上田健、野村眞(レポ)
沢登りの楽しみというと、これまで滝を直登していくことでしたが、
今回の山行で遡行すること自体の面白さを知りました。 水はきれいだったし。
ゴルジュは楽し。 でも林道は辛し。 疲れた〜!
[天気]
晴れ、初日は夕立あり
[地形図]
「釈迦ヶ岳」「弥山」
[コースタイム]
8/12夜発 小谷川林道ゲート手前に駐車 幕営
8/13 7:15 →(大栂山越え)→ 11:30 入渓 → 14:55 火吹谷出合 → 16:30 H8L15滝 幕営
8/14 7:45 → 8:50 水晶谷出合 → 10:50 奥剣又谷出合 → 13:25 1300m二股 → 17:15 主稜線 → 19:10 弥山小屋 幕営
8/15 6:40 → 10:20 小谷川林道 → 12:10 駐車場
入渓地点
大きな尾根を越えてようやくたどり着いた谷
今日はこれで終わりにしたい気分
しばらくゴーロが続く
ゴルジュが始まり、早速、泳ぐことに 中ノ又谷との出合
流れに押されて戻ってくる上田氏 とにかく、水がきれい
水はきれいだが、メチャ冷たい
連続するゴルジュや滝、水の色、冷たさなど驚くことの多かった遡行だが、
一番たくさん驚かされたのがコイツ
どこまでも続くゴルジュ 斜7×12m滝 本日の遡行を終了 16:30
左岸を上がると建物跡の平地があり 男ふたりの侘しい闇夜に灯る
恰好の幕営地 線香花火
近くの岩からは地下水が吹き出している
2日目のスタート
右岸、左岸から吹き出る地下水が滝をなして続く(奇勝、必見)
あちこちからの湧出量を合わせると相当な水量となろう
地下水なので水は冷たく、本流の水が冷たいのもそのせいだ。
水晶谷出合直後の20m大滝
左岸を巻くがかなり上へと追いやられ、最後は懸垂で沢に戻る
ゴーロに埋まったゴルジュ 奥剣又谷との出合
途切れながらもゴルジュは続く
水量は減り、水温も高くなり、長〜い泳ぎも心地よい
どんどん水量が減る ほとんど水が枯れた滝を快適に登る
途中から早めに小尾根に取り付いて主稜線に出る
小尾根で予想以上に時間と体力を消耗、弥山小屋のテン場で二泊目
翌日、弥山より尾根道と林道を辿って駐車場へ