五波谷林道福井県側、355地点林道入り口〜県境尾根p695〜権蔵坂峠〜櫃蔵谷〜ロクロ谷出合東側尾根〜中のツボ谷上流〜櫃蔵谷〜スベノ木谷〜(県境尾根)〜p695
五波谷林道は舗装されているが550mのヘアピンから山腹を巻いて付けられている支林道は舗装されていない。比較的荒れていない林道だがやはり、石が転がっていたりぬかるんでいたりする。車で行くには舗装林道の方が安心感がある。登る距離は増えるが判りやすい道が有ればかえってその方が良いかもしれないと思い上田を誘って道を調べに行った。
歩きはじめ9:45、車着17:50
1.やはり支林道の方からはいる方が良いようだ。舗装してなくてもゆっくり走れば大丈夫だろう。林道からの取り付きも今回のところが一番いいようだ。降りてきた時も判りやすい。
2.中のツボ谷の上流はただの水たまりのような落ち着かない谷であった。権蔵坂やロクロ谷の源流のような落ち着いた太い木の多い谷ではなかった。(ただしこの印象は上流左股だけのことである。)
3.中のツボ谷右岸尾根には林道が延びている。p786から北東に延びている尾根の西側である。高度はほぼ720mでほとんど高度を変えていない。中のツボ谷の左岸尾根に林道が延びていることはエリアマップに載っているが右岸尾根の林道は載っていない。(地形図にはどちらも載っていない。)
この林道から西側に降りる時、尾根には踏み跡がある。p699に続く尾根の踏み跡ははっきりしている。ところが下に行くにしたがって薄くなり消えてしまう。尾根も広がり始めるからどこをどう歩いているのかだんだんと判らなくなる。初めは不思議だった。何故あれだけはっきりしていた踏み跡が無くなったしまうのか? 後から考えて理由が判った。この踏み跡は上から付けたものである。櫃蔵谷から上がってきたものでない。山仕事の人がわざわざ櫃蔵谷を歩いて上がってくることはない。当然林道を使って車で入るだろう。登山のイメージで考えてはいけないということがよく判った。
(踏み跡が無くなっても歩きやすそうな所を選んで降りればどこを降りても櫃蔵谷には降りることが出来る。権蔵坂出合よりも上流で危ない斜面はどこにもないと思う。)
4.踏み跡のほとんど無い山を地図だけを頼りに歩くというのに上田はうんざりしていたようだ。県境尾根ではルートからはずれた尾根の方が目立っている。薮のない静かなブナ林だったのだが不安の方が大きかったのだろう。帰りの林道への下りのブナ林の中では、朝付けたテープを見つけても何のために付けたテープか意味が分からなくなって方向違いの尾根に突っ込んでしまうという精神状態になっていた。何度も間違って、そのたびに「違う!」と引き戻されるものだからよけい疲れたのかもしれない。山の中の道はハッキリした踏み跡があって道標が完備しているものだと思いこんでいたようだ。沢の巻き道の方が踏み跡がはっきりしていてまだましだと思ったかもしれない。
5.ロクロ谷の上流、右股と左股をつないで回るとブナが楽しめそうである。県境を歩くとこの2つにはさまれた細長いピークを越えなければいけない。西向きに行く時は北向きに延びる尾根から離れてかなりキツイ斜面を下ることになる。わかりにくい所である。天気の悪い時や夕方は特にわかりにくい。ハッキリとした踏み跡はないのでよけいである。このピークの福井県側は植林帯、演習林側はブナ林である。ピークを越える代わりに谷にはいるとルートが判りやすくなることとブナが多くなることで2重にメリットがある。でも谷に危ないところがないことが条件だろう。一度調べてみるつもりだ。このロクロ谷の源頭部でヒメボタルの群舞を見ることが出来るという記事をインターネットで見つけた。この近くで泊まるとしたらどこがいいかなというのも今考えている。
6.国土地理院のHPで地図閲覧サービスを見ると福井県側の林道は市販されているものよりも詳しく載っているが演習林の中の林道は全くと言っていいほど記載されていない。
2006年06月02日
この記事へのコメント
すげ〜勢いでの寄稿でんな。田中さんの積極的な姿勢にワテ、頭下がります。これからも、オモロイ記事、楽しみにしちょります。
Posted by 梶谷 at 2006年06月02日 17:19
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