2006年06月05日

6/4 京都北山 五波谷林道から(8) 田中、他1

 五波峠〜中山谷山〜p766〜櫃蔵谷〜坂谷〜中山谷山〜五波峠

 坂谷はきれいな谷だったということなので一度歩いてみようと思った。前半はナメ床主体の谷である。滝は後半で出てくる。木屑、岩屑が多くて今ひとついい気持ちになれない。一度伐採されてしまったということだがまだ回復しているとは言い難い。中山谷山への稜線に沿った斜面の立派なブナに感心して、斜面を下ってみたいという気持ちもあった。しかし斜面の下の谷の樹相は貧弱だった。水量の多く見える方、沢幅の広い方とたどりながら歩いた。一ヶ所作業小屋跡を見つけたがその後少し行った先の伐採跡で打ち切って斜面を上がってしまった。開けていて太いブナがまばらに残されているところだった。先にまだ滝が続いていたようだったなんだか雨の降りそうな薄暗い天気の中で薄暗い谷に改めて入っていく気がしなかった。登り付いた場所は中山谷山の東西の尾根が南北の尾根に折れ曲がる曲がり角のピークだった。初めは県境尾根に出る予定だったが水量の多い谷をたどったので中山谷山に向かう谷に入ってしまった。谷の方向が南に向いたので気が付いていたのだがそのまま歩いた。
 峠までの帰り道、山毛欅を見ながら稜線を歩いている方が谷よりも気持ちがよかった。4時だというのに夕方のような薄暗い天気だった。帰りの車で雨がぽつぽつ来はじめた。
 行動に関してはあまり調子がよいとは言えなかった。方向感覚、位置感覚はボロボロだった。踏み間違いをしたり、現在地が判らなくなったりした。おまけに帰りの車では二回ぶつかりそうになった。

 五波峠出発9:40、中山谷山10:40、櫃蔵谷、中のツボ谷出合12:30〜13:20、坂谷出合13:30、中山谷山16:00、五波峠16:50

 動物のオマケ
 1.稜線を歩いていると目の前に突然子鹿が飛びだしてきた。まだ白い斑点のある鹿だった。子鹿が一頭だけで飛び出してくるということは滅多にないことなので嬉しくなった。
 2.坂谷の中で鹿一頭分の骨を見つけた。足の骨や肋骨にはまだ肉片が付いていた。角の形からすると5〜6才ぐらいだろう。角はよく拾らうが傷んでいない角付きの頭蓋骨を拾ったのは初めてである。リュックの上蓋にはさんで持って帰ってきた。骨が新しいのでしっかりしているようだった。木の枝にツノを何度か当ててしまったが骨は痛んでいなかった。車の中では少し生臭い匂いがしていた。
 3.坂谷のナメ床の水の中でばしゃばしゃと動き回っているものがある。小鳥が溺れているのかなと一瞬思った。黒っぽい銀色に光って見える。そばに行くと2つに別れた。片方は見えなくなったがもう一つは目の前の水の中であちこち場所を変えながら動き回っている。からだがみごとに水をはじいている。モグラのような感じだが銀色がきれいだった。「これが川ネズミか!」と思い当たった。初めて見た。
 
posted by 飄逸沢遊会 at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | '06年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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