クマに鹿とブナ林!自然豊かな庄部谷山。エカッたよ〜
耳川沿いの道を走り新庄の集落に来て、橋を渡って一つ目の角を左折、横谷川沿いの林道に入る。
林道分岐地点が庄部谷。地形図をかたわらに置いて、出合を探しながら車で奥に入るも林道終点。「あれ?」と思いながら引き返すと、何とワテが水路と思い込んでた1m幅の道が林道として地形図に記載されちょるではないかい!こりでは、わかりまへ〜ん。
関西電力の水力発電所の横に車を停めて、
ワテの1ヵ月ぶりの沢登りが始まりました。
立派な橋げたが架かちょるトコが庄部谷の出合。
金をかけとるわりに、今では道が土砂で埋まっちょって税金の無駄遣いが否めまへんが・・・
3b・二条二段8bを登って行くと堰堤。ここは左岸から巻く。トラ・ロープがあり、地元民も利用している杣道がありそう。
堰堤を越え、二条3b・2b・1b滝をこなすと、
すぐに二段5b・斜3bと滝の連段が続く。
しばらくは小滝ばかりで落ち着いたと思いきや倒木が出てきて「ゲ〜!」
倒木帯を越えて左岸から枝谷が入る。
すぐ目の前には送電線が見え現在地を確認する。
ふたたび、沢は穏やかになりました。しばらく行くと両岸に階段が設置されとります。
やっぱり地元民は、庄部谷を頻繁に利用しちょりますな。
4b滝や、
岩間から水の流れる小滝は出てくるも、相も変わらず凡流で〜す。
ちと飽きかけてきた時に、ようやく滝の連段が出てきましたで〜。
二条2b滝に小滝を挟んで1b滝・3b滝と続き、左岸から枝谷が入って、すぐに二条8b滝が姿をあらわしました。
この滝が「庄部滝」滝の右側のクラックから登れそうですが、ワテ、気持ちがヘタレになっちょったんで左岸から巻いてしまいました。
しばし平穏でしたが、すぐに滝の連段が出てきてワテ盛り上がってきましたで〜。二段3b滝のダブルから小滝も二つ続いて、一つ目の連段滝が終わったと思いきや、すぐに二つ目の滝の連段が始まります。
1b・1b・3b・1b・1b・1b・1bと斜滝が続き、
最後に8b斜滝を登って
滝の連段が終わりました。
その後も小滝の連段があって、
倒木を挟んでから
5b滝を登り、またまた小滝の連段が出てきます。小滝7段トイ状8b斜滝に
二条3b滝に小滝が続いて、気分は最高で〜す。右岸にはトラ・ロープが張ってありますな。
しばらく行くと、右岸が、がけ崩れを起こし倒木や土砂で埋まっとるトコがありました。ここにもトラ・ロープがある・・・
これは、先月の台風の傷跡なのでしょうか?
左岸から枝谷が入ります。枝谷にはCS滝が見えました。
2b滝を越えると
ロープで固定された導水管がありました。
導水管をたどって行くと地元民が飲用してる取水口がありました。
近くには、きれいな花が咲いちょりました。
取水口を過ぎると沢の水は途絶えガレ場歩きとなる。それも、ほんの5分間。すぐに水が流れだすが、
3b滝を登ると
ふたたび沢の水は消えてしまう。
右岸から枝谷が入ってから、すぐに水が流れ出し
二段4b・二条3b・二段4b滝が出てきて、その後も無数の小滝の連段が続く。
そして、二段4b滝を登りゴルジュを抜け、
次の4b滝を登ると、
またまた倒木がありますがな。
沢中の倒木を右側から抜けると、子滝が出てきて、すぐに4b滝。
その後も小滝の連段が続く。
見上げると、山の斜面にブナや栃の木が・・・今日は、素敵な山に訪れたようだ。
近くで鹿の鳴き声が聞こえる。彼らにとって神聖な領域に足を踏み入れた人間への警告なのでしょうか?
