2006年11月02日

10月29日30日 吉野川本流 黒石沢

参加者 上田健 古庄(記)

黒石沢はスイスイ遡行するも、黒石岳からの下山でタイムオーバーになり、ビバークするの巻。

061102-furu-009滝.JPG【10月28日(土)】

・14:00時橿原神宮前集合

大迫トンネル横で岩トレするが、途中から大粒の雨。

18:00 Oダム駐車場でテント設営 
テントの中では、「降水確率は70%なので、明日の黒石沢は無理だろう。また岩トレするか温泉ツアーにするか、明朝の雨の具合で相談」といいながら21時就寝。

23:00頃 Oダムの警備員に起こされ、移動を求められる。 
23:30 入乃波温泉の前を通り黒石集落へ 
24:00 林道脇に再びテント設営


【10月29日(日)】

8:00 起きてみると意外にも天気は良さそうな雰囲気

061102-furu-001出発前.JPG

8:30 相談の結果、1泊2日コースである黒石沢を1日で遡行するにしては遅い出発時間が気になったが、当初予定の黒石沢に行くことにする。

なお、上田健さんは2週連続の黒石沢。
先週はコース終盤の鬼滝で大巻の結果、沢に戻れずに直接黒石岳に向かうことになったため、どうしても鬼滝を越えたい気持ちが強かったそうだ。

8:40 黒石林道を入渓地まで歩く。
林道からも立派な滝がいくつか望める。
061102-furu-003沢.JPG

9:00 入渓

・石は緑色で、ぬるぬるツルツルよく滑る。
黒石沢というより緑石沢という印象。
061102-furu-002緑色の石、緑色の水.JPG


・へつり
何度も腰から胸までつかったが、けっこう冷たかった。
061102-furu-004へつり.JPG


・あまごの幼魚が群れていた この沢での解禁日は楽しみだろう。 
061102-furu-005あまご.JPG


・長いプールの先に、トユ状4M滝が綺麗だった。
061102-furu-006トユ状4M.JPG


・男女滝2条10M 
・男女滝は巻かずに、中央の岩棚をザイルを出して登る
061102-furu-010男女滝.JPG

・昔、大相撲に男女の川(みなのがわ)という横綱がいたが、この男女滝もミナノタキと読むのだろうか。 
後方右上に見えるのは、豪快な明神滝20M。


・沢を巻くと時々杣道に出るが、木橋が朽ち落ちるなど、やや荒れていた。
061102-furu-011そま道.JPG


・巻きながら見る霞滝 なかなかの迫力
061102-furu-012霞滝.JPG


・霞滝を越えると菅平谷出合。 この近辺が幕営地だが、そのまま進む。


・小滝が続き、庭園のような美しさ
061102-furu-013庭園.JPG


・3条2段9Mの美瀑
061102-furu-0143段3条.JPG


・何度も巻いて沢に懸垂を繰り返す
061102-furu-015沢へ懸垂.JPG


・14:30やっとつきました鬼滝 2段20M
・樋上代表は難しい左滝の左側を攀じられたそうだが、僕らは左岸を巻く。
061102-furu-016メインの鬼滝.JPG


・鬼滝の巻きに1時間近くかかったが、うまく巻いて滝上部に降りた時には、鬼滝クリアが今回のテーマだった上田健さんは嬉しそうだった。
僕も嬉しかった。

・16:00 鬼滝の後、3つ目ほどの滝 斜L6Mを右岸に巻く際に、夕刻が迫ってきたので下山開始。
但し下山といっても、一旦黒石岳に上げた後に尾根づたいに下る下山ルートのため、沢を離れて黒石稜線を目指してひたすら登る。

・17:20 黒石岳山頂 既にあたりは暗くなりはじめる。
061102-furu-017黒石岳.JPG


・携帯は通じないといわれる台高だが、たまたま携帯のアンテナが1本立っていたので、上田健さんが樋上代表に、「現在黒石岳山頂で、これから先に難所はなし。今から尾根を下って登山口に戻る」という内容で電話報告。

・これに対して代表から「暗くなるけど大丈夫か」と問われたので、上田健さんは「先週も通った尾根なので、ヘッドランプがあれば大丈夫」と応える。

・17:25ヘッドライトを点けて黒石岳から北に尾根を下り始める。5分もしないうちに釣瓶落しに暗くなる。

・しばらくは尾根に乗って進むが、真っ暗な笹藪尾根の中、地図とコンパスで方向を計って進んだつもりでも、少しずつ尾根から外れていったようで、随所で崖や岩場にぶつかる。

・崖や岩場に出くわす都度、登り返して進路修正するものの、見えるのはヘッドライトに照らされた笹の葉と、数メートル先の杉の木のみ。結果的に本来進むべき尾根方向から大きく左へそれてしまい、いつ迄下っても目指す林道にでない。

・20:00 寅さんではないが、「奮闘努力の甲斐も無く」、20時になった時点でビバーク決定。

・岩場を離れ、杉植林の中に適地を見つけてツェルトを張る。

・17:20時点で代表に「直ぐに林道に出れる」と電話しているだけに、いつまで経っても下山の連絡がないので心配しておられるだろうと二人で反省する。

・翌日の計画を立てる。⇒このまま下る手もあるが、もう一度携帯電話が通じる唯一の地点である黒石岳稜線まで登り返し、代表に「ビバークしたが、無事である」旨お伝えした上で、再び尾根道を下ることにする。

・20:30就寝 
・2:00寒かったのでツェルトの中でストーブを焚き暖をとる。


【10月30日(月)】

・3:30起床
・4:30出発 山頂で明るくなる時間を見計らって、4:30に登り返しはじめる。

・6:00黒石岳稜線に出たので、携帯の繋がり具合を確認。
1本立っていたのでまず代表に連絡。その後家族と会社関係者(10/30の休暇申請)に連絡。6:30発。

・7:00黒石岳山頂 昨日17:20の時点では、30分下れば立派な林道に出るつもりだったので、「まさか翌朝、再び登ってくるとは思わなかったなあ」とつくづく思った。

・7:10アルファ米で朝食を摂って下山。

・昨夜の悪戦苦闘が嘘のように、尾根は明瞭ですいすい下る。

・途中ビバーク地点を見下ろすと、やはり相当左曲がり(ゴルフで言えば大きくフック)していたことが分かる。

・8:15無事林道に出る。
出来たばかりの1/25,000地図にない林道で、4WD車でなければ登れないと思われるほど急なヘアピン多数の道を小走りで降りる。

・9:30 登山口 黒石集落に戻る。

・13:00 橿原神宮前で解散。

・帰宅して着替えて、16:15に出社。


おしまい












posted by 飄逸沢遊会 at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | '06年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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