2016年11月15日

2016年11月13日 東ノ川_奥西ノ谷(台高)

[参加者]M内S(L)、YN田、野村(記)
[天 候]小春日和の穏やかな晴天
[水 量]少ない
[前泊地]道の駅 吉野路上北山

 暖かな秋の一日。憂さを忘れて、錦繍の中をまさに飄逸する沢遊び、この時期ならではかもしれない。

   東ノ川 奥西ノ谷_161113_085830_幕内.jpg     東ノ川 奥西ノ谷_161113_104257_幕内.JPG

 .....なんて、ね。 

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6:30 前泊組のM氏とNが明るくなりきった頃合いに目覚める。なかなかいい天気である。
 冷え込みもあまりなく、熟睡できた(のは私だけ?)。
 程なくYさん到着。
 朝にコーヒーの香りが心地よい。
 朝日に輝く紅葉と澄みわたる青空、遠くに峻とした大峰の山稜がまっこと美しい。
8:20 サンギリトンネルを抜けてやや下ったところに駐車し、いざ出発。
 10月で沢靴を片付けたというおじ様がカメラ片手に紅葉撮りに来たと言う。
 林道から見下ろすと、滝と紅葉が... 絵になるねぇ    われらはそこを辿るのです。
8:50 急な支尾根を下ること10分あまり。西ノ谷下部の締めの4連瀑の上流に下り立つ。 入渓。
 Mは殊の外慎重です。

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    光る衝立ーにシルエット    さすがに一発目は左から巻いた

 続く2条の10m滝。十分いけそうな感じだったので、右側を取り付いてみた。過去の記録でもここを攀じている。 安全を期して、というか最近ハーケンを打っていないので、打ちたくなった。3つも打った。ひとつはいい音を響かせてくれた。すばらしい景色にハーケンが歌っている。まさにそんな感じ。 えぇなぁ〜
 カメラのおじさんが三脚を立てて対岸で構えている。

東ノ川 奥西ノ谷_161113_091701_09.JPG        東ノ川 奥西ノ谷_161113_094349_幕内.JPG
  かろうじて2条の10m滝       傾斜は比較的緩くホールドはしっかり

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        上から覗くとけっこう高度感がある

 滝の落口に立つと、釜を隔てて深い岩溝を流れ落ちる滝が。夏なら突っ込むかもしれないが、今はさっさと尻尾を巻いて左岸から巻く。ちょっとした大巻きとなった。
 巻き終えると、そこはちょっとした(ホントちょっとした)ゴルジュ状の流れ。

     東ノ川 奥西ノ谷_161113_100406_18.JPG         東ノ川 奥西ノ谷_161113_101607_21.JPG
    落口の上流側には岩溝の滝     ゴルジュ状だけど穏やかな流れ

 上流を見ると大きな幅広のスダレ状の斜滝である。左手には林道があり、空が開けていてとても明るい。
秋ののんびり山行には、紅葉とも相俟って気持ちいい。

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 3条でスダレ状に広がる10m斜滝     右側の流れの中を辿れば心地よい

 スダレ状の斜滝に続いて、今度は2条の似たような斜滝。
 満を持してM氏が右の流れの中を辿る。ビミョーな所もあったが、なんとか登りつめた。

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       光のコントラスト(闇を這うM)

10:40 ここからしばらくは平凡な河原歩きとなるが、紅葉を愛でながらののんびり歩きは、それはそれで楽しいものだ。 小魚やまれにきのこも顔を出す。杣道の石垣が流れに沿って続いているが、人臭さと言うよりは、いにしえの山の民の暮らしを思い起こされて温もりすら感じる。 陽気のせいか。

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         紅葉真っ盛り         のんびり河原歩きで紅葉狩り

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玉石の河原がナメてくると間もなく    奥に30m滝が姿を現す

11:35 30m滝(の手前の釜とトイ状小滝)

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     慎重に釜をへつる       トイ状の3m斜滝で岩に挟まれる

 小滝を過ぎれば30m滝。
 滝下の釜は小さいが深く、へつるには滑ってどぼんしそうでコワい。仕方なく、左側を少し上がって滝をトラバース。左岸のルンゼから高巻くことに。
 この高巻きがなんとも。どんどん追い上げられていく。M氏が多少度胸を出してトラバース。少し上がり過ぎたかとも思ったが、意外とさほど下りないでも渓床に戻ることができた。結果的にはなかなかよかったルートファインディング。

東ノ川 奥西ノ谷_161113_113523_50.JPG   東ノ川 奥西ノ谷_161113_114555_55.JPG   東ノ川 奥西ノ谷_161113_114937_56.JPG
 30m滝の全容です     錦をまとい光る滝    滝の下部をトラバース

     東ノ川 奥西ノ谷_161113_123944_63.JPG   
     滝の上流は岩溝状の流れ(下にもあったような...)

12:40 遅めの昼食タイム
 30m滝のひとつ下の釜のへつりで、腰まで浸かってしまったYさんのためにM氏が火を起こす。
乾いた小枝がよく燃える。
13:25 出発。 斜滝の釜の淵を歩いて15m滝の前に出る。 直登は難しいと判断し、右岸を通る石垣を目指して巻き上がることに。
 上がってはみたものの、石垣の杣道が一部抜けている。M氏得意のハンマー投げでロープを木の幹に掛けて支点とし、かなり場当たり的なグチャグチャなロープワークでなんとか通過。

          東ノ川 奥西ノ谷_161113_133338_78.JPG     東ノ川 奥西ノ谷_161113_132942_75.JPG
           一幅の絵よりも美しい         これは違う

   東ノ川 奥西ノ谷_161113_140923_82.JPG
    ...これが癒しというものか

14:15 最後の2段6m滝を過ぎて遡行終了。
 杣道を少し戻り、枝沢を林道目指して詰めていく。
14:35 林道に出る
15:20 駐車地に到着

まさに 飄逸沢遊会の名のとおり。 ほんま、えかったなぁ〜〜
posted by 飄逸沢遊会 at 21:44| Comment(1) | TrackBack(0) | '16年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
楽しかったですね!
一日中ずっと楽しかったです!

なんていうか、ええ沢でしたね!!
Posted by まくうち at 2016年11月15日 22:43
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