2012年05月29日

2012年5月27日 口ノ深谷(比良)

[参加者] YS田、E崎、YN田、野村(記)
[天気]  晴れ
[アプローチ] 前夜発、葛川市民センター駐車場(泊)

 天気は穏やか、時間にも余裕があり、今回は下流部からの遡行となった。
 朝、装備を整え始めると、「靴がない!」
 釣り具屋を探して走ろうか、下山用に持参していたシューズの上から靴下を履くか、他の方法などいろいろ考えたものの、結局、ヤバい所は巻けばいいとの判断で行くことにした。
 明王寺を少し過ぎたところから入渓し、滑る足元に緊張しながら堰堤まで来たときだった。
 私は左岸際の露岩地を登って堰堤を越えたのだが、他のメンバーは左岸をやや大きめに高巻いた。その途中でのこと、な、なんと! 真新しいフェルトの靴底が落ちていたのだ。ひとつ。見つけたのは当の本人。
 考えてみると、明王谷から入ることにした判断といい、堰堤を高巻いたことといい、そこにフェルト底がひとつ落ちていたことといい、まさに天のお導きか本人の神通力か。
明王谷_20120527_075847_12.JPG
  靴を忘れた張本人(まん中の方)です

 恐るべし、口ノ深谷!
 少々甘く見てました。出てくる滝はサクサクと越えて行けるだろうと。
初級者向きの沢としては結構ハードルは高いかも。巻きも結構きわどいところもあるし。
結局遡行は谷の中ほどまでで打ち切ることになったのだが、とは言え、実に楽しい遡行となった。
 途中までしか行けてはいないのだが、十分楽しめたし、おススメ度は高いです。また行かなくては。


[山行状況] 7:20 明王谷入渓 → 10:20 口ノ深谷出合 → 14:10 左支谷へ入る
      → 14:50頃 稜線(登山道) → 16:00頃 駐車場

7:20 明王谷から入渓
 入渓後しばらくで両岸が立ち始め、ワクワクしてくる。
釜をへつり、滝を小巻きし、堰堤を越えると間もなく二ノ滝。さらに三ノ滝と続く。
三ノ滝の釜を回り込んで左岸側から登れないか偵察しようかとの思いがチラッとよぎったものの、それには釜を泳ぐ必要があったためすぐさま思い直して高巻くメンバーのあとを追った。
 ここまで、ミスターX氏はなかなかしっくりいかないニュースタイルの靴に幾度となく手を入れ、バージョンアップを図っている。
明王谷_20120527_073131_07.JPG    明王谷_20120527_083802_13.JPG 
   大きな釜に落ちる2条滝      5m滝(二ノ滝)は迫力がある
明王谷_20120527_092136_15.JPG
   三ノ滝を落ち口から望む

10:20 口ノ深谷出合
 巨岩のゴーロ帯を抜けると谷にかかる赤い橋を目の当たりにする。
その先が奥ノ深谷で、手前を左から入る谷が口ノ深谷である。気持ちを新たにリスタートだ。
 5m以下の滝を2つほど越えると7m斜滝である。私が左から、YS田氏が右から突破を図るが、ともに落ち口が乗っ越せず行き詰ってしまう。残置ハーケンが何本かあり、しばし悪戦苦闘するも断念、懸垂でいったん滝下に下り左岸を高巻くことにする。残念至極。キビシ〜!
 沢に戻るとすぐ狭い廊下の奥に7m滝。左岸の壁には残置のハーケンやシュリンゲがあったが、前の滝のこともありややビミョーなホールドに臆病風が吹く。そうしているうちにE崎氏が巻き道を拓いたのでそれに追随。
口ノ深谷_20120527_102935_04.JPG 口ノ深谷_20120527_110856_05.JPG
   曲者の7m斜滝    端正な7m滝は狭いゴルジュの奥
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 軽業師 奥には13m滝が見える

12:15 滝を越え、あるいは巻き、いくつもの岩間の滝を越えると旧道が横切る。昼食のため大休止。
12:50 13m滝
 再び現れたゴルジュの中を進むと13m滝が見えてくる。ガイドには滝の裏をくぐるとあるが、下から望むとかなりのシャワーとなりそうでしばし躊躇。
が、いざ通ってみるとさほどではなくにわか雨程度。心地よい。ただ、その後のガリーの高巻きが危うい。土に埋まっていて崩れやすく、えらく緊張する。
口ノ深谷_20120527_125717_18.JPG 口ノ深谷_20120527_125841_20.JPG 口ノ深谷_20120527_130814_22.JPG
   13mの秀景     滝の裏を通って左岸へ   ガリーを高巻き

13:30 5m滝
 ホールドが結構あり、夏なら滝身を全身シャワーで越えるのもいいかも。
 その後CS6m滝を小巻きし、しばらくゴーロを辿る。
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 滝を攀じるYN田氏

14:10 左支谷へ分け入る
 遡行予定区間の半分まで来たがすでに14時。本谷の遡行を中止し、左の支谷を登山道目指して上がることにする。とくに滝というほどのものはなく、ガレた急登が続く。
口ノ深谷_20120527_140817_32.JPG
 支谷は露岩とガレの急登

14:50 稜線上の登山道に出る
 私の判断ミスでまっすぐに少し詰めすぎてしまったものの、ヤブ漕ぎに悩まされるほどのこともなく登山道に出た。
 靴を履きかえ、山ガールでにぎわう急坂の道を下った。YN田氏の下る足は相変わらず速い。
posted by 飄逸沢遊会 at 08:45| Comment(4) | TrackBack(0) | '12年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
奥の深谷は水につかるので口の深谷?

靴をわすれたのはKさんですか?

三の滝は右岸巻き?

670M左枝谷から846Mピーク北東の登山道860Mあたりですか。

Posted by O西 at 2012年05月29日 13:27
>そう、奥深は暗いし・濡れるし・寒いもん ね〜

>神は見捨てませんでした〜
 真新しいフェルトソールが巻き道に
 落ちていたのを発見したのはご本人でした

>ズバリその通りです!
 860m登山道にぴったり出ました 
Posted by ikko at 2012年05月30日 22:41
飄逸沢遊会さんの入会案内についてお尋ねします。現在、会員の募集はされていますか?
もしされているのであれば、事務局(?)の所在市や会費等を知りたいのですが、連絡先のメールアドレスを教えていただけませんか。
Posted by 鹿谷 at 2012年06月02日 20:49
鹿谷さんへ
コメント入力ありがとうございます。
2012年4月より会員募集はしておりません。

沢同行、希望があればこのブログに連絡いただければO西の連絡先を入力しておきます!
Posted by O西 at 2012年06月02日 21:49
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