2006年10月29日

奥美濃 蕎麦粒山1296.7m 「みやま谷遡行」 参加者、ダンディー川添、大坪、梶谷(レポ)

 
秋の優雅な「みやま谷」逍遥
 けんど、胸まで水につかってしもうたやないけ!

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 前夜、道の駅、「坂内」で一夜を明かした後、
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早朝、大谷林道終点に入る。
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 10月末にもなると、あのうっとおしいブンブン丸(アブ)がおらんで気分爽快だ。
 林道終点といってもがけ崩れで車がここまでしか入らんので、ここから、みやま谷出合までは林道歩きとなる。雨も降らんでヒルがおらん!ワテのハートは気分爽快だぜぃ!
 草茂る林道が北に方向を変え、すぐに西にふったトコがみやま谷出合。
出合は、小さなナメ滝と自然林。なかなかいい〜感じでんな。
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すぐに三段3b滝。
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 ここは、左岸からの巻きましたが、微妙なバランスのいるしぶい!巻きでした。
 二条3b滝を滝の左から登り
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 すぐに釜を持つ1b滝。
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ここは、滝の左にある大岩と岩壁の間のフレアーしたチムニーを登るのですが、これが難しい。ここで、大坪さんがドボン!二人は川添さんに引っ張りあげられたのでした。
 1.5b滝を越え、
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 3b滝を滝の左からしぶく登り、
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小滝をこなして行くと
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またまた3b滝。
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 ここは、三人とも釜に入水。胸まで水につかって滝に取り付き登りましたで〜。今日は暖かく、寒さは感じられず水につかるのも気持ちよかったで〜す。滝の落ち口で三人は、「雨も滴るいい男と女」になっちょりました。
 しばらく行くと、釜をもつ「九の字」形の3b滝。
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 ここは、釜も左からへつり、そのまま滝を越えると右岸から枝谷が入り3b滝。ここを登ると、今度は左岸から枝谷が1本入る。
 このあたりから沢は巨石もあるゴーロ帯の様相・・・
 しばらく行くと右岸から枝谷が入って5b滝が出てくる。
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 滝の右側からアタックするも滝の落ち口手前で壁が立ち撤退。ここは、右岸から巻いた。
 
 滝を巻き終えたトコで出合。左俣は大きな窟が見えて目を引きました。
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 ここは、右俣に入ろうとするも、いきなり釜をもつトイ状5b滝。
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 直登は不可能。ここは、右岸からの高巻きになった。山の斜面を横に伸びている枝木をまたいだり、くぐったり。
 トイ状5b滝の上にも5b・3b滝がありました。しめて三段15b滝の高巻きとなりました。
 1b滝を登ると左岸から枝谷が入る。
 そして3b・3b・1b滝と
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小滝ふたつ、
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こなすと
12b滝。
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 ここは、滝の左から登りました。
 左岸にルンゼをはさんで、三段10b滝です。
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 ここも、滝の左から登りましたが上に行くほど壁が立ち最後の一段は左岸にルンゼがあり、ここから巻きにかかりましたが、最後に草付の斜面をトラバースして滝の落ち口に出るトコがいやらしかったで〜す。
 右岸から枝谷が入り4b滝を登ると息つく暇もなく三段12b滝が姿をあらわします。
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 ここは滝の左から登る。高度感はあるが足場とホールドはしっかりしている。慎重にひとつひとつこなして登りきる。
 すぐに五段20メートル滝。
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 これでもかというほど大滝が出てきまんな。足場がツルツルしてる分、いやらしいですが、途中まで倒木を使い、ここも滝の左側から登りましたで〜。
 ようやく沢は落ち着いた雰囲気なります。
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左岸からの枝谷を確認して行くと倒木のかかる4b滝から
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苔むした大岩をはさんだ二条3b滝の連段滝が出てきます。川添さんがおいしそうなキノコを発見するも食用になるかわからんのでほっておくことに・・・残念!
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 その後も子滝が出てきて、ふたたび右岸から枝谷が入る。
 
 あたりはブナやホウの木、ミズナラなどの自然林。
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 紅葉も始まっており雰囲気はグッド!

 しばらくすると6b滝が出てきて、ここは、左岸から巻く。
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 しばし平穏だったが、今度は釜をもった2b滝が出てきよった!
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 この滝も釜に胸まで入水して滝を登りましたで〜。
 滝の落ち口で、川添さんが浮石を踏んでコケタ・・・
 いつものダンディーな雰囲気とは似て似つかぬコケよ〜だったんで大坪さんが大笑い。ワテ、その時は入水中だったんで見れましぇんでした・・・残念で〜す。
 その上には、「くの字」三段6b滝が出てきました。
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きれいな滝でした。
 小滝をこなして行くと、みやま谷で最大の滝、六段40m滝が姿をあらわしました。
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この滝、市販されとる本には、二段50mで紹介されてますが、どう見ても六段滝で高さもせいぜい40mでしょう。

