2016年10月13日

2016年10月10日 又剣谷(台高)

[参加者] S野、野村(L)
[天 候] 晴れ
 前日に計画していた小橡川左又谷が雨天のため中止となったのだが、午後からは急速に回復し、今日は体育の日ならではの晴天となった。ただ、明け方は結構冷え込み、そろそろ沢も終わりかなぁ、と思わせるほど。
 前日の雨で増水を心配したものの、やや多め程度の水量に収まっているようだ。多ければ巻けばいいし。
 又剣谷の源流部には舗装された林道が通っており、通常であれば上に車をデポするのだろうけど、今回は1台なので尾根を下山することになった。予想外に踏み跡はしっかりついていたので、ほとんど迷うことなく入渓地の堰堤まで下りて来ることができました。めでたし、めでたし。
 もう少し暑い時期に来たいですね。水遊びにはとてもいい沢です。

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       第三ゴルジュにて        第四のゴルジュかえ?

 
7:30 前泊地の道の駅「吉野路上北山」の駐車場を出発。
 毎度のことながら二日酔い。今朝は胃がもたれてたぷたぷ状態のため、朝食抜きで出発。ダイエットに頑張る。
 入渓地は近いので、間もなく又剣谷の出合近くに到着。出合手前の、林道のやや広いスペースに駐車し、出発準備。
8:00 駐車地からすぐに風折川に入渓。出合は目の前。
 谷に入るとすぐに堰堤。左手の植林内に逃げるがそこにはしっかりした道があった。
 堰堤を横目にやり過ごしてすぐ再入渓。河原を歩くこと5分で大きな釜に出くわす。すでに10月である。さすがに朝一から泳いで小滝に取り付く元気はなく、巻く。
 続いて間もなくまた釜をもった岩の詰まった滝。もう少し暖かかったら...と思いつつ、巻く。
 ナメ滝も次々と現われ、岩肌には色づいた落ち葉がチラホラ。秋ですねぇ。

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   夏なら飛び込むけどなぁ        夏ならドシャワかぶりだけどなぁ

8:30 第一ゴルジュ
 両岸が狭まり、階段状に小滝群が出てきた。ゴルジュの始まりか。
 目の前に釜をもつ斜滝(ナメ滝)。その奥にゴルジュが続いているようだ。暗い。  巻く。

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     ゴルジュの始まり       泳いで取り付きたいけど...

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      ゴルジュの中をのぞくと面白そう     ツルツルしそうな小滝

 第一ゴルジュのどん詰まりは30m滝。われわれにはとても取り付けないので、滝の左手の壁を上がって巻く。

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    30m滝(暗い)    滝の左手を上がるがちょっと高度感あり

9:20 滝を越えると渓は開け、断続的にナメが続くようになる。
 途中、急斜面の倒木に足を取られ、動けなくなっているオス鹿を発見。S野さんの強い要望で救出に向かう。
 急斜面なのでこちらの足元もおぼつかないし、下手に近づいたら、大きな角で突き上げられそうで怖い。
離れたところから倒木を引き剥がそうとするもなかなかうまくいかない。どうも後ろ脚は骨折しているよう。
であればと少し近くに寄って倒木を引き剥がすことに成功。と同時に鹿の身体は川底へ転げ落ちていった。骨折のせいでうまく歩けず、浅瀬の中からこちらの様子を覗っている...
 邪魔者は早く退散するに限る、と先を急ぐ。
 今頃、生死の境をさまよっているかもしれない。 南無阿弥陀仏。 神仏のご加護あれ。

 ナメ滝や小さな斜滝では水の中を行くも、釜は巻き巻き進む。
10:20 釜をもつナメ滝と、その奥にゴーロ帯から流れ出る2条の小滝。
 ゴルジュっぽいが、結構開けている。この辺りからが第二ゴルジュだろうか。第一ゴルジュに比べてずい分明るい。

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  岩の詰まる2条3m滝 か?       形のよい5m斜滝

 このあと、釜をもつナメ小滝や、逆くの字のナメ滝が続く。時折注ぐ木洩れ陽も心地よい。ホウキタケ発見。白いキノコも。  ん〜、パス!