あたりには消毒臭のような鹿独特の匂いが、たち込めている・・・
ふたたびガレ場になって沢の水は消えてしまうが、
子滝が出てくるとすぐに水の流れる音が聞こえてくる。
沢と周囲の自然林が溶け合った雰囲気の中、
小滝の連段から
1b・1b・二条3b
三段3b滝と、
これでもかと言うほど小滝の対応に追われてしまう。
そして二俣。ここは、右俣をとる。
沢の方向は、東から南へと振る。
3b滝を登ると
ここで分岐。ここは、地形図をみて右俣へ。3b・二段3b滝が出てくると沢はルンゼになって稜線も近いと感じた。
雰囲気は最高でんな。
きれいな花が咲いている。もしかして、トリカブト?
水も切れ、沢も消え、最後は山の斜面の登りにかかる。ヤブ漕ぎなし
稜線に出て、
東にルートをとり、ひと登りで庄部谷山のピークでした。
3等三角点(点名:庄部谷)を確認。頂上からは、東に野坂岳から三国・赤坂山に続く稜線が見える。湿った空気が南から北上中なので視界が今ひとつなのが残念。
庄部谷山はブナ林でおおわれ、何よりも嬉しかったのは、赤布や標識といった人が手を加えたモノがなかった事。当会の田中さん好みの山ではないだろうか。
稜線は風が強く、しかも、頂上手前からポツポツと降り出した雨がやみそうにないので合羽を着込む。天気予報では、夕方から天気が崩れると聞いていたが・・・
簡単に食事を済ませ下山にかかる。進路を北にとりP.772から尾根通しで下る。
北尾根はなだらか。ブナ林も残されていて気持ちよく歩けるのだが、
地形がなだらか過ぎて地形図から目が離せない。P.772の手前の分岐やコンタ750mや730mの分岐は気が抜けなかった。
それにもまして、P.772からの下りで熊二頭に遭遇。
風が谷から山に吹き上げている状況下、下山中のワテに熊は気づいてなかったようだった。
ワテから20m先のブナの木から熊がおりて来る。喉下が白くなっていたのでツキノワグマだろう。ワテ、一瞬にして背筋が凍る。そうもしないうちに、もう一頭、木からおりて来る・・・「ハンマーはザックの中や!もう間に合わんな。逃げ切ったとしても、ただではすまんな。」と思っていると熊の方から姿を消してくれた。
しかし、熊の消えた方向が悪い・・・ワテが下る方向だから。ここからは、読図と熊、双方に気を配らにゃいけないので、かなり緊張した下山となる。
「ウリャ〜!」と雄たけびをあげながら、オッサンが地図とコンパスを見ながら歩いてるので、鹿も驚いて「ピー!」と鳴きながら逃げていってしまう。今、歩いてるブナ林を心の底から味わいたっかたのに・・・
その後は、熊と遭うこともなく送電線に到達。鉄塔が建っていたので現在位置を確認する。
送電線手前で、雨はジャージャー降り。あたりも、薄暗くなってきた。巡視路を下りればよかったけれど、そのまま尾根を下る。
傾斜はきつくなり、そこにクラの木のヤブコギで、ちと、きびしい下りとなりました。
ようやく横谷川に下り立つと、
地形図に記載されている破線路があり、後は迷うこと無し。杣道を歩いてると立派な吊橋がありました。
堰堤が見えてくると、
林道終点。
雨は降りましたが、満足のいく山行が出来た一日でした。
○コース・タイム 水力発電所7:50・・・庄部谷出合7:52・・・庄部滝8:35・・・取水口9:28・・・稜線11:25・・・庄部谷山11:29〜11:51・・・熊と遭遇12:20・・・送電線12:59・・・横谷川13:50・・・林道終点14:05・・・水力発電所14:21
○地図 2万5千分の1 「駄口」「三方」


タローとハナコのカップルがぁ♪
男前はん見て、逃げた♯♭
よかったやん、かぶられんで!
熊に会ったというのは運がよかったですね。めったに経験できることではありません。里近くで会うのと違って熊の方も余裕があるようです。こんにちは、さようならですむようです。私は由良川の岩谷で会いました。その熊はコチラをまったく意識していない様子でした。私もじっと座って熊の方を見ていました。近くに鹿も出てきました。