ここは一段目を滝の左から登り、ここからトラバースして滝の右端から登りました。ワテ、途中で登るルートのレイアウトを誤り「セミ」になりましたが川添さんのお助けヒモに助けられ無事、五段目まで登りました。
 六段目は壁が立っていたので、
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滝の右側にあるバンドをへつって滝の落ち口に出ることが出来ました。

大滝を抜けると沢は源流に入っていきます。

1b滝をふたつ登ると、
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 釜をもった3b滝。
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この滝も滝の右側から越える。
 あたりは素晴しい自然林。落ち着いた雰囲気です。
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 右岸からルンゼ1本が入り、左岸から2本ルンゼが入ると出合。けれども右俣は水の流れてない涸沢。しかも草が茂っていてコンパスを見てないと出合を見逃してしまうだろう。
 沢は西に方向を変え一路、蕎麦粒山へ。
 
 沢も狭まってきて、いつしかルンゼになる。
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 やがて、目の前が明るくなってきて稜線に近づいていると実感する。
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周囲はブナやミズナラの自然林。ワテら三人、なんて贅沢な時の流れを共有しているのだろうか。
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 蕎麦粒山山頂直下は切り立った窟になっている・・・
 大昔は、あまりにも険しいため、人を寄せ付けない山だったんだろう。
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 振り返れば、小蕎麦粒が見えた。
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 稜線は近い。
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 おおっと!洞窟じゃないけ。
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 これは、沢が西に方向を変えてから、ふたつ目のCS滝下。岩屋になってました。ここは、滝の左側から越えたが、足場の位置が悪く想定外の厳しい登りでしたで〜。

 沢が方向を西にふってから、右岸に1本ルンゼが入り、次に2本左岸にルンゼが入る。
 その後、右岸に3本ルンゼが入り、ひとつ目のCS滝が出てくる。
 CS滝を越え左岸に1本、右岸に1本ルンゼが入り、ふたつ目のCS滝。
そして右岸にルンゼが入り、ここで左俣に入ろうという意見もあったが、このまま先に進み、次の右岸から入り込むルンゼから蕎麦粒山山頂をめざす。
 ところめが、すぐにルンゼは消えてしまい、後はシャクナゲの木の枝をまたぐヤブ漕ぎになってしまいましたがな。「ひえ〜!」
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 ヤブに手を焼きながらも登山道に出て蕎麦粒山山頂に到着。
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 頂上では、川添シェフお手製のKANNSAI風チキンラーメンをいただきました。おいしかったで〜す。
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 今日はお天気も良く、小蕎麦粒や五蛇池山は勿論のこと、小津三山・冠山・若丸山・金草岳・三周ヶ岳・金糞岳・貝月山がきれいな見えました。遠くには加賀白山も見える展望でした。

 さあ、恐怖の下山が始まりました。ワテ、不覚にも、いきなりコケて大坪さん、大喜び!(写真カット)
 登山道周辺の雑草やネマガリダケが伸び放題!ヤブっぽい道でんがな。
 蕎麦粒山をいったん下って、P.1180まで登り返す。ここは、ちと、えらかった。
 
 P.1180から南にちょっとだけ下りたトコが、小蕎麦粒と蕎麦粒山の絶景ポイント。
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P.1180からの下りはきつかった〜!

 ようやく大谷川源流に下り立つと、ここにも、素晴しい自然林がワテらを待っててくれた。
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 沢のほとりで、しばしの間、大自然がかもし出す至極の時を楽しむ。
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 元来た大谷林道を下り、秋の優雅な「みやま谷逍遥」は幕を閉じたのでありました。


○コース・タイム 大谷林道終点7:20・・・みやま谷出合8:20〜8:25・・・六段40m滝10:46・・・蕎麦粒山登山道12:29・・・蕎麦粒山12:33〜13:15・・・P.1180m13:52・・・大谷川源流15:00〜15:16・・・大谷林道終点16:20


○地図 2万5千分の1 「美濃広瀬」




 






 
posted by 飄逸沢遊会 at 21:06| Comment(5) | TrackBack(0) | '06年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
キノコ 気になりまんな。ハイリスク、ハイリターン?!
Posted by 鎌 at 2006年11月01日 16:48
金ヶ丸谷、の紅葉は見事でしたよ。見渡す限り、全山紅葉でした。
膝を超えるところにはよう入りませんでした。
Posted by 田中 at 2006年11月01日 23:09
きのこの写真はないのでしょうか。見てみたいです。
Posted by tkd氏 at 2006年11月02日 09:56
キノコは薄黄色にポチポチ模様があって、かわいいキノコ君でした。キレイんで、これはあかんのんちゅう??と・・・。
紅葉は山の中腹くらいがキレイに色づいてました。
見渡す限りの自然林で、大峰や台高と異なる趣があり、とても良かったです。
Posted by tubo at 2006年11月02日 11:58
みやま谷は、本に2級ルートと記載されてますが、3級クラスの難しさがありました。
キノコですか・・・ダンディー川添さんは、食べて頂上まで何もなかったら毒きのこじゃないと申しておられましたな。
実際にダンディーが食べて何もなかったから、あのキノコは食用キノコだったんでしょう。
Posted by うりゃ親父 at 2006年11月02日 22:45
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