2013年09月07日

2013年8月31日〜9月1日 芦廼瀬川(大峰)

[参加者] E碕、YS田、MK内、野村(L/記)
[天 候] 曇り時々晴れあり雨あり

 先日来、雨がちな日々が続いていたため、少々増水を心配していたのだが、水は澄み、全くの平水状態であり、むしろ水量はやや少ないくらい。悪天の予報もうまくはずれてくれてラッキー! メンバーに雨男はいなかったようです。
 芦廼瀬川ならではの泳ぎはもちろん、へつりに攀じりと、沢を遡行することの楽しさを十二分に満喫できました。

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  頭からダイビング     すべり台で尻打ち   今のうちだ早く通りぬけろ〜

 国道から白谷林道が分岐する広場に集合し、前夜泊。
 翌朝、車を林道の先にデポしようと走らせ始めるも、すぐの所にゲートがありシャットアウト。仕方なく戻って広場にデポすることにし、1台で入渓地点へ向かう。
8:35 小川取水ダムから入渓
 誰が名付けたか一般に「七泰ダム」と言われているが、小川取水ダムが正式な名前のようだ(看板あり)。ダムの堆砂域を出るとゴーロとなり、すぐに5mの斜滝が現れ、軽くウォーミングアップ。車デポ済み沢中1泊の行程だから時間にはゆとりがある。
8:45 七泰ノ滝
 入渓して10分と経たないうちに七泰ノ滝。右岸を巻くが立派な巻き道に残置ロープもある。沢床に戻り、ワサビ滝を横目に進むとまもなく、槇滝が大きく暗い釜をもって目の前に立ちはだかる。迫力がある。ここは左岸から巻くしかない。

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      七泰の滝      天気も上々明るい渓だ   威風堂々の槇滝

 槇滝の上には小滝やナメを配した廊下が続く。さすがに本流河川はダイナミック。

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     槇滝に続く廊下     右岸へ左岸へと浸かり泳ぐことしばしば

10:45 百間ー 
 ーのゴルジュにある長渕と思しき所を通過すると、再び小釜や小滝を抱く広く長い廊下となる。浸かるにしても泳ぐにしても、この時期の水は冷たくはない。
 長めの淵をいくつか通過していくのだが、もはや自分たちが遡行図のどの場所にいるのかわからなくなる。出水で砂礫の堆積などで渓相もかなり変わっているのであろう。

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     明るい渓の遡行    左手奥に百間ー    どっぷり水に浸かりながら

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  あれれ? のYS田さん

12:00 焼ー淵
 ついに写真等で見覚えのある景観に出くわす。焼ー淵である。長さ100m。さすがに足が止まる。
 気合を入れて突破にかかる。水は冷たくないとは言ったものの、暗く長い淵の中では結構寒く、水がとくに冷たく感じられる。
 ところが、中ほどに浅瀬がありそこで小休止ができるのがありがたい。寒さは変わらないが。固定されたロープを自分で手繰り寄せて進むと自由で楽に進めることに気付く。先鋒の苦労を若者に託し、後続は楽ちんちんだ。

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ロープを曳いて泳ぐ   中休みもできる    時には引っ張ってもらうのもいい

 抜け口には8m斜滝。左から乗っ越すのだが、スラブに弱い御仁が途中で立ち往生。ご愛嬌です。これを越えてもまだ淵が続く。ゴルジュの左カーブの先にはこのコースの核心とされる8m滝が姿を現す。

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 焼ー淵出口の斜滝でびびり始め...  さらに泳いで核心の8m滝

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    右の凹角に立ちこんで...  そのあとには気持ちが萎えそうなトラバース

 まだまだへつりと泳ぎに時間を忘れて進むが、泳いでもだんだん進まなくなる。お疲れ気味です、若者を除いて。
16:00 手頃な河原を見つけて幕営地とする。
 小雨がぱらつく中ではタープ下が開放的で快適。飲み食いのあと21:00頃には就寝。

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2日目
 夜間は雨らしい雨もなく、比較的快適に眠れた。目覚めると外は曇り空、まずまず。ゆっくりと支度。
8:15 幕営地出発
 歩き始めると雨がまた降り始める。昨日の雨でやや水量は増えているが、水はきれい。
 行動を始めて40分、淵を泳いでいくと急に水温が上がる。あったかい。左からの小谷の水が確かに温かい。上に温泉が湧いている? 湯釜があるかも...と、早速2名が小谷に分け入る。
 しかしながら温泉は見つからなかったようで戻ってきた。改めて小谷の水を触ると、さっきより冷たくなっている...???  
 本川を泳いで冷えきった手に、たまたま小谷の水が温かく感じただけに違いない。温泉かと思ったのに... 哀しい顛末でした。

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 間もなく雨が降り出す   楽しい遡行がまた始まる     温泉騒動の小谷

9:10 S字形の淵
 吊橋の残骸の下を通過して間もなく、また長く深い淵が。うねった淵の出口にはまた滝があるようだ。流れもあり少々立ち込みが難しかったが、何とか凹角からバンドに上がり、通過。 楽しませてくれるねぇ。

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      およっぐ泳ぐ       出口の滝は右手から    流れに負けるな

10:10 狼返しの滝
 再び廊下を進み、小滝や釜を右に左に。笠捨谷の特徴的な出合を過ぎると広い釜を携えた狼返しの滝が現れる。泳いで左から越える。

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        狼返しの滝      

10:35 堰堤(1)
 スリットタイプの堰堤を越えていくと再び楽しい廊下に釜・淵。各人思い思いに往く。

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 しばらくすると2つ目の堰堤が出現! 想定外。GPSで位置確認すると、車をデポした広場の小谷を通り過ぎ、左岸からの大きな谷の出合。上がり口を見逃したのも想定外。しまった。
11:05 堰堤(2)  これにて遡行終了 
 堰堤(2)より右壁を上がると旧作業道があり、これを谷沿いの辿る。道が消えていったん谷に戻り堰堤に達すると林道がすぐ近くに見えてくる。ガレを上がるとひょっこり林道に出た。本川の堰堤からヤブ漕ぎで苦労することもなし。  
11:40 林道
 そのまま林道を下ること10分あまり、広場に到着。 
 湯温泉の滝の湯に浸かり、解散。
posted by 飄逸沢遊会 at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | '13年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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