[天 候] 薄日さす晴れ時々パラパラ
梅雨の天気予報は一年で最も難しいとどこかの予報官が言っていたが、週末の天気が雨から曇りに変わったため、急遽この山行を計画。
朝6時前に家を出て、電車とバスを乗り継いで坊村に辿り着いたのは8時45分頃。今回のパートナーは前夜のうちにひとり寂しく現地入り。9時も近いとさすがに陽は高く、貴重な朝の行動時間を奪ってしまったようでちょっぴり申し訳ない気分。
がしかし、終わってみれば、薄日が差すいい天気に加え、滝、ナメ、釜、ゴルジュと目白押しのイベントに時の経つのも忘れ、... 疲れた。
へつりは楽し 登るも楽し
9:00 葛川市民センター出発
スタートは遅くなったが、この時期の日は長いので明王谷から入渓することにする。思えば1年前の5月27日にもこの沢に来たのだが、誰とは言わないけど、あのフェルト底拾得遡行事件の現場である。それはさておき。
9:15 入渓
昨年に比べると水量はやや多い。へつりや高巻きで体を慣らしつつ、この先にある口ノ深谷へ。
一・五ノ滝? 二ノ滝 三ノ滝
10:30 口ノ深谷出合
そこそこいい時間になってしまったが、まだまだ時間はあるので余裕綽々。リスタートしてすぐゴルジュとなり釜を持つ斜滝をへつり登り、続く小滝やナメを過ぎると7m斜滝
昨年敗退の滝は水量多く... 廊下奥ノ滝は右手巻き 8m滝はモンキークライム
11:40 13m滝 昨年は滝裏を通っての左岸のザレたルンゼ登りに緊張したが、今回は滝下から右手にくぐらず左手のルートをとる。こっちがより安全かも。その後もゴルジュや滝、釜、ゴーロが目白押し。ひとつひとつの規模が大きくないため、手頃で飽きさせない。
美しい13m滝 6mCS滝は小さく左手を行く 左岸の壁は滑りやすく緊張
12:50 10m滝 深い釜を携えた美しい滝だが、取り付く島はなく、左手から高巻く。その後も小滝やゴーロ、ナメを辿ると、トイ状の斜滝の向こうに15m滝が見えてくる。
10m滝と深く暗い釜 右岸を高巻く
13:30 締めの15m滝 ルートは右上するバンドをとるそうだが、ちと怖い。左手から高巻くことにする。
巻きの途中から15m滝
13:50 遡行終了 15m滝を過ぎると勾配は著しく緩くなり、爽やかな緑陰の河原歩きとなる。桃源郷を歩くこと10分余りで登山道が横切る。
14:15 靴を履き替えて登山道を辿り、15:20 明王寺着
登りも下りもなかなかのハイスピード。結構クタクタになったが、間延びしない充実した遡行が楽しめるいい沢でしたよ。また行きましょう、おススメです!
僕も行きたかったです!
来週こそご一緒させてください!