2007年04月21日

4/20 台高 木梶川 地蔵谷左股〜木原谷中尾根  田中

 地形図 大豆生

 今日は8時に家を出た。これより早く家を出るのであれば6時ということになる。平日に通勤ラッシュを避けようとするとこうなる。7時に出てもロスなだけだろう。8時に家を出れば11時過ぎには歩きはじめることが出来る。日が長くなったので6時間程度は行動できるはずだ。
  

 地蔵谷の左股は赤ゾレ山の北尾根と北東尾根の間に突き上げている谷である。奥の左股よりも長い。この前北尾根を下りてきたときに斜面のブナがよかったので下から上がって様子を見ておこうと思った。
 鳴滝展望台の広場に駐車する。朝の元気なときと帰りの疲れているときとでバイクの運転のしやすさが違うのであまり奥まで入る気がしない。登りは何でもなかった林道の下りで岩に跳ねられて転倒したという経験が何度かある。

 橋を渡ってすぐのところにあった倒木がきれいに処理されていた。トラックの車輪の後があったので山仕事に入り始めたようだ。17日には倒木が道をふさいでいたので開通したばかりである。

 地蔵谷には左岸の植林帯の方に林道から見てもわかる踏み跡があるのでそれを辿ることにした。上の方に水平道があってそれに上がることが出来るがそれより下にも踏み跡があり、トラバースで谷に下りることが出来る。それほど難しいことはないがやはり、疲れている足で下りに使うとなるとつらいかもしれない。その時は上の山腹道から下りる方がいいだろう。

 二俣で休憩して12時10分左股にはいる。ここで標高950mである。右俣の奥の左俣よりも滝が多い。でも谷が広いので通過できる。右岸側の斜面の方が緩いのでたいていは左を通っている。ノンビリ歩いて1020mの二俣まで半時間かかった。上に行くに従って少しずつ木が大きくなっていく。炭焼き窯の後がいくつも出てくるのでこの谷も伐採されていたのだと思う。低いところに大きい木がないのは仕方がないことだと思う。でも炭焼きのための伐採と植林のための伐採とは全く違うようだ。炭焼きの場合は再生を前提としたものなので植生は維持されている。だが植林の場合は根こそぎである。それまでの植生を抹殺して別の植生に変えようという切り方だからだ。1150m付近で谷を上がろうかどうか迷い始めた。前方の谷の幅が狭くなり、薄暗くなってきた。谷の勾配もきつくなってくるだろうから滝も出てくるという気もした。今まで明るい谷を歩いてきて今更足元を履き替える気がしなくなった。幸い両側から山毛欅の生えたおだやかな斜面が下りてきている。ダムのような岩が谷を塞いでいるのを見て斜面を上がることに決めた。右側の斜面が気持ちが良さそうだったので適当に何度か折り返しながら上がった。上がるに連れてブナが太くなり、尾根に出た。上がったところは北尾根の1200mの分岐のところである。先日この尾根の二俣から地蔵谷の三俣に下りたのだ。登るときはこの尾根の分岐を意識していなかったが登ってみてコース取りに満足した。気持ちがよいので休憩したがすぐに出るのが惜しくなってきた。昼寝をすることに決めた。30分ほど寝ていた。横になるとさすがに寒くウインドブレーカを着込んで横になっていた。

 14時半過ぎに歩きはじめる。このまま上がると赤ゾレ山だが山毛欅は北斜面に生えている。縦走路は何度か歩いているが灌木と草が続いているだけだ。上にでないで山腹をトラバースしてみようと思った。少し尾根を上がってなだらかになったところからトラバースに入った。所々踏み跡がある。鹿の道だと思う。見事な山毛欅が続く。笹が生えているからと気を許すとスリップする。土が滑りやすくて足が疲れる。でもこれを見ると縦走路を歩く気がしなくなるという山毛欅である。登る予定だった谷の源頭部を越え北東尾根にはいる。しばらく山毛欅を実ながら斜面に沿って下ったが木が細くなったところで木原谷側の斜面のトラバースに移る。ここは4/8に上がってきたところだ。谷を上がってくるときはどうしても視界が狭くなる。上から見下ろすのと印象がかなり異なってしまう。前は谷を上がってきて赤ゾレ池に出たがでる手前の俣トラバースにはいる。これで馬駆けが辻のピークを回り込む形になるはずである。谷のくびれを一つ越えて大きな尾根に出た。おだやかな広い尾根で低い笹が生えている。踏み跡は全く見あたらない。時間を見ると15時45分、下山を考える時間である。地図で見ると木原谷の中尾根である。16時下山を開始する。真っ直ぐ北に向かう尾根でわかりやすい。一度小さな岩のピークが出てくる。地図の1190mである。その先1130mで直進に見えるところの斜面が急に下ってしまっているところにでる。左の植林のある側に尾根が隠れているので注意が要る。

 尾根の杉の木には赤いポリプロのテープが巻き付いている。林業用のもののようだ。なたで樹皮がはがされているのが目に着く。間伐の目印かもしれない。
 二俣に近づくに連れて踏み跡がハッキリしてきた。二俣から下は右岸に踏み跡が付いている。新しく歩かれているように思う。たき火の跡もあった。17日にはなかったものだ。二段の滝の巻き道の桟橋も補強されていた。右岸の道は出合まで踏まれていた。途中いくつカテの入っているところもあった。伐採が始まると平日には木原谷に入るのは難しくなるかもしれない。
 林道を歩きながら植林小屋の前を見ると川を渡る橋もきちんと架け直されていた。この前までは流されて斜めに引っかかっていたものである。

 今日で木梶川上流のブナは全部見たという気持ちになってしまった。

鳴滝駐車場発 11:15  地蔵谷出合 11:25
地蔵谷二俣  12:40  谷1150m地点 13:40
北尾根1200m 13:55  出発 14:35
木原谷中尾根 トラバース終了 15:45
下山開始 16:00  木原谷二俣 16:40
木原谷出合 17:05  駐車地 17:40

posted by 飄逸沢遊会 at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | '07年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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