2006年04月30日

4月29日 鈴鹿 銚子谷遡行 参加者、武田・梶谷(レポ) 

 奈良の生駒で武田君を車で拾って、鈴鹿の銚子谷に向います。鈴鹿の沢の中でも難しいとされる銚子谷ですが、頼りになる武田君がおるから少しは、まともな沢登りが出来そ〜です。
 青川沿いの道を走り、オート・キャンプ場を過ぎて右に曲がったトコで林道にはゲートがしてあって、奥に入れましぇ〜ん。
ゲート.jpg
 ゲート前に車をとめ、沢支度をしちょるとクライマーが二人やって来ましたで〜。話を聞くと左岸の岩壁を登るちゅう事。5.11はありそう・・・ガンバってくれなはれ〜。ちなみに、この二人、ワテの沢ファッションを見て、謎のオヤジと思っとたらしい・・・「ゲ〜!」
 CON254mを過ぎたトコから道は林道を離れ河原歩き。
河原歩きでおま。.jpg
 それにしても広い河原でんな。テコテコ歩き、方向が北にふったトコで案内板。
ようやく山道へ.jpg
 ようやく河原歩きから開放されて、「ホッ」としながら歩いとると、目の前に手掘りのトンネルが姿をあらわしました。
手掘りのトンネル.jpg
 なんか白装束のコエ〜お姉さんでも出てきそうな雰囲気でんな。トンネルを抜けると、そこが、銚子谷でした。
銚子谷に到着。.jpg 
 銚子谷遡行が始まりましたが、しばらくは凡流でおま。ゴルジュに入って小滝が出てきましたが長続きせず、ふたたび河原歩きに戻ってしまいワテら力を持て余し気味で〜す。
ようやく小滝が出てきました.jpg
 「今日の遡行は企画倒れとちゃうか?」と頭をかかえとったら、ようやく見せ場がやってきましたで〜。小さな釜をもつ3b滝から始まって、その上の滝も、ちといやらしかったけどリッジから登ると、小さな釜をもつ6b滝。

3b滝.jpg6b滝.jpg
 滝には、シュリンゲが2本とロープがあり苦労はしませんでしたが、もしロープがなかったら・・・足場が乏しい分かなり厳しい登りとなるのは避けられまへんな。ハーケン2本にアブミも使わにゃワテらには、この滝のクラック突破は出来へんと感じました。
 楽しい事は時がたつのも早いもの。6b滝を越えたら沢はふたたび凡流に戻ってしまいました。退屈な河原歩きになってしまいましたな。時おり滝は出ては来るんですが、いまいちでんな。
ときおり出てくる滝.jpg
季節は春。桜やツツジの花がワテの退屈な気分をなごませてくれます。
遠くに見える桜.jpgツツジ.jpg
 谷中には二年前の台風の傷跡が今なお残っちょりました。山崩れがあった事を示す赤茶色の岩壁や、よ〜さんの倒木がワテらの行く手をふさぎ、苦労させられました。
台風の傷跡.jpg倒木で巻きましたがな.jpg
 このまま単調な銚子谷本流歩きを続けても、ワテら欲求不満がたまる一方でおま。ここらあたりで、静ヶ岳に突き上げる枝谷を探し始めます。二つほどオモロそうな枝谷がありましたが、踏ん切りがつかず通り過ぎます。そして、出た出た滝の連瀑が。「いいもん見っけ。」ワテら迷うことなくこの滝の連瀑を登ります。
滝の連瀑.jpg
 最初は簡単。一段目の4b滝は流心を登りますが、次の5b滝で詰まります。壁が立ってきとるので、ここは、クラックにキャメロット0.3をセットして支点とし、武田君にビレイしてもらってからワテがリードで登ります。途中、ハーケンを1本打ち込んでランニング・ビレイをとってから無事、滝を登りきりました。すかさず、ハーケンを2本打って支点とし武田君を引き上げる。
 そして、本日の一番の難関となった10メートル滝が姿をあらわします。
10-b滝.jpg
 ここは、武田君が滝の左側から、ワテが滝の右側から登りました。滝の右側ルートは、足場がガレとって安定せず、浮石や、もろくなった岩場の石を取り除きながらの登りとなりました。時にはキック・ステップを、時には、もろい岩場に大胆な格好で足をおく緊張した登りが続きます。最後はレイバック気味に体重移動をしてガレ場から岩場に体を乗り上げて滝の落ち口に立つことができました。
 ふと下を見ると武田君、ホールドが見当たらず苦労しちょります。ここは、お助けヒモを出したのですが、武田君、沢から離れてズンズン山の斜面を登っていってしまいました。
 そして、出合。左俣のルンゼもなかなか雰囲気がエエですな。
左俣のルンゼ.jpg
 ここは、左俣もエエ〜ですが水量が多く奥に滝が見えちょる右俣の方が、まだまだ楽しめそうなので、「こっちがオモロそうでっせ!」と武田君を呼びます。
連瀑はまだまだ続く.jpg
 武田君、自前のお助けヒモを駆使して山の斜面を下りてきました。
山の斜面を下りる武田君.jpg
 武田君と合流し、いざ6b滝へ。
シャワー・クライミング.jpg
 ワテ、ここは滝の左側から巻こうと考えとったですが、元気者の武田君、シャワー・クライミングしながら滝を登ってしまいました。上と下とで交わす両者の視線・・・ワテも武田君の誘いに乗ってシャワー・クライミングをして滝を登ってしまいましたがな。「OH!ちめて〜!」
6b滝を越えると沢は源流部の装いとなります。
源流に入りましたな。.jpg
 先ほどまでの滝の連瀑がウソだったかのような静かな流れ。そして、二つ目の二俣。山の斜面から勢いよく水が流れ出しちょります。ここが、沢の水源なのでしょう。
水源.jpg
山のホ面から水が湧き出しちょります.jpg
 そして沢の水が切れました。テケテケ歩いちょると白いものが・・・よく見ると残雪でおま!最後は、残雪を踏みしめてワテらの遡行はフィナーレをむかえました。
残雪がありました〜!.jpg
 自然林の斜面、雰囲気は最高だったけんど、ちとエレ〜登りでしたな。
ゥ然林の中を歩き登山道へ.jpg
 そして、登山道に出ました。このまま、静ヶ岳を目指すのもよかったけんど、稜線はガスにつつまれとったので下山することにしました。治田峠までも道のりは、案内板に赤布とガスってても道に迷う心配はなっかたんですが、銚子岳口に至る登りはエラカッタで〜す。また、治田峠からの下り道も落ち葉がよ〜さんあったのでよ〜滑りまして大変でしたがな。
 今日の遡行は何事もなく終わりましたが、唯一つ気がかりなのが15メートルの銚子大滝が確認できなかった事。二年前の台風の影響なのか、ナカニシヤ出版の沢登りの本の遡行図と今日歩いたルートではエレ〜開きがあったと感じました。詳しい情報をお持ちの「沢や」の方!知ってることがありましたら教えてくだされ〜。頼んます。頭ペコペコ。

○コース・タイム 林道ゲート地点7:45・・・銚子谷8:35・・・遡行終了12:38・・・登山道13:13・・・治田峠14:25〜14:30・・・林道ゲート地点16:28

○地図 2万5千分の1 「竜ヶ岳」
posted by 飄逸沢遊会 at 13:08| Comment(1) | TrackBack(0) | '06年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
帰りは長い下山ご苦労さまでした。雪に好かれる梶谷さんはやっぱり男前でした
Posted by tkd氏 at 2006年05月01日 20:09
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