2012年09月25日

2012年9月16日 鈴ヶ沢東俣(御岳山/王滝川)

[参加者] S野、N山、野村(L/記)
[天 候] 晴れ
[アプローチ] 名古屋駅集合 → 道の駅三岳(泊) 
     7:00発 → 7:20車止めゲート

 9月の連休を利用して遠出を計画。もともと飛騨の沢上谷のみに行く計画だったが、長い移動時間を費やしていくには時間がもったいないこともあり、ついでに日帰りで行けるこの沢を加えたものである。
 天候にも恵まれ、関西にはない火山の明るい沢を楽しむことができた。 ...が、疲れた。
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[山行記録]
7:30 車止めのゲートを出発し、林道を三沢橋まで歩く。
8:05 入渓   8:50 林道の橋をくぐる
 釣り師の後を追うように入渓。最初の滝で追いつく。滝を登りたかったが釣り師もおり笑顔で言葉を交わしつつ静かに巻く。が、その後は我々が先陣であり、思い思いに辿っていく。
 もう1チーム遡行組がいたが、おそらく30分以上後発と思われる。先陣を切るのはやはり楽しい。
2,3の滝を越えるとナメが続くようになる。長〜いナメで、凝灰岩の岩肌なのでフリクションが効き快適である。まだ渓底まで陽がさす時間ではないが、空には雲のない青い空が続いており明るい。気分も明るい。
 林道の橋をくぐり、小さなゴーロとナメからなる河床を辿るが、温泉(冷鉱泉)の湧出により褐色に変色した所がいくつも見られる。活火山ならではだろうか。
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  最初の3m滝に続くナメ     ナメ滝と釜が多く心地よい

9:10 三段大滝
 間もなく眼前に大滝が現れる。この沢で最も美しい3段の大滝だ。すぐ手前には5m滝もあり、朝の澄んだ空気の中で青い空と鮮やかな緑と暗褐色の岩肌と白い滝。陽の陰陽とも相俟って、実に美しい。
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  3段30mの大滝    手前の5m滝を含めて左側を巻く  滝上部のハング部にて

 巻き道をたどって大滝を越える。沢に戻って先に進むが、ここからはナメ滝と釜の競演である。 最初の大きな流木の立てかかった滝は右から越える。左を巻くとちょっとした高巻きとなる。滝の上には残置のハーケンやシュリンゲがある。
 大小のナメ滝はどこも滑り台、ウォータースライダーを楽しめそうである。温泉の流入もなく水もきれいだ。水温は予想外に冷たくはなく、水遊びには十分なくらい。
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   小さな滑り台      釜は深いが水はけっこうきれい

 さらに小滝やナメを越えていくと、10m滝に出る。ここを巻き越えると、右岸側が衝立のように切り立った壁とナメとなる。
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 進行左手から落ちる10m滝   滝上の壁岩とナメ床     5mナメ滝

 大きな釜を持つナメ滝やナメを進むと、名物の入口のない釜と出口のない滝が現れる。御嶽山の西側にある兵衛谷にもあるそうだが、火山の沢のなせる業か。
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釜から水があふれ出る   滝下の釜には水の出口が見えない

 11:25 本流と左支流が滝で出合う二俣
 左の滝は苔で覆われた滝で、右の本流の滝は岩肌をまっすぐになめる斜滝である。苔の滝から巻いて行けるが、右の滝の右手も辿ることができる。
 滝を越えるとまたナメが続く。インゼルの滝を越え、右手に溶岩洞を見ながら7m滝を巻き、さらに
いくつかの斜滝を越える。このあたりまで来ると、水の色はさらに美しくなる。大峰や台高のような青い水ではなく緑色だ。火山のせいだろうか。
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   滝で出合う二俣        苔蒸した緑のナメ滝

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 明るいナメが断続的に続く    エメラルドグリーン

12:07 二俣    12:25 30m涸れ滝
 二俣から右の本流をたどると、しばらくで30m滝に達する。時に若干の水量もあるそうだが、今回は涸れていた。水のない滝はただの岩壁である。高巻いてさらに上流を辿っても難儀する笹のヤブ漕ぎが待っているそうなので、時間の節約もあり遡行はここで打ち切り、二俣に戻る。
 この付近には二俣がいくつかあるが、この二俣を左(枝沢)に上がることで、小三笠山の鞍部に笹のヤブ漕ぎもなくいたることができた。中俣に向かうなら、ここが楽だ。ネットにアップされていたとある山行記録にアドバイスされていたルートであり、実際の状況はわからなかったがトライして正解だった。感謝!
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  二俣             30m涸れ滝

12:45 二俣に戻り、左の枝沢を辿る
13:45 小三笠山北側の鞍部
 鞍部といっても広い平地であり、岩礫と灌木と草地のミックスゾーン。今回は天気が良くてよかったが、ガスで見通しが利かない場合、GPSがないと中俣の源頭にまで辿りつくのは難しいかも。
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灌木と草本からなる広い鞍部  小三笠山の左手樹間の草地から右手鞍部へ

14:30 歩きやすい踏み跡を拾いながら中俣の源頭に向かい、下山開始
 中俣は、源頭はガレ場であり、間もなくナメが続くようになる。その後はゴーロが延々と続く。うんざりするほど。わずかにある滝には巻き道がある。ゴーロ下りに全員閉口、疲れた〜。
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16:00 林道の橋を通過  そのまま降渓してもよいが、ゴーロの下りにうんざりなら林道を辿るべし。
17:10 入渓地に戻る
17:40 駐車地(ゲート)着

posted by 飄逸沢遊会 at 04:46| Comment(0) | TrackBack(0) | '12年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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