2006年06月05日

6月4日 大峰 蟻之腰谷遡行 参加者 佐々木尚・鎌田・梶谷(レポ)

 前夜、鎌ちゃんからいただきました奄美大島産黒糖焼酎が効いて、ワテ、二日酔いで〜す。テントから這い出して、沢支度をしようと車のドアを開けよ〜とすると、変死体がころがっちょる・・・「ギョ!」。
 佐々木さん、ワテの車の中で寝たつもりが野宿をしちょりました。佐々木さん、タヌキやキツネに食べられんで、よかった、よかったで〜す。その後、現地人が日曜清掃にやって来ましたで〜。あと少し発見が遅れていたら、そうじ部隊に、十津川警察署へ運び込まれ、あわや三面記事になるとこでしたな。紙一重でした。
 絶不調のまま蟻之腰谷に入渓で〜す。佐々木さんも酩酊しちょります。
 いきなりゴルジュに突入でおま。
 ワテ、最初の5b滝のへつりで「ビビりばびでぃぶ〜!」でしたがな。鎌ちゃんのアドバイスで乗り切ったもの、先行き不安。
 次の5b滝は、難所。佐々木尚さん、一度は釜にダイブするものの、手を焼きながらも、何とか5b滝を登りきりました。最後はワテの番。岩場はツルツル。よ〜こんなトコ登られましたな。ワテ、ハーケンを抜いた際と、核心部への立ちこみの際、二度ドボンしましたがな。
 その後は、適当に滝をこなして行くと10b直曝滝。ここは、左岸のルンゼからバンドをつたって、鎌ちゃんと交互にリードをしもって3ピッチで登りました。佐々木さん、長い間、お待たせいたしました。
 そして、沢中に戻って昼飯を食べてから、トユ状12b滝へ。ここは、ワテがリードで登りました。鎌ちゃんがハーケンを打ってランニグ・ビレイをとってくれとるおかげで、最初のいやらしい、へつりを無難に、こなす。ここで、ハーケンを打ち込むも、池ポチャ。気を取り直しハーケンを打ち直し、直登。水の流れの中を登る前に、二発目のハーケンを打ち込むも、またも池ポチャ。ワテ、かなり緊張しとります。水の流れの中、一歩目の足場は確保したものの、立ちこんだ際、次の足場が見つからない。それに、ホールドも今ひとつ頼りない・・・ここは、滝の流れの右側の岩場を登り、小テラスへ。ここで、三発目のハーケンを打ち込むもリス奥まで入らずタイ・オフ。
そして、最後の登り。岩がぬめっとって緊張しましたが、ワテ、何とか登りきりました。ハーケンを二つも落とすなんて、反省、反省せにゃあかん登攀でした。
 そして、3b滝を右側から、へつってから水の流れを渡り1b半すべり下りるのに緊張。そして、15b滝の登ります。佐々木さんは、見切りをつけて滝上へ。鎌ちゃんがリードで登るも岩がぬめっとるは、ツルツルに近いもんがあって苦労しちょリます。ハーケン3本とカムで滝の左側から登り、岩が立ちこんだバンドをへつります。そして、バンド上のリスの2本ハーケンを打ち込みシュリンゲを通し立ちこんだトコで、佐々木さんのお助けロープを借りました。ワテも登りましたが、これだけヌルヌルしとって水の流れの中を登るのはピンを打ち込まんと、厳しいと感じましたで〜。
 最後にワテがハーケンやカムを回収しながら登りましたが、テンションをかけてくれと指示したものの、ハーケンが抜けた際、テンションが甘く、3b滑落し、そのまま振られて岩場に膝を強打。歩くのには支障がなくてよかったんやけど、ザイル・ワークはしっかりしてもらわにゃあきまへん!つまらん事故がおきんで幸いでした。
 最後は、佐々木尚さんのお助けヒモを借りて、15b滝の登攀は終わりました。
 その後は、平凡。途中で遡行を打ち切って下山しました。
 下山途中、カモシカが罠にかかっとって死んでいました。何とも言えず、痛ましかったです。
 途中、湯泉地温泉に立ち寄り、山行の汗を流して帰阪しました。鎌ちゃん!車の運転、ありがとうね〜。感謝、感謝です。
 最後に、今回の山行報告に写真はアップできましぇんでした。そりは、ハーケンだけでなくカメラも池ポチャしたからで〜す。
 かなりの経費がかかってしまった沢登りでした。「トホホ・・・」


