2006年04月07日

4/6 鈴鹿 御池岳 田中

鞍掛峠〜鈴北岳〜御池岳〜奥ノ平

 かなりの雪が残っていました。ここは天気が良くないと位置関係が全く判らなくなるところです。端まで歩いたのは初めてでした。笹の出ているところもありましたが充分春の雪を楽しみました。
 ・・・・・・
彦根で高速を下りて国道306号を大君ヶ畑へ。冬場は国道が右岸に渡るところに国道閉鎖予告の遮断機が下りている。除雪もココまでである。雪が多い時はここから歩く事になる。取り付きまで4kmほど、これだけで疲れてしまう。遮断機は道の幅の半分ほどなので雪さえなければヘアピンの橋(鞍掛橋)までは車で入る事が出来る。本当の国道閉鎖のゲートはこのヘアピンの所である。林道を直進して御池谷分岐の橋の近くに車を停める。7時40分歩きはじめる。御池谷に入らずに橋を渡って犬上川(北谷)に沿った林道を進む。次の沢の出合に送電線尾根への道がある。710mと800mに2つ送電鉄塔がある。2つ目の鉄塔からトラバースで県境尾根に出るとまた鉄塔である。ここで825mほどの高度である。地図上の鞍掛峠は高度795mであり、鞍掛トンネルの両側入り口にある登山口からの夏道が上がってきている。駐車地から県境尾根まで1時間ほどである。尾根を歩きはじめてすぐに雪が出始めた。雪の量が多くてステップを切らないと登れない所もある。4月でこの雪の量である。以前宇賀田と2月に来た時は膝くらいのラッセルだった。
 ステップを切ってのぼっていくと女性2人が上で待っている。そばに行くと「この道で合っていますか?」と言う。雪で道が見えないので不安になったようだ。「一本道で狭いはっきりとした尾根だからスリップさえ気をつけたら大丈夫」と言って一緒に行く事にした。「こんなに雪があるとは思っていなかった、もう引き返そうかと思っていた」と言う。いつもは雪に出会うと引き返していると言う事だ。地図は持たずにガイドブックのコピーだけを持っている。
 天気がよいので雪の尾根を気持ちよく登っていく。あちこち笹が出ている。雪の下に隠れている道を雪融け水が流れているせいか踏み抜いてしまうところがある。県境尾根に出てから1時間20分で鈴北岳に着いた。頂上から南側に回ると雪のない背の低い笹原が広がっている。雪の時にここまでは来ている。元池のほとりで早い昼食にした。
 真の谷と日本庭園の分岐の付近から全面雪になる。先に進んだ足跡が見あたらないので女性2人は鈴北岳で引き返したようだ。テーブル状台地の西の端に沿ってなだらかな起伏をたどっていく。結構雪は多い。石灰岩台地の凹地(地理用語ではドリーネと呼ばれている)があちらこちらにある。普通の台地にある凹地は沢の源頭部だがここは違う。自分のいる位置がハッキリしなくなる場合がある。御池岳11時半着。そのまま尾根を歩き続けてボタンブチの崖の見えるところで休憩する。踏み跡は一切見あたらない。台地末端の平坦地(奥ノ平)に12時半着。君が畑から登ってくる尾根を見下ろしてから引き返す。ここまで鈴北岳から直線で3kmほどである。帰る途中御池岳付近で新しい足跡を見つけた。朝はなかったものである。やはり登ってきている人がいるようだ。
 ・雪の時、滋賀県側から上がるのはこのルートである。御池谷の道は傾斜がきつい。ゴーロ状のため、雪が付いた時は歩くのがつらい。上まで届かなくなる。鈴ヶ岳と鈴北岳の鞍部(ヒルコバ)からの尾根も石が多い。
 三重県側は雪が少ないようで国道が閉鎖されている時でもトンネルまで車で入ることが出来るというのを聞いたことがある。
・鞍掛橋から直接鈴が岳の北西斜面を登る巡視路コースもあるようだ。これも送電線コースと呼ばれているらしい。地形図には大君ヶ畑の集落からの長い尾根を登る道が記載されている。雪が多い時にはこの道を使うのもいいかもしれない。一度調べに行くつもりだ。この道も巡視路を兼ねていると思うので多分生きているだろう。
・こういうところを歩いていると自分の方向感覚が試される。初めの方のポイントで地図で全体のイメージを掴んだ後はほとんど見ないで歩いている。磁石も使わずに太陽の方向で代用している。いい練習になる。GPSの様な機械に頼ろうという気が起こらないのでこういう方法になる。
 
posted by 飄逸沢遊会 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '06年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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