降りるところだけは2M程切り立っているのでスリングを使ったほうがいいが、八町滝の落ち口にドンピシャで降りることができて大喜びだった。流れは穏やか、薪も豊富なのでテン場としては八町滝の下よりもはるかによさそうだったが、ここを知っていたとしても昨日の疲労困憊ぶりではここまでたどり着くことはできなかったかもしれない。しばらく行くと小さな滝があって直登したりながらやり過ごす。やや明るいところにでて8M滝を迎える。ここは水流のすぐ左側が直登できそうな感じだったが、確保しないと怖い。結局は右岸側を巻いて登るが、滝の上に降りて沢の奥を覗いてみるとまた登れない滝が見えていたのでSOYMさんたちには沢に降りずにそのままトラバースするように伝える。最後に5M程懸垂下降して沢に降りると、目の前には30M滝が落ちていた。これは左岸の細くて急峻なルンゼ(というより岩の割れ目といった感じ)をよじ登る。NKYMさんとSNさんにはプルージックで登ってもらうが、NKYMさんはけっこう手こずっている様子だった。
30M滝

穏やかな傾斜を歩いて沢に戻ると、すぐに2段50M滝が現れる。これは少し下流へ戻り、右岸の樹林帯をモンキークライミングでよじ登る。イバラや笹ヤブに苦しみながら滝の落ち口目指してトラバースするが、まだ高度が足りず、岩盤のわずかな弱点を見つけてさらに10Mほど登りその上の岩盤沿いにトラバースすると、滝の落ち口にまたまたドンピシャで降りることができた。
2段50M滝

これで核心はすべてクリアしたことになり、ほっとした気持ちで遡行を再開する。二俣は右側をとり、癒し渓となった沢をのんびりと歩いてゆく。右手に飯場跡が現れ、明るく広い林のなかに小川が流れている景色に心癒される思いがした。SOYMさんはこの付近の景色は京都の北山に似ていると言っていた。流れが西に変わったところで沢と別れを告げて尾根へ詰めあがる。最後の急登を喘ぎながら登ると立派な山道に出た。

[下山]
花抜峠

山道を右へとって花抜峠へ向かう。峠には看板があるが、ここから林道へ下る道のとりつきが大変に分かりづらい。シダの原っぱを横切る道を見つけて辿るが、どんどんと西に向かっていくので花抜峠に引き返し、コンパスとSOYMさん持参のGPSをたよりに道のないところを南東方向へ尾根を下っていくと、地形図に記載のある山道に出たのでほっとする。あとはこれを林道のデポ地点まで降りるのみ。

[ヒル]
被害はなかったが、スパッツや靴についているのを頻繁に見る。

[コースタイム]
<1日目>
8:00 林道ヘアピンカーブ 〜 9:25 最初の20M滝 〜 15:45 八町滝下

<2日目>
7:00 八町滝下 〜 8:30 八町滝落ち口 〜 9:39 30M滝下 〜 11:20 50M滝下 〜 12:00 50M滝落ち口 〜 13:14 山道 〜 14:08 花抜峠 〜 15:40 林道・花抜峠への登山口

posted by 飄逸沢遊会 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | '10年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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