○コース・タイム 蟻之腰谷橋9:15・・・遡行終了15:35〜16:00・・・駐車地16:38

○地図 2万5千分の1 「十津川温泉」 「風屋」
posted by 飄逸沢遊会 at 17:01| Comment(6) | TrackBack(0) | '06年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
カメラは痛いですね。俺やったら生命の危険にさらされるとこでした。気を落とさずにまた遊んでね。
Posted by tkd氏 at 2006年06月05日 19:12
膝 強打 大変でしたね。すんまへん。
「テンションをかけてくれ」の指示は全く聞こえてませんでした。あそこでの あの体勢でのセカンドビレイは かなり無理がありました。梶谷さんが体重をかけたとたん、セカンドビレイの支点が木の幹を中心にグルリと回り、30cm下方へ移動しました。ワテと同じく梶谷さんにもフィックスでプルージックか何かで登ってもらえば良かったっす。もしくは、ワテのほうでラープ・ハーケン回収して降りて、尚さんルートで巻いてあがったほうが良かったかな…と。いっぱいいっぱいで考慮が不足してましたわ。
Posted by 鎌 at 2006年06月10日 09:43
あん時の状況は、あんまし見てなかったんですが、ビレイの基本は、しっかりテンションをかける事です。ハーケン回収をするので、当然、テンションかけまくりになるのは、わかっておられたと察しとります。
問題は、ビレイのとり方ですね。ワテも、状況に応じて、二種類のビレイ方法を使い分けてます。
 あの時のビレイ方法としては、ビレイの支点をとった木にランニング・ビレイをとり、確保者は、その上の木の幹にシュリンゲで支点をとり確保器をセットして、ワテを引き上げてもよかったんでは?と、ワテは、考えちょります。
Posted by 梶谷 at 2006年06月10日 17:37
「ハーケン回収をするのでテンションかけまくり…察して…」というのは「テンションをかける指示」というのが聞こえようが聞こえなかろうが、「テンションかけとけやっ、おるるぁぁっ」ってことですね。経験不足で申し訳ございましぇーん。
え〜っと、セカンドビレイするにあたって、もちろんセルフビレイはセットしてますし、セカンドビレイの支点も、セルフビレイより上になるように設置していました。にもかかわらず、複数の要因により「しっかりテンションをかけられない」状態だった とゆうことなんす。で、支点の話ですが、字づらだけでは説明できませんので、また お会いした時にでも ご説明いたします。一度、お落ちになった後は おっしゃってる通り、支点を前回より上にセットし、挽回?!をはかりましたが、やはり、ビレイするには適切な状態は取れませんでした。梶谷さんの言葉で言うと「しっかりテンション」をかけられない状態に変わりはなかったとゆうことです。
フィックスをセットしてもろとった木ぃ自体が、果たして二人分の体重を支えることができるのか?!微妙やなと これはあくまでもワテの判断であり、梶谷さんが どう お考えになったかは分かりませんが、このことも「しっかりテンション」をとりやすい姿勢を取ることを妨げた要因の一つです。
そうゆうわけで、フィックスで登る。もしくは、フィックスでハーケン回収し、巻く。が より適切であったと考えちょります。
あとは、40mロープのほうで支点をとりなおして登ってもらう手もあったかなと考えちょります。っちゅうよか、そもそも、最初から巻いちゃっても良かったかも。
いじょーっす。お邪魔しました。失礼いたします。すんまへ〜んっ。
Posted by 鎌 at 2006年06月12日 00:52
あの時点、最後のハーケンを回収した時点で、体が振られるのがわかっています。ちゅうコトは、ワテがハーケン回収時に体を左に振る態勢に入っておく配慮が必要やったし、鎌ちゃんには、最後のハーケンを支点としたシュリンゲにランニング・ビレイセットしとく配慮が必要やったと思います。実際、ワテが振られたのは、シュリンゲを掴んだ瞬間、下部のハーケンが抜けたからなんで・・・。今回は、ほんまに、状況判断が難しい事例やと思います。
Posted by 梶谷 at 2006年06月12日 15:00
最後のハーケンって どれのことなんか分からないんですけど
もしラープを縦に並べて2枚 打ち込んでた分のことを指してるのであれば、その2枚で流動分散にしてランニングとっとった、と記憶してます。あのラープ以降はハーケンも何も使ってないし。
振られる距離は高さ15mで2m弱やから大したことないだろうと考えとったんですが、あの"振られ"を回避するとなると やっぱワテが自分で回収してから登るか降りるかしたほうが良かったですね。
Posted by 鎌 at 2006年06月13日 12:41
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