2007年02月20日

2/19N〜20 奥美濃 広野〜街道尾根〜県境   田中

 広野ダムの南岸の道と北岸の道の合わさるところの橋のたもとに下りてきている尾根がある。街道尾根と呼ばれていて昔はよく使われていたらしい。県境の1144mピークには街道の尾の頭と名前が付いている。一度登ってみようと思っていたが延び延びになってしまっていた。雪の具合を見るついでに県境までこの尾根を上がってみることにした。
 地形図 広野

 冬季は栃の木峠が通行止めになっているので木之本からはいることが出来ない。木ノ芽峠からは行けるはずだが去年は閉鎖になっていた。今庄からはいることにする。家から2時間半で着いた。雪は何処にもない。広野ダムの公園の四阿でテントを張って寝る。
 今回も気を許してしまって朝方寒かった。寝袋の中に余分の衣類を入れて寝直したのでまた寝過ごした。
 起きると付近は真っ白だった。凍っている。湯を沸かし直して朝食を取り、テントを片付ける。公園の水道は凍ってしまって使い物にならなかった。でもトイレの水は凍っていなかった。
 車を取りつきの橋の横まで移動させる。ダムの北岸の道には全く雪がない。去年は雪が融けても崖が崩れていて通ることが出来なかった。今年は雪が少ないので崖の崩壊もないようだ。
 上の方では雪が凍っていそうなのでスノーシューは止めてワカンにした。記録では橋のたもと、日野川の左岸沿いに道があるということだった。近くに行くと林道の様な道が見える。此処で高度310mである。時刻は8時50分であった。
 切り倒された木が道をふさいでいるので越えるのに苦労する。尾根に上がる道を歩きながら探すが見あたらない。道は徐々に高度を上げていく。10分ほど歩くと尾根の末端を回り込むようになる。この尾根に踏み跡が見つかったので登ることにした。木がかなりかぶっているが歩かれていることはハッキリしている。30分歩いて主尾根に合流する。主尾根にはハッキリとした踏み跡があった。合流点で高度がほぼ450mのところである。
 薮というほどではないがそれほど開けてもいないスッキリしない尾根である。500mほどから雪が出始めた。ワカンの後が続いている。高度700mほどのところで空腹感を覚えて早い目の昼食にする。10時40分だから朝食から3時間経っている。これで30分使った。
 雪が固くて沈まないので靴のままで歩く。このコースでは800m〜900mの間の傾斜のきついところが要注意である。滑ったら止まらないだろう。木があるから慎重に行けば何とかなるがピッケル、アイゼンがあると安全である。北斜面で陽が当たらないせいもあると思う。中段で一度なだらかになる。地図に849と高度が記載されているところだ。此処は下りてきたときに西向きの尾根に突っ込む可能性のあるところだ。900mから上では難しいところはどこにもない。
1025mのピークで西側からの尾根が合流する。黒岩岳からの尾根である。このピークの付近は大きなブナが見られて落ち着いたところである。ここで尾根は向きを変えて一旦コルに下りる。細い木の生えた狭い尾根である。此処でもう歩くのがイヤになった。14時を引き返しの時間と決めていたのでまだかなり余裕がある。弁当の残りを食べてコーヒーを飲むことにした。食べ終わったらまた元気が出てきて後ちょっとだから行こうという気になった。荷物を置いて行くことにした。
 三周ヶ岳がどんどん大きくなってくる。美濃俣丸から笹ヶ峰の稜線も白く輝いて見える。14時に県境の稜線に乗った。少し南に歩いて金ヶ丸谷の源流、去年の秋にテントを張った場所が見えるところまで行って引き返すことにした。あと1時間の余裕があればテン場まで往復できたと思うが仕方がない。ジャンクションの付近の雪原は大きなブナのある気持ちのよいところだ。でも夏は笹藪になっているのだろうと思う。
 14時10分下山開始。雪がかなり柔らかくなってきている。でも800mのところの斜面は固いままだった。立木を伝いながら時間をかけて下った。後はどんどん気楽に下りていくことが出来た。 最後のところでは登ってきた支尾根に入らずに尾根の踏み跡を辿った。尾根の末端で急斜面を下ることになり時間がかかった。登りに使った道の方が正解だと思う。
 車着、17時10分。3時間で下りてきた。去年の夏、県境の1070mコルから鈴谷川を下りてきたときは4時間かかったからこの尾根道の方が速い。 
 帰りは木ノ芽峠のトンネルを通って敦賀に出た。マキノ、朽木、京都と走って高槻まで3時間半だった。 
posted by 飄逸沢遊会 at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | '07年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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