2006年09月07日

植林は、いつの頃から始まったのだろう?  (レポ)梶谷

 植林とは、苗木を植えて山林を造る事と書いてあります。
 それでは、どんな木を植えてたか?と言うと、それは、「檜」であり、現在も広く建築資材として使われてます。
 杣道って、聞いた事あります?「杣」って、木があるのは山である日本固有の漢字で植林された山の事を言うそうです。と言う事は、「杣道」とは、植林を目的に造られた道となります。

 なぜ、植林をする必要があったのか?
 それは、必要な時に必要の量の木材を、調達しなければならない事情があったからでしょう。また、コスト・パフォーマンスの面から考えると、大規模な植林帯からの集積が必要だった事でしょう。
 一時期に大量の木材が必要だったと言う事は、大規模な建築物を建てるのは勿論ですが、マクロ上の視点から見たら大規模な都市計画の存在が浮かび上がってくるんではないでしょうか。
 大規模な建築物とは、豪族の豪邸や大和朝廷の宮殿や寺院のことでしょう。
 
 歴史上、奈良時代、743年の東大寺の創建が一番古い資料となります。

 ここで、当時の時代背景について考えてみましょう。
 時は天平時代。かの有名な聖武天皇の頃です。この人、天皇に即位するまでに藤原4兄弟に苦しめられ、天然痘が流行して4兄弟が亡くなってくれたおかげで天皇になれた経歴の持ち主。
 聖武天皇、即位後も飢饉や疫病が続き、挙句の果てに、九州で藤原一門の藤原広嗣の乱が起きてしまいます。
 動揺した朝廷が行ったのが都をほかの場所に移す遷都でした。聖武天皇は、恭仁(くに)京[京都府山城郡加茂町]・難波京[大阪市]・紫香楽宮[滋賀県信楽町]・平城京と4度遷都を行ってます。
posted by 飄逸沢遊会 at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 地誌・経済史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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