2014年05月07日

2014年5月3日 ヌタハラ谷(台高)

[参加者] YS田(L)、YN田、野村(記)
[天 候] 晴れ

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    不動滝の雄姿        山瑠璃草

 花の多い明るい谷でした。先日の雨で水量はやや多めでしたが、この谷にとっては今のこの時期がベストシーズンかも。
 記憶に残る谷となりました。 生まれて初めて蛇に噛まれた〜!

 今日もいい天気。前夜は青田川沿いにある東屋に集合。
 集合場所の東屋はダム湖が途切れてすぐくらいのところにあるのだが、真っ暗で場所がわからず右往左往。交番まで行って場所を尋ねたりして小一時間ほど余計にかかってしまった。しかし相変わらずこの地の星空は美しい。

7:30 東屋の駐車場を出発  8:00 目的地に到着
8:10 歩き始めてまもなく入渓
 深いゴルジュ中の2,3の滝を見下ろしながら杣道を歩き始め、ゴルジュが途切れたところから適当に入渓。初めのうちは小滝やナメが点在しており、徐々に体を慣らしていく感じだ。
 30分ほども辿ると、5mと12mの連瀑が明るく開けた沢に姿を現す。この時期は、木々の鬱蒼とした葉の繁りがなく、とても明るく目にまぶしいくらいである。
 巻き上がり、さらに進むとゴルジュの中の連瀑となる。飽きさせることがないイベントの程よい連続である。

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   5m滝と奥に12m滝       滝と釜の連続

 巻きの途中、強烈なイベントに遭遇した。
 伸ばした左手を倒木に置いたとたん、指先にチクリと刺す痛みが走った。痛い!と手を引いたのと同時にカツオの一本釣りのように頭上を飛んでいく物体が見えた。形からしてすぐ蛇だとわかった。ヤバイ!
 蛇に噛まれたのだと理解した瞬間、脳裏に浮かぶのはまずマムシ。噛まれたところのすぐ上を他方の手で締め上げると血が吹き出してきた。もっと出ろ、もっと出ろと思いながらその場から逃げようと数歩。が、ちょっと待て。マムシかどうかをまず確認しないといけない。そう思い振り返ってよーく見ると...、マムシではなかった。
 ひとまずホッ。 この野郎!と思いつつ、ナニ蛇か確認すべく、カメラを取り出す。まだ興奮しているせいで息があがり手振れが止まらないが、血にまみれながらなんとかパチリ。あとで再生して、シマヘビだとわかった。 ヨカッタ〜〜〜。
 さて、沢に戻る。
 倒木がうるさいほどに多くなり、荒れているなぁと思っていると、右手に大崩壊地。土石も倒木もここが発生源か。これを過ぎると、沢はまた新緑に包まれるようになった。

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私以上にびっくりしたであろうシマヘビ君         崩壊地 
向こうも死ぬかと思ったに違いない

9:25 夫婦滝
 休憩後、崩壊地を過ぎると夫婦滝の下段をなす滝である。夫婦滝は3段100mとも言われているが、3段は全く別々の独立した滝のように思える。
 下段を左から巻き気味に登り、続く中段8mと上段55mは右から高巻く。中段の下から見上げる景色は、まさに一幅の絵画のようにも、本の表紙を飾る写真のように見え、文句のつけようのない完璧な構図である。配置といい、色合いといい、明るさといい、嘘っぽいほどに出来すぎなのであった。しばし皆、感動。

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  夫婦滝の下段   中断の下から望む夫婦滝       滝しぶき

 CS滝、2条4m滝を越えたところで、カモシカに出会う。カモシカとのご対面は久しぶりだ。足が短くイノシシのよう。カモシカもいろいろである。

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 滝を快適に越えていく    カモシカとお見合い 

 休憩後、いくつかの滝を絡むように越えていくが、とても気持ちいい。

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11:25 不動滝
 おお、いいねいいね。下から見上げる不動滝はなかなかいい。遠目から全体を見ると少々間延びした感じだが。周囲は花盛り。壁にはアケボノツツジかミツバツツジ、下にはイチリンソウやなんたらやらかんたらやらその他数種類の花が密生して咲き誇る一面のお花畑。

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滝下で撮影に忙しいYS田氏    滝しぶきの迫力     ヤマルリソウ

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  不動滝の全容    壁に咲くミツバツツジ   落ち口に立ちもの思うYS田氏

 滝から上にはトイ状のナメが続くが、まもなく雪渓に遭遇。水は一段と冷たく感じる。
12:00に二股を過ぎ、しばらくでコウ七滝に着く。谷は明るく開放的である。昼食タイム。

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 コウ七滝とその奥にネコ滝    バイケイソウの新緑

 13:15 アザミ滝
 ネコ滝を越えると渓の勾配は緩くなり、雪渓も頻繁となる。左からの大きな枝沢を過ぎるとアザミ滝。ここまで来るとさすがに水量は少ないが、そこそこ美滝である。先ほどの大きな枝沢から巻き登るとそこはもう源流の様相を呈するようになる。
 本谷から離れて右へ詰める。石灰岩のごろごろした谷を詰めていくと水は切れ、草原が広がるようになる。

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    アザミ滝       詰めのルートは快適そのもの

13:55 桧塚奥峰 到着
14:15 下山開始 
 下山路は、テープが充実しており、迷うことなく行ける。標高1214m地点を過ぎたこぶの辺りより支尾根を下る。激下り。

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      桧塚奥峰にて            桧塚

15:15 林道に出る
16:00 駐車地に到着
posted by 飄逸沢遊会 at 01:54| Comment(1) | TrackBack(0) | '14年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
蛇にかまれながらも写真を撮った冷静さ!
さすが野村さんですわ・・ 

花と滝のコラボはサイコーでしたね〜
Posted by ikko at 2014年05月09日 22:11
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