2006年06月22日

6/21 京都北山 虫谷林道から(4)田中

 演習林上谷〜左岸支谷クツベ谷〜県境尾根(倒木のコル)〜クツベ谷左岸尾根〜上谷


 木曜日から雨が続くというなので火水と連続になるが山毛欅を探してさまよう旅にまた出かける事にした。演習林の上谷に入る支谷を順番に調べる事にしている。目標はクツベ谷と岩谷のどちらか片方。場合によっては両方になるかもしれない。
 例によって亀岡から名田庄に出て虫谷林道に入る。バイクのタイヤを替えたので林道を前よりも上まで上がってみようと思っていた。500m地点までは前回の通りでそれほどしんどいことはない。それからが思っていたよりもしんどかった。バイクの技術がそれほどでもないので神経が疲れる。結局570m程の所の右折のヘアピンカーブで打ち切ってしまった。歩いて10分か15分ぐらいの事でこれだけしんどかったら割に合わないと思った。初めの予定ではもう一つ上の右折のヘアピンの所まで行くはずだった。前回と同じ500mの所の広場にしようと思った。
 11時に歩きはじめて15分でスベノ木谷のコルにつく。ここからは県境尾根を300mほど東にたどって次のコルから林道に降りた。コルから林道が見えているので判りやすい。降りるのに5分もかからないブナの林である。ここで昼食にする。とにかく暑いので休憩が多くなる。休むとすぐに汗が引く。
 * このコルには「櫃倉谷源頭部(左股)」という古いプレートが付けられている。でも地図で見る限り、「左股」というのはもう一つ上流側の谷だろうと思う。

 12時10分に出発する。林道の谷側の木の枝にピンクや黄色のテープがたくさん付けられている。鹿の摂食行動の調査のためであるという説明のプレートも付けられていた。谷側には出来るだけ立ち入らないで欲しいという文章もあった。でもよく見たら調査研究期間は2005年3月までということになっている。テープを散々付けまくって調査が終わった後はほったらかしなのかとちょっとうんざりした気持ちになった。林道の杉尾峠入り口には立派な案内板がある。何故こんなに立派なのか不思議に思ったが美山町のバスが停まるからではないかと考えて納得がいった。須後から内杉谷の林道を通って長治谷で降ろし、杉尾峠下で乗せて帰るという横着なツアーがあるようだ。乗客は上谷だけを歩いて抜けることになる。前回も客待ちのバスが杉尾峠下に停まっていた。
 15年ほど前に地蔵峠から上谷を通って杉尾峠まで来たことがある。その時と印象がまるで違う。こんなに大きな木が延々と続く開けた谷という印象はなかった。谷中には栃が多く、斜面には山毛欅が多い。15年で木が育って雰囲気が変わったのか、こちらの見る目が変わったのか。前の方がもっと水が多かったし、谷も狭い感じがした。地面が乾いているのは人が多いせいかもしれない。笹が枯れたので谷が広く見えるのかもしれない。あちこち薮をかき分けて大きな木を探していたのがアホらしく思えてくるような場所である。簡単に大きな木が広い範囲で見ることが出来る。
 上谷の支谷はどの谷も人の入らない静かな谷で斜面は山毛欅である。こういう谷のどれかに入って静かな時間を過ごすのがこれからの楽しみになるような気がする。
 杉尾峠から上谷を下ってくると右側に大きな谷がある。モンドリ谷である。その後左側に出てくる大きな谷がクツベ谷で県境尾根に抜けている。入り口は広いが入ってみると狭い。左にいくつか枝谷を分けるが本流はまっすぐ北上する。水量は少ない方である。大きな栃の木の側で休憩したが斜面の山毛欅が見事だった。今までの谷には必ずと言っていいほど滝があったが今回は?と思いながら歩いていたが稜線手前で滝が出てきた。本流が行き止まりのような感じになってきたのでおかしいなと思っていたら壁の中央部が黒くぬれて見える。滝だった。左の斜面のブナ林に入っていくと巻いたという意識なしにコルに出ることが出来る。ここは福井県側まで広い範囲で山毛欅が広がっている。山毛欅の大木が何本も倒れている。プレートがあり、「倒木のコル」とあった。このプレートはかなり古いようだがその当時から倒木が続いているのだろうか。ここは虫谷を詰めて上がってくることが出来るところなので一度やってみようと思う。下りは杉尾坂がよいだろう。
 倒木のコルの一つ東のコルから下ると岩谷に入ることが出来る。それも考えたが間の尾根がキレイだったし、踏み跡もあったのでたどってみることにした。しばらくは山毛欅と杉の判りやすい尾根だったが下の方で薮になった。
 上谷を時間を見ながらうろうろ歩いた後16時に引き返す。杉尾峠まで40分、 
 スベノ木谷のコル17時30分、バイク駐車地17時45分着。
 名田庄を走っている途中で雨になり、「また今回も!」と思ったが美山町では降っていなかった。
 
posted by 飄逸沢遊会 at 07:15| Comment(0) | TrackBack(0) | '06年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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