2012年07月05日

2012年7月1日 刈安谷(大峰)

[参加者] O西、YN田、野村(記)
[天気]  曇時々雨
[アプローチ] 前夜発、風屋ダムサイト駐車場(泊)

 短い区間に大スケールと迫力の滝が目白押し。大満足の充実山行となりました。
 高巻きにつぐ高巻きで、滝を登ることはほとんどないが、その分シャワーを浴びることもなく、四季を通じて楽しめる沢だと感じました。時に雨のシャワーはあったけど。下山が楽なのも、足腰の弱い私にはうれしい限り。
 おススメです! でも高巻きのルート取りが難しいのが難点です。今回、山岳ガイドO西氏のお導きがなければしっぽを巻いて退散...だったでしょう。
刈安谷_120701米田_08.jpg

[山行記録]
 前夜より「かなり不安定な」「朝には雷を伴って...」の予報が続いていたものの、幸い目覚めるとわずかに小雨パラパラ程度。食事と身支度をすませて車を走らす。
 笹の滝入口近くの駐車場に車を止め、歩き出そうとすると雨が激しくなった。が、歩き出してしまえば沢水も雨しずくも変わらない。

7:25 駐車地点出発
7:30 笹の滝下流方より入渓
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林道の橋から望む刈安谷の流れ  笹の滝「日本百名滝」

 笹の滝を右から大きく高巻く。ルンゼの右側を詰め上がり、そこからトラバース。
8:15 2回の懸垂で谷に下り立つ。
 下りる場所とロープ長に気を使うところだ。 そしてすぐ左岸へ渡渉。
刈安谷_120701米田_07.jpg  刈安谷_120701米田_06.jpg
  慎重に懸垂下降    下り立った先の滝と煮え立つ釜群

 渡渉してすぐ高巻きに移る。眼下には複数の滝と釜が近寄り難いほどに美しい。
10:30 複数の滝をまとめて巻き、やや増水していたこともあってホホゴヤ谷出合をもやり過ごしてから河床に下り立った。
刈安谷_120701米田_15.jpg 刈安谷_120701米田_13.jpg

10:30 左岸に渡渉し、奇勝ホホゴヤ谷の滝を拝みに行く。
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 圧巻! ホホゴヤ谷の25mチムニー滝

11:00 2条7m滝
 ガイドには左岸のバンドを伝って落ち口へ向かうとあるが、取り付きが難しく、増水しているときはその後の渡渉がかなり厳しいところ。今回は右岸から高巻くことにする。
 続く手の付けようのない滝と深い釜を上から鑑賞しつつ、巻きを続ける。
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   右岸より望む2条7m滝      絵のような瀑布と大釜

11:30 懸垂下降と振り子トラバースにて河床へ
 下降ポイントであり、残置ロープが何本か下がっているが、そのまま下り切ると流れに持っていかれるため、手前でトラバースする。懸垂下降の状態でロープを少しずつ繰り出しながらのトラバース。けっこう難儀する。
11:50 四ツ滝
 最初の15m滝の高巻きは、右岸の小さなリッジの下流側ルンゼを詰め上がり、標高740m付近から小尾根を越えて河床に向け下る。河床に下り立った後、3段目の滝の落ち口まで散策に出た。沢は明るく、フリクションも効き快適である。
刈安谷_120701米田_55.jpg 刈安谷_120701米田_56.jpg 刈安谷_120701米田_68.jpg
   四ツ滝最下段      四ツ滝2段目と3段目      四ツ滝最上段

12:50 湧水滝群
 白川又川の上流域で見られたものと同じ地下水が噴出する滝だ。手がしびれるほどに冷たい水が湧き出ている。何条もの滝が落ち、本来白っぽい岩肌が真っ赤に染まっている。不思議な世界だ。
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13:20 夫婦滝
 スケールの大きな幅広の滝が二つ対峙している。右が雄滝(奥八人谷)、左が雌滝(本谷)で、水量も高さもよく似ている。ほぼ円形のホール、というか馬蹄形のホールで、他ではなかなか見られない景色かも。魅入ってしまう異空間だ。
刈安谷_120701米田_77.jpg 刈安谷_120701米田_80.jpg 刈安谷_120701米田_76.jpg
   本流の雌滝          円形ホール        奥八人谷の雄滝
              (1枚の写真に収まらない)
13:30 高巻き終了
 本流に架かる雌滝の左側にあるルンゼをたどって高巻くが、太いロープが固定されている。
滝の上流はのどかな沢に一変、今までの豪壮な滝と釜の渓から静かで開けた谷となる。
小休止後、上流へのんびり遡る。
13:55 左手上方にフェンスが見え、左手に浅い小谷を分けるところで遡行を終了。
フェンスは施設の農地であり、整備された道を登り下りして施設の中を抜け、林道へ出る(15:00)。
15:20 駐車地へ戻る。施設内の林道でヒル2匹発見。私のウエアの背中に小さいのが1匹。被害なし。


posted by 飄逸沢遊会 at 02:47| Comment(1) | TrackBack(0) | '12年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
次は葛川の枝又谷に行きましょう!

フリーで昇るにも、安全確保に支点は必ずいるので回収用のハンマーは必要です(残置物は次に来る人に失礼ですし見栄えが悪い、下降点にロープが有り何か違和感は無かったですか?下山やエスケープ時に踏跡や人工物を見るとすごく安心しますが!)


水量の多い時は昇るには危険ですが滝の迫力も最高です!


支点は安全確保プロテクションは最後の手段、残置物はどちらにもなりません!
Posted by O西 at 2012年07月05日 22:15
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