2012年05月21日

5月20日 猪谷(比良)

参加者: MK内、野村眞(記)

 誰が言い始めたか、貫井谷に次ぐ悪谷。
 遡行してみた印象は、ゴルジュあり滝ありでコンパクトにまとまったいい谷で、決して悪谷ではなかった。
日帰り山行として遡行時間も長くなく、アプローチや下山ルートを含めて、ゆっくりと楽しめるいい沢ですよ〜。ちょっとヌメるし、ヒルに悩まされる時期もあるようですが。
 今回、すべての滝を直登することができた。ネットで見た滝の写真と比較すると、今回の水量は少ないようで、運も味方したようだ。2人と少人数だったこともあるでしょう。

[山行状況]
 葛川市民センターの駐車場を8時前に発ち、猪谷林道を奥まで入って駐車。
8:30 靴を履き替えて林道を歩き、終点から入渓。
 入渓後しばらくは流木が結構あり、荒れた感じでこの先どうなるか少々不安であったが、ゴルジュが始まると渓相は一変、新緑の中の美しい渓となる。
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   荒れた感じの河原         浅い緑のゴルジュが始まる

 ゴルジュの中には手頃な滝が連続し、ホールドも多く、シャワーを浴びるほどのこともなく快適に辿れる。
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     6m斜滝           2段7m 滝の向こうは明るい

 谷が開け、ゴルジュはいったん終わるものの、すぐさま次のゴルジュが始まる。
8:50 6m滝  第2ゴルジュの入口
 ゴルジュの中には岩間の滝が連続する。ちょっと難儀するような箇所も。でも快調に越えていける。ゴルジュがだんだん深くなり徐々に暗くはなるものの、新緑の美しい壁が続く。
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6m滝 まだあまり濡れたくはない  狭いゴルジュの中の滝を登る   綺麗なゴルジュだ

9:30 2段6m滝  第2ゴルジュの終点
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 ルート中で唯一胸から浴びた場所    MK内君の奮闘その1

9:35 このあと渓はやや開けるが、程なくして8mと6mの連瀑。第3ゴルジュの始まりとされる。
 最初の8m滝はホールドやスタンスは結構あるが、最後の落ち口のところがいやらしい。ボディフリクションで乗り越す(だったかな?少し記憶があいまい)。残置ハーケンもいくつか打たれている。ロープでセカンドを確保するがロープの支点が取りづらかった。
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     8m滝と6m滝の連瀑       滝身の右側を攀じる MK内君の奮闘その2

 連瀑を過ぎても次に9m斜滝が現れる。でもホールド多く、快適。さらに岩間の小滝群を過ぎると、第3ゴルジュの終着点となる8m滝。下から望む分には楽勝に思えた。滝身の右側をよじるのだが、これがなかなか手ごわい。残置ハーケンをついつい握ってしまい、痛恨の極み。でも本当にビミョーなところだった。
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   すだれ状の9m斜滝        8m滝は最大の難所

10:40 二俣
 広いが壁の中の二俣。左の本谷にも右のヒジキ谷にもゴルジュは続いている。
ここまで、遡行図を時々見てはいたが、ゴルジュや滝の特定ができず、ここに来てようやく確信をもっての位置確認。でもまだ10:40、信じられないスピードだ。
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 壁に囲まれているが広く明るい二俣    ヒジキ谷も面白そう

 左の本谷を辿る。まだ水量は多いが心地よい滝登りを楽しむ。

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 ゴルジュが終わると谷の勾配は緩くなり、河原歩きとなる。しばらくすると左手に道標が左に現れる。時間もあったので、そのまま沢筋を歩く。歩きやすい。
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       道標            沢沿いに道は続く

12:15 稜線
 ついには流れも途絶え、藪漕ぎもなく、歩きやすい緩やかな植林内を行くと、稜線の林道に出る。こんなときどの時点が遡行終了なのだろう。やっぱりこの林道だろうか。
こんなところまで林道が延びているとは知らなかったが、快適な道。左に辿り下山へ。
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      最源流部           目の前が稜線
13:50 国道の猪谷林道の分岐に到着。もう一回登れそうな時間だ。
 悪い谷で相当苦労するだろうと思っていただけにあっけなかった感はあったが、思い返してみれば、遡行時間に対して密度の濃い、誰にでもおススメの谷だと思う。楽しかった〜。(長くなり、すみません)

posted by 飄逸沢遊会 at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | '12年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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