2006年05月27日

5/15 京都北山 五波谷林道から(3) 田中

 五波谷峠〜(県境尾根)〜権蔵坂峠〜櫃蔵谷〜中のツボ谷出合〜P766〜中山谷山〜五波峠
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 前回帰る時に五波谷林道を峠まで走ってみた。西側の八ヶ峰の方向は植林であったが東側は全面ブナの林である。此処は20年ほど前に友人のジムニーで来たことがある。荒れた林道で普通車ではとうてい無理という状態であった。特に福井県側はジムニーでもやっとという状態であった。それ以来一度も来ていない。今は全面舗装の落ち着いた道で普通車でも安心して走ることが出来る。行っても仕方がないと思いこんでいたようで残念な気持ちになった。これだけブナが残っているとは思っていなかった。でもまあ20年も経てばブナも大きくなっているだろう。
 中山谷山への分岐までは間違うことはないと思うがそれからが難しい。踏み跡のハッキリしているところは良いが地形だけが頼りの所は今どこのピークにいるかが判らなければ枝尾根に入ってしまうことになる。県境は顕著な尾根の上にあるのではない。県境に垂直に尾根が伸びておりアップダウンを繰り返す。洗濯板を超えていくようなものである。急ぐと間違うのでゆっくりと休憩を入れながら歩いて権蔵坂峠に着いた。此処には看板がある。此処までの途中南側には大きなブナの広がりが見える。此処まで3時間かかっていた。慣れたら2時間だろうと思うが油断は禁物である。権蔵坂は櫃倉谷に似た樹のきれいな谷である。滝がいくつか出てくるが昔よく使われていたということで巻き道が全部ついている。沢の足こしらえを用意していったが結局使わなかった。
 櫃蔵谷の出合まで30分で降りた。そこから中のツボ谷の出合まで1時間ほど。此処は去年に一度歩いている。新緑の谷を楽しみながらゆっくり下った。
 中のツボ谷の出合の少し上流右岸から尾根に取り付いた。地図に507と高度の記されている尾根である。傾斜はきついがかすかな踏み跡がある。720m付近で尾根が広がり左側からハッキリした踏み跡が上がってくる。これをたどって南西に向かって下ると林道のある尾根に出る。
 1時間半かかってP766に出た後は尾根を中山谷山に向かって歩き県境尾根に出て峠に戻った。県境尾根は朝通っているのに所々これで良いのかなと心配になるところがあった。
 注 中山谷山からp766、坂谷という尾根、谷の一周ルートはインターネットの記事でもいくつか紹介されている。「坂谷はナメ床のきれいな谷だが伐採でむちゃくちゃになった。50年は元に戻らないだろう。その時は遡行価値が生ずる。」と「登山体系」(白水社)の中に西尾寿一が書いている。本が出版されたのは20年あまり前のことだが記録は多分30年以上前のことだろう。かなり木が大きくなっていると考えて良いだろう。
posted by 飄逸沢遊会 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '06年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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