2006年05月14日

大峰 黒瀬谷遡行 参加者、鎌田・梶谷(レポ)

 鎌ちゃんと黒瀬谷に行ってきましたで〜。
前夜、沢良宜駅で待ち合わせ白川に向います。白川又谷林道に、チョイット入ったトコで車内泊。あくる朝、バス停に車を置いて池原湖にかかる赤い橋を渡って、階段を登って左折。お寺の前を通り杣道へ。黒瀬谷を探しながらテコテコ歩く。
 吊橋があるトコが黒瀬谷ですが、湖になっちょるので橋を渡ってから山の斜面にあるガレとる道を歩きますが、これがまたヒデ〜道でしたで〜。
ここのトラバースはえぐかった.jpg
 よ〜やく黒瀬谷出合に到着。前日、よ〜さん雨が降ったためでしょうか、黒瀬谷は増水モード全快で〜す。「ひえ〜!」
黒瀬谷出合.jpg
 ワラジを履いて遡行開始です。GO!GO!GO!
遡行開始でっせ!.jpg
 谷中は水量は多いですが、平流では、そんなにプレッシャーは感じまへん。これが、嵐の前の静けさとなるとは・・・
 左岸からルンゼが入ってくるトコがゴルジュの入り口です。「黒瀬谷」沢登り劇場の始まり!始まり!
ゴルジュの入り口で〜す.jpg

