2015年12月03日

南紀 熊野川水系小口川 滝本本谷遡行  2015/10/25

日時:2015年10月25日
参加者:E崎・Y中・T崎・K谷・KT野・MN川夫妻・MK内夫妻・IK田・体験1名・S藤(記)


北谷から巡視道を通って駐車地に降りた時にはすでに西の山陰に陽は沈みかけていた。

乾いたジャージに着替え、TN崎さんの車で再び県道44号のつづら折れを辿りながら
日足の集落にある『熊野川温泉 さつき』を目指す。
温泉に入って、少なくなった酒や宴会用のアテなんぞを買い足そうか・・・と話していたのだが
この町の唯一の食品店でもあるAコープは18:00で店じまい、酒は車で25分離れた新宮に出なければ
売っていないということが判明した。

やれやれ・・・少ない酒を気にしながらの宴会かぁ、とため息交じりに
脱衣所で服を脱いでいると、そこに翌日遡行合流のメンバーである『世界の山ちゃん』から
BCの道の駅に早くも到着の旨連絡があった。
山ちゃんには申し訳なかったのだが・・・・
新宮まで出張ってもらい酒の調達をお願いした。

ありがとう、山ちゃん。
風呂に入って一日の疲れをいやし、BCについて早速幕を張り宴会の仕込みを進める。
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やがて三々五々とメンバーも集まり、総勢14人となった。
昨夜と打って変わって張り詰めたように冴えた空気に
まぶしい月が浮かぶ。
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明日は賑やかな沢登りになりそうだ・・・ww




夜明けは少々冷え込んだ。
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雲一つない晴天。

もそもそ起き出して朝食、暖かいコーヒーを
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今日は7時過ぎに各車出発し08:30の入渓を目指す。
駐車場はメンバーの車でいっぱいになった。
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晴天に、遡行への期待は高まる。
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駐車場からアプローチ20分ほどでいきなりの豪瀑『宝竜の滝』の一の滝51m
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どひゃー。

この上にさらに二ノ滝54mがある。

まずは左岸の杉谷を少し上がって巻き道を探る。
それらしい感じの痕跡が急な右岸側壁につけられていたので
オブザーベーションのため私がまず這い登る。
ところどころにステップをつけていたと思しきアングルの杭が打たれているが
ステップはすべて崩れ落ち杭の頭だけが残っている。
いずれにせよこれがラインとみて間違いない。
ひたすら急な側壁をほぼ直登で40m上がりきると二ノ滝の壺を眼下10mほどに臨む
尾根に飛び出した。二ノ滝の威容も圧巻だが、振り返って杉谷の向こう側に
ガマ滝にかかる60mの『野の滝』が正面に落ちる。
ここからの風景はいきなりメインディッシュだ。

二ノ滝も本谷左岸の尾根を巻き登り落ち口下からトラバース気味に斜面をへつる。

落ち口に降り立つと股間の縮み上がるような高度感。
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しばらく苔むす巨石のゴーロをこなすと
簡単なナメ滝の上で谷は右に向きを変え

下コッペ滝15mは右岸滝身を辿る。
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滝上のナメは短いがその先に深い釜を持つ6mを従えたコッペ滝がかかり
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左岸の小尾根から超える。
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すぐに取水堰堤に突き当たる。
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メンバーのうち2名はここで離脱し、右岸の巡視道を通って下山。

さらに遡行は続く。

奥コッペ滝は水線左を簡単に
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明るい日差しに緑が照らされる中、
輝くナメ滝を快適に歩き
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燈明の滝。30m

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左岸ルンゼから植林の斜面を絡んで巻き登り
ナベラゴの滝を右岸から小巻に上がれば、もう滝らしい滝もなくなり
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昨日遡行してきた舗装道路のようなナメが延々。

ホタバ谷出合いのチョイ上で昼食。
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焚火にこだわる。
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ラーメンと焚火であったまったら
ぼちぼちと終了点の奥の二股を目指す。
30分ほどで奥の二股に到着。
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すぐ上に林道があるのだが、この林道は大雲取越えの中辺路で滝本への下降に使えない。

再びのぼりつめてきた谷を下り、取水堰堤から巡視道を伝い滝本へ下降した。

途中、燈明の滝を巻き下ったところでちょっとしたアクシデントもあり2時間ほどロスしたが
全員が無事に退渓。
陽が落ちる前に駐車場に戻った。

決して長い距離の遡行でもないし標高差がある谷ではないが
北谷、本谷ともに変化に富む楽しさの凝縮した素晴らしい渓でした。

同行の皆さまに感謝。

そして山の神様、二日間本当にありがとうございました。

『ひとりの路が 暮れてきた』
http://gorgemantommy.muragon.com/entry/12.html
ラベル:南紀 沢登り
posted by 飄逸沢遊会 at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | '15年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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