2012年10月02日

2012年9月22〜23日 堂倉谷本谷(台高)

[参加者] S野、MK内、野村(L/記)
[天 候] 曇〜小雨
[アプローチ] 前夜発 → 大台ヶ原駐車場(泊)

 前週までは汗ばむくらいの陽気が続いていたが、この2,3日ぐっと冷え込んできた。泳ぎを楽しめるのも9月いっぱいかと思い計画したものだが、ちっと尻込みしそうな状況。数日前に降った大雨の影響で増水しており、加えて二日目は前夜から降り始めた小雨となり...。
 しかしそれでも元気なのはやはりMK君。やや厚みを増した皮下脂肪に守られてか、余裕のスイム&シャワー。それともストレス解消?
 天気は今ひとつだったが、話しにたがわぬきれいな水に感動。これで晴れていればさぞかし...  次の機会がまた楽しみだ。
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  [山行記録]
 日出ヶ岳から2時間を超える下りを経ての遡行開始は体力定期にややきついものがある。というか、入渓してしばらくは足が重く、体の切れが今ひとつ。ただ、一度水に浸かると全身が引き締まり、体が軽くなったようで、本谷ならではの水量もなんのその、下りの疲労感が吹き飛ぶのはなぜだろう。

<一日目>
7:30 駐車場を出発
8:00 日出ヶ岳  山頂の展望台は2階建て。ここにテントを張れれば快適だ。
9:20 林道、粟谷小屋、水場  下り道は階段が多く膝を痛めないよう急がずに注意して下る。
10:20 堂倉谷出合  目の前に堂倉滝が強大な釜の奥に落ちている。吊橋は堅牢だが、この先は通行止となっている。
10:40 出発  ときおり薄日が射すまずまずの天気である。
11:10 入渓  架線場跡からの下降地点に迷ったが、モノレールを少し辿ったところに残置ロープがあり、これを頼りに急斜面を下る。
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 堂倉滝を背に気持ちは高まる  入渓してすぐの7m幅広の滝(奥に30m滝)

 やや増水しているせいか、水量多く迫力満点。このまま遡行して大台ヶ原まで明日中に辿り着くのだろうかと思うほどである。
 へつり、泳ぎ、そして直登、高巻きは苦労するほど大きなものはなく、快適、快調、実に楽しい。とにかく怖いくらいに水がきれいだし。
12:40〜13:00 ゴーロ帯  久しぶりに、仰ぎ見るほどの巨礫が累々としたゴーロとなる。
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 6m斜滝も水量多く大迫力     その右を攀じるMK内君

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 多段の斜滝と深く大きな釜       これぞゴーロ帯

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  束の間の陽射しに輝くパワフルな泡沫

14:00 アザミ谷出合  川幅広く、開けた明るい所である。
 ゴーロで渡渉を繰り返しながら、時に渡渉できずに高巻きと懸垂で進むが、人がよく入るせいか、巻き道が比較的はっきりしている。欲しい所にはあるもので、皆考えることは同じなのだろう。
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 2段8m滝は岩登り

 両岸が迫りやや深く穿たれた2段8m滝を越えれば奥七ツ釜は近い。
14:55 奥七ツ釜 
 下からひとつひとつ辿っていきたいところだったが、入口のところで水量が多く勢いが強すぎて渡渉できずにひとまず巻くことに。そして七ツ釜の途中のナメの区間に下り立つ。
 釜の連続するところは、水量が少なければ静かに青く水をたたえた様が感動的らしいが、今回は増水のせいで泡立ち、たぎっている。
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 奥七ツ釜の始まり(渡渉できず)   まさに「お釜」(巻きの途中から)

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   煮えたぎるお釜群         今日のテン場

 15時を回り、そろそろ幕営地を考えながらの遡行となる。まだまだ滝や釜が続き、巻きもあって時間が気になる。依然水量は多く、釜もデカイ。幕営が近いと思うと、せっかく乾いてきた着衣をびしょびしょに濡らしたくないという気持ちからなかなか泳ぐ気になれない。頑張ってなんとかへつるのみだ。(結局は夜の雨で全く意味をなさなかったのだけど)
16:20 堰堤
 堰堤を超えると堆積土砂で平坦となった河原が広がり、やや小高い樹間の砂礫地があり、ここをテン場とする。水場もあり快適だ。急いで幕営の準備をし、着替え、焚き火を起こす。今夜の特別メニューは焼きナス。
雨が降らないことを祈ったが、21時頃よりポツポツと落ちてきて朝までほとんど止むことはなかった。寒。

<二日目>
7:45 雨の中を出発  雨の中の目覚めはいつも気分が重い。土砂降りでなかったのは幸いだ。昨日からのさらなる増水は見られなかった。
 濡れるのは同じと朝っぱらからさっそく泳ぎ始める御仁を尻目に、年寄りはひたすらへつりと巻きに注力。
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   朝一番の遠泳(お疲れさま)     

8:10 林道の橋
9:05 堰堤    9:10 二俣    10:25 石楠花谷出合
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   ひとつひとつが大きい    7m滝を攀じる(このあと猛烈シャワー)

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   12m滝はMK内君のリードで   岩間4m滝の奥には2段25m滝ほかが続く

11:40 2段25m滝ほかの連瀑帯 
 水量多く小雨パラパラで岩が濡れているため、本谷上流部の核心部ではあるが右から大きく高巻くことにする。ちょっと尻込み。
 スズタケの薄い所を選んでのヤブ漕ぎであるが、けもの道のような巻き道のような跡が出ては消え出ては消えを繰り返す。高巻き過ぎないよう注意しながらやや平坦化した尾根の所から谷に戻る。ここまで上がってくると水量はかなり減ってきている。滝は相変わらず続くもののほど快適に直登していく。そのうちナメとナメ滝が連続するようになる。
 ほとんど気になるような倒木は無く、樹林帯ながら明るい源流域を気持ちよく辿ることしばらくで忽然と水流がなくなりコケた大木とササ原の空間となる。勾配も緩く、しんどいと思うことなく散策道に出た。
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 源流部の連続するナメとナメ滝   最後の詰めは樹間のササ原

14:00 大台ヶ原散策道   尾鷲ヶ辻より中道を往く
14:35 大台ヶ原駐車場 着
 雨は上がっていたが、風が冷たくじっとしていられないほどに寒かった。さすがに標高が高いことを実感。
アクシデントもありましたが、予想以上に順調な山行でした〜〜 よ!
 S野さん、無事帰宅できたでしょうか。

posted by 飄逸沢遊会 at 03:37| Comment(0) | TrackBack(0) | '12年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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