2006年06月26日

6/25 京都北山 京大演習林 田中、他1

 雨の予報で行き先に迷ったが演習林の上谷なら雨でも歩くことが出来るだろうと生杉からの一般ルートから入山することにした。

 ゲート〜三国峠〜枕谷〜上谷〜野田畑谷〜シンコボ(永谷山)〜県境尾根〜クツベ谷〜上谷〜地蔵峠〜ゲート

 最近ずっと演習林に通っている。以前に来た時の印象と全く違うので改めて歩き直してみようと思ってのことである。山が変わったというよりはこちらの感じ方が変わったということかもしれない。とにかく山毛欅や栃の大木をこれだけ見ることの出来るところは他にはないだろうと思う。演習林の中の由良川の流域でも見ることが出来るが広がりはこちらの方が勝っている。
 雨にもかかわらず車が10台ほど駐車している。歩き始めが10時半とかなり遅い。すぐ横のブナの斜面から三国峠を目指す。この道は2回目である。頂上から枕谷の右股に降りる一般ルートを取らずに県境尾根を少したどって左股に降りた。枕谷の山毛欅も見事である。地蔵峠道出合付近から植林が増える。研究調査用の囲いがあちこちに見られる。囲いが壊れているものが多いが研究が継続されているのか、それとも放棄されているのか、どちらであろう?中山で上谷に入る。ロープの張ってある柵や、木道は以前はなかったものである。野田畑谷への分岐は湿原の奥から山裾を回り込むように付けられている。上谷の道が大通りであるのに比べたら踏み跡は薄い。ここも2回目であるが印象が違う。こんなに立派だったという印象はない。県境の永谷道への峠は不思議な地形である。谷と峠との高度差がほとんど無いのである。ここからずっと谷は県境尾根に平行して西に延びる。シンコボ分岐の三叉路のピークで高度差が50m程である。
 ここからの県境尾根は南に向いている。しかし南向きという意識だけで歩いていると踏み間違う。県境尾根は基本的には西に向いているはずだという意識を持たないと南向きの枝尾根に踏み込んだ時に修復が出来なくなる。
 南に延びる大きな山毛欅の尾根から西に向かってコルに下るとクツベ谷源頭部である。立木に古いプレートが付けてあり、倒木のコルと命名されている。山毛欅の大木の倒木が横たわっているが以前から倒木が目立つのであろうか。
 ここから谷を下ることにする。右岸の山毛欅の斜面をトラバース気味に下っていくと傾斜が緩くなったところで谷底の流れが見えるところがある。大きな栃の木のすぐ下手である。滝はこのすぐ上流なので栃の木が目印になる。後は流れに沿って下っていくと上谷沿いのよく踏まれた道に出る。
 野田畑谷に入ってから後ずっと誰にも会わなかった。車に戻った時は他の車は一台も残っていなかった。天気がよくないと言うことで皆早い目に切り上げて帰ってしまったのだと思う。
 地蔵峠のゲートには「入林禁止」という張り紙が掲示されていた。オーバーユースで荒れてきているということである。以前は地蔵峠のゲートの前が車でいっぱいになっていた。アプローチを不便にすると入林者が少し少なくなるということでの措置であるだろう。でも生杉からの入山者を減らしても須後から長治谷にバスを入れて団体を運んでいたのでは意味がないのではと疑問に思う。
posted by 飄逸沢遊会 at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | '06年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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