10:40 直線状に長い、すべり台のような10m斜滝で第二ゴルジュは終了。

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       ほんとすべり台、すべりたい

 右岸から滝を連ねて出会う枝谷を過ぎ、再びナメが断続する沢を辿ること20分。目の前に緑のーが立ちはだかる。本流はーの右か左か? 壁に近づくまでわからない。

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    滝を連ねる枝谷との出合       目の前に緑のーが出現

11:05 第三ゴルジュの始まり始まり〜
 ここまで泳ぐことを避けてきたが、さてどうするか、首脳会議。
 巻くのもたいへんそうだし、気温も上がってきているだし、目の前の滝は階段状だから頭から浴びることはないかも。手前の淵さえ何とかなれば...ということで、突っ込むことに決定。
 まず手前の小さな淵を右からへつって通過し、次の深遠な淵は何とか左をへつって通過。腰までは濡れたが、泳ぐまでには至らず、まずは上々。
 しかし、階段状の滝、入ってみれば頭からのシャワー。少しの間だけだったけど、ぐしょ濡れ。
途中で切って後続をビレイ。追随者は、私より若干手足が短いため、泳いで取り付くことに。
上から見ていてもなかなか迫力のあるシーン。高度感もある(写真ではわかりにくいのが残念)。
動画で撮りたかった。

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これからが第三ゴルジュだぁ   ここから泳いで取り付く   滝しぶきをもろに浴びる

 まだ滝の中段だが、この先は傾斜も緩くなり、ルンルンかと思いきや、岩溝状の中をほとばしる流れの勢いはなかなかで、つっぱりステミングを交えながらの登りである。実に楽しい。
 これなら、入渓時点からガンガン釜にも入れたなぁ、と今は思う。今だから思う。
 詰めは40m滝の登場となる。 ここはすんなり右手から大きく、巻く。

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 岩溝の中を奔しる流れ      流れを跨ぎつつ      締めは40m滝の登場

12:20 第三ゴルジュを過ぎて、日差しのあたる河原で、目の前の斜滝を見ながらほっこり昼食タイム。
 朝食抜きのせいか、おにぎりとクリームパンのおいしかったこと。ホットなコーヒーもグー。
12:50 食事をすませて出発。目の前の釜は、温まった体には毒である。巻く。
 あとは適当なところから左岸の尾根に取り付こうと思っていたが、予想外のトイ状の斜滝に遭遇。
飛沫を全身に浴びるまではいかなかったものの、下半身は洗礼を受ける。ちびたい。

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      本流にはトイ状の斜滝が        滑り落ちぬように

13:15 二俣(EL730m)を過ぎる。
 その後、ナメなどを辿ること約10分で、左岸の山抜けしたガレ場を過ぎた右手に植林小屋跡の平地を見る。
 これにて、遡行を終了。

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       奥の二俣           ナメの続く穏やかな渓相

14:00 枝沢を辿り、最後は倒木がうるさくなったので斜面へ逃げ、さしたる藪漕ぎもなく稜線尾根に出る。
 標高差130m、ゆっくり登ってちょうど30分。
14:25 奥畑山を通過。
15:50 入渓地の堰堤。ここまで踏み跡は概ねしっかりしており、ほとんど迷うことはない。天気もよかったし。下山途中には結構いろんなキノコが生えていたが、すべて、パス。
16:00 駐車地に到着
posted by 飄逸沢遊会 at 00:52| Comment(1) | TrackBack(0) | '16年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
危険を冒してまで鹿を助けられた
のですね〜きっとお二人に良い事がありますよ(^^)

未知の下山路はさぞ緊張したことでしょう。
Nさんがキノコに目もくれなかったのですから
(>笑<)

奥畑山からの踏跡は概ねしっかりと続いているという
貴重な情報をありがとうございます。
Posted by ikko at 2016年10月13日 23:11
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