2006年11月01日

10/29N〜11/1 奥美濃 金ヶ丸谷 田中

 金ヶ丸谷でテント2泊。周辺うろうろ。
 全山紅葉。三周ヶ岳北尾根の薮は地獄。

 

金ヶ丸谷といっても上の方をちょろっと歩いただけです。紅葉にウットリしてしまい谷から斜面を上がってしまいました。欲を出して三周ヶ岳の北尾根に上がったのですが薮に掴まり一日が潰れてしまいました。

コース

10/29  夜大阪発(19時)→今庄、広野、鈴谷川出合(泊)
10/30  鈴谷川出合7:30→林道→右又→奥の左股
       →県境尾根1075mコル13:40
       →乗り越しの谷→金ヶ丸谷本流
       →出合から100m程上流16:10(泊・・・ベース)
10/31  テン場発7:45→本流下降→高度950m右岸小沢
       →三周ヶ岳北尾根、1030mピーク
       →三周ヶ岳頂上北100mのコルから下降→テン場15:35
11/1   テン場8:00→県境尾根→鈴谷川→駐車地17:00


10/29
 7/26に稜線までは日帰りで往復した。その時は降りてくるのに4時間かかった。稜線から南に乗り越して金ヶ丸谷でテントを張るのだからいけそうに思えた。でも日が短くなっていること、荷物が重いことを考えて前日夜から出かけて広野、鈴谷川出合で泊まることにした。

10/30
 7時半に歩きはじめる。林道の草が伸びている。夏の間にいくらか歩かれていたのか踏まれている草も多い。1時間で二俣につく。ここから水に入るが冷たい。谷中に日が差してこないから寒い。右俣に入って1時間で奥の二俣に着く。高度差で100m程なのでいくらも稼いでいない。ここから県境稜線まで水平距離で1.3km、高度差で500m程である。高度750mにある滝を右岸から高巻く。斜面がきついので結構高く巻く。荷物があるとかなりしんどい。今回はルートを探す必要がないと思っていたのに時間はいっこうに短縮できない。13時、最後の二俣に着く。少し左股の中を歩いてから間の尾根に取り付き稜線までひたすら急斜面を登る。1075mのコルに13時40分着。稜線の手前から笹が出始める。薮こぎという程ではないが結構きつい。少し休んで下り始める。ここから本流まで100mの下りである。1時間もあればいけるだろうと思っていた。50m下って右からの沢に出会うまでは順調だった。周りはどんどん紅葉がキレイになっていく。いい気持ちだった。南向きに降りてきた谷が北東に向きを変えるところから谷幅が狭くなり滝が出始めた。落差は小さいが釜があって滑るとぼちゃんとなるのがイヤだった。とうとうへつるのが難しいのが出てきて右から巻くことにした。ところが降りるところがない。また登り直して探すというのを繰り返した。やっと降りたと思ったらもっと大きい滝の上だった。しばらく休んでからまたまき直しである。もう、沢に戻るのを諦めて本流に直接降りることにした。少しトラバースをするとすぐになだらかな降り口が分かった。16時10分本流着。2時間もかかっていた。そのすぐ上流に台地がありテン場に決めた。高度980m付近である。ブナの倒木を片付けると何とか一人分のスペースが確保できた。たき火の場所も決まって食事の準備に取りかかった。周りは全面がブナの林で紅葉真っ盛りというところだった。ここに連泊をして明日は周辺をうろうろすることに計画を変更する。はじめは大ヤブレ谷を登って美濃俣丸から降りるという計画だった。荷物を担いで不確定な行動はしんどいという気分になってしまった。食料は2泊分持って上がっている。水曜日は予備日で届けていたから変更に何の支障もない。たき火をしてから8時にテントに入って寝てしまった。

10/31
 7時45分出発。本流を下ることにした。しばらく行くと右岸にもっと広いテン場スペースが出てきた。その下で左岸の壁が立ってきて谷が狭くなる。釜の大きい2mほどの滝上で行き詰まる。ぼちゃんとはまるのはイヤだから巻くより仕方がない。県境の1125mピークの南東、高度950mのところである。少し戻ると右岸に沢が入ってきている。三周ヶ岳北尾根、高度1030mの鞍部から降りてきている沢である。少し上がって沢の右岸にでてしまった。太いブナの木が上まで生えている気持ちのいい斜面である。腰を下ろすと正面に本流右岸が見える。日が差し始めて全面が紅葉で輝きだした。もう一度日の差さない谷底に降りる気がしなくなってそのまま登ることにした。三周ヶ岳の北尾根がどの様な状況下も知りたかった。夜叉が池から三周ヶ岳までは行ったことがあるが周囲が薮だったことは記憶にある。でもその先が分からない。薮は頂上の付近だけかもしれないと期待した。左へトラバース気味に登っていたので1030mピークの北の小ピークの上にでた。笹が結構あるが困るというほどではない。ここで30分休憩して10時半に出発する。三周ヶ岳のピークの南にあるコルから本流に降りるつもりだった。距離は1.5kmほどである。でもあまかった。ここから薮がきつくなり歩けなくなった。尾根を外すと薮がマシになるので西側に少し降りて歩く。地図の1130mコンターのところの間隔が少し開いているので期待したがうまく見つけることが出来ない。傾斜がきつくなると上に逃げ、また下ると言うことを繰り返した。現在地が分からなくなるので薮の少ないところに出ると上に上がって様子を見る。まだかな、まだかなと期待しながら上がる。でも上がってみると薮が続いている。1250mを超えてもまだ薮である。13時半になってしまっていた。もう目の前のはずなのに届かない。3時間で1km弱である。諦めて北西に下ることにした。地形図の「周」の字のところから出ている谷に引き込まれないようにと注意しながら右にトラバースで降りていった。何本か沢の源頭部の襞を越えた。もうすぐだと思いながら下っているとまた襞である。どうやって超えようかと思いながら下の方を見ると黄色いテントが見えた。ホッとした。テントに15時35分に着いた。

11/1
 テン場から50m登って尾根を超え沢に降りることにした。8時出発。でも荷物を担いで急斜面を登るのはしんどい。尾根上まで30分かかった。休憩をして1030mの二俣に降り沢を詰めることにした。県境尾根9時半である。思っていたよりも時間がかかった。下降ポイントを示すマークを探すのに緊張した。この後は登ってきたルートを辿るだけなので気は楽である。膝に衝撃が来ないようにゆっくりと降りる。けつまづくと止まらないので慎重に降りる。食事をしたり、山葵を取ったりと休むことが多い。登りで巻いた滝のところはやはりきつい。何とかもう少し楽に通る方法はないものかと考える。16時林道終点、17時自動車着。尾根からの下りで6時間半であった。7月に降りたときは4時間だったから荷物があるとは言え時間がかかりすぎだ。それだけ足が弱っているということだろうか。
 帰りは高速を使わないで敦賀、マキノ、京都、高槻と走って4時間だった。
posted by 飄逸沢遊会 at 23:16| Comment(2) | TrackBack(0) | '06年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
金ヶ丸谷ですか。僕にとっても憧れの沢です。沢から三周ヶ岳には登れませんでしたか?
Posted by 梶谷 at 2006年11月03日 10:06
紅葉、綺麗でしたでしょぉねぇ。
Posted by 鎌 at 2006年11月04日 08:13
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