ゴルジュに入ってすぐに20mの大滝が姿をあらわしました。
20b滝.jpg
 沢が増水しとるので、すげ〜迫力がありました。ここは水線の分岐にも当たり左俣のルンゼ状の滝の優雅さもなかなかのもの。
大滝とルンゼ.jpg
 問題の20-b滝。ここは、鎌ちゃんがリードで登ります。滝から水が流れ落ちる岩壁の右側、ジェードルあたりに残置ピンがあり、アブミを使って鎌ちゃんがルート工作をしていきます。鎌ちゃん、靴ヒモが解けたため、ここでリードを交代しワテが登ります。鎌ちゃんに雨具を借りて登るも、ワテ、ビレイをしとる間、大滝の水しぶきで体が冷えてしもうて、今ひとつ登りに切れがありましぇん。キャメロットをセットして、ひとつ上のピンにアブミをかけたトコまではよかったんやけど、ふたたび、水しぶきで体が震えてきて鎌ちゃんにリードを交代してもらいます。滝周辺の水しぶきは、マイナス・イオン効果があって体にはエエもんやけど、雨具を忘れたワテには、ちと、つらい遡行になりそうで〜す。
 ふたたび鎌ちゃんがリードで登ります。ハーケンも打ち込んでピンにアブミを2本かけて高度を上げていきます。そして、核心部!アブミの上段から滝を乗っ越し。鎌ちゃん、しばし、躊躇しとりましたが、最後は、這い蹲りながらジェイドルを登りきりました。「あんたはエライ!」
 でも、ワテにとって、ほんまに、しんどかったのはここからでした。鎌ちゃんにビレイしてもらってから登りだすも、シュリンゲ2本では、このクラックは厳しい。一つ目のピンまでの10センチが届かない。三度、取っ付くも、あえなく失敗。長い時間、水に浸かってしまって体の震えがとまらなくなる。ここで、鎌ちゃんにビレイを解除してもらいアブミを下に下ろしてもらう。鎌ちゃん有難うね〜。
 アブミがあれば、怖いものなし。登っとる途中、残置ピンが1本抜けて、ヒヤッとしましたが、どんどん登っていき、最後の乗っ越しへ。ここは、緊張しました。それにしても、鎌ちゃん、よ〜登りましたな。
 次は、2ピッチ目はワテがリードでクラックを登りビレイして釜ちゃんを引き上げるも、勢いに乗る鎌ちゃん!このまま滝の流れの右側を登りきり、そのまま、滝の落ち口から小さな淵を泳いでワテをビレイ。「スゲ〜」
 次はワテが先頭で3b滝を登りますが白い濁流に突っ込むのにビビル。そのうち、浅いトコに足を置けば水の勢いを消せるのがわかり3b滝を登りきる。
ふり返れば、激流 
 ここで、軽めの昼飯。時間は昼の1時半をまわっていた。
ヒョットコ?.jpg
 ワテらの休憩しとる場所は、沢の出合で左俣には、釜をはさんで倒木のかかる5b滝が、そして、右俣には、上部が見えない多段のルンゼから水が流れ落ちとります。
上の見えない多段滝.jpg
ワテが調子が悪いのに気遣ってくれて、左俣の5b滝もリードで登ってくれる。釜に飛び込んで、いざ5b滝へ。
5b滝.jpg
 鎌ちゃん、滝の左側から登りだすも簡単に登れるムーブではありまへん。でも、20m滝が登れた自信は大きく、鎌ちゃんの勢いはとまりまへん。ハーケン打ちまくりで登りきる。そして、次の8b滝も流れの激しい釜を泳ぎきり、滝の左側をハーケン3本とキャメロット1つセットして登ってしまいました。若さという若者パワーには限りない可能性がありますな。
 そして、長い釜をはさんだ20mナメ滝がでてきます。ゴルジュの岩壁がせばまり激流が流れ落ちとります。下から見ると、そんなにたいした滝だとは感じませんが・・・
一見ふつうの滝ですが・・・
 釜から左岸に取っ付きたいんやけど、よ〜滑りまんな。ちと、手を焼きながらバンドに乗ると20-bナメ滝の全貌が見えてきました。それにしても、スゲ〜迫力がありましたで〜。
20bナメ滝.jpg
 残置ピンがある・・・ここは、ワテがリードで右岸からの巻きにかかりますが、今日のワテ、絶不調。登りに切れがないので、気持ちも乗ってかへん・・・ハーケン1本打ってからの先の登りが、いつもの何も考えないで体がスムーズに入っていく登りが出来ん!体が冷え切っただけなのか?いや違う。太りすぎもあるやろう。黒瀬谷に入る前に岩トレもしとくべきやったと、己への憤りを感じながら、鎌ちゃんにリードを代わってもらう。
 この後は、鎌ちゃんの一人舞台!ハーケンの乱れ打ちにキャメロットとガンガン登っていってしまいました。2ピッチ目はワテがリード。反省材料山盛りの登り。そして、3ピッチ目は鎌ちゃんがリードで、ようやく子尾根に乗り本日の遡行が終了。
遡行を終えて.jpg
 日没も近いので、子尾根をテコテコ登って行くも、ワテ、バテ気味。エレ〜登りでしたで〜。
 やっとこさ稜線に出てから、西に向って下山にかかります。P.890から河合に抜ける計画でしたが、西尾根が明快な道だったんで、そのまま下りていく。えぐいトコもありましたが、日没寸前で元来た吊橋に戻ってきました。下山途中に飲んだ滝の水がうめ〜かったこと。ワテの車を置いてあるバス停に帰ると、夜中の7時半をまわってました。
 ワテの仕事が朝早いと気遣った鎌ちゃんが、車を運転してくれて、ワテ、あくる日の仕事をテキパキこなす事ができました。
 今回は、鎌ちゃん様様の遡行になってしまったんやけど、次回はお礼をせにゃアカンと肝に銘じたワテでした。
posted by 飄逸沢遊会 at 23:58| Comment(3) | TrackBack(0) | '06年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さすがの男前さんもK氏のハーケン乱れ打ちには勝てないですね。下半身の乱れ打ちはわてにもできるけど。登攀に乱れ打ちは凡人には出来まへん。たいしたもんです。
Posted by tkd氏 at 2006年05月17日 17:44
梶谷さん、大峰スーパーハイウエイで私の前方を走っていたでしょう。あそこは、もう少しスピードをあげないと、追突の危険性があるように思いました。
Posted by 上田健 at 2006年05月17日 19:45
>梶谷さん
写真 綺麗に撮ってはりますねぇ。うらやますぃぃ。
登りは どこをどう登るにしても 一つ一つの動作の積み重ねでんなぁ。せやけど、若さや乱れ打ちやて…、一体 何のことやら?!?! お礼参りは手加減して下さいよー。

>上田健さん
運転さしてもうとったんはワテです。安全運転ですんで…。とっとと左寄って抜いてもろたら良かったでんなぁ。どんくそーて えろぉすんまへんなぁ〜。
Posted by 鎌 at 2006年06月01日 00:33
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