2017年08月21日

黒蔵谷 南紀

[遡行日] 2017年8月19日(土)〜20日(日)
[コース] 黒蔵谷出合(8:40)-大滝(14:30)-テン場(17:45) テン場(7:30)-林道(9:20)-デポ地(11:20)
[参加者] 山口 幕内弟(L/記)
[天 候] 晴れ

泳ぎ・登攀・大滝が大好きなバランスで配置された秀渓。
行ってください。
ほんとうに良い沢です。
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19日
6:30
道の駅ほんぐうを出発。
デポ回送に1時間20分くらいかかりました。
この林道はかなり荒れています。
デコボコの未舗装の落石だらけの道を、ソロソローっと運転するのは疲れます。
素掘りのトンネルや、巨大岩壁や、元気のないイノシシがトコトコ走ってました。

8:40
入渓。
入渓後すぐに鮎返しの滝。
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山口さんがリードで滝の左手から登りましたが、とても難儀していました。
かなり厳しそう。
セカンドで僕が回収しましたが、ハーケンが抜けない。
足もプルプルしてくるし、叩いても叩いてもハーケンは首を振るだけで抜けそうにない。
結局山口さんが回収してくれました。
ビレイしてたので登攀中の写真は無し。
この直登で40分かかりました。
落ち口の大岩で支点を回収している山口さん。
頭が少しだけ見えています。
IMG_8391.JPG
2人やから良かったですが、大人数の際は巻いた方がいいかも。

ここからは連続する廊下を泳いで進みました。
水は澄み切っていました。
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深いところはエメラルドグリーン。
廊下の流れは弱く、水量も少なめか。
盛夏の太陽の下、ゴルジュと自然林のコントラストが美しかったです。
沢中は、ずっと美しかったです。
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沸き立つ小滝の釜はジャグジーのようでした。
暗い廊下、明るい廊下、美しい自然林、透明な水。
とにかく綺麗な沢でした。
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滝は、探せば突破できるものばかりで、ほんとうに楽しかったです。
行ってみてください。
正確な遡行図を持って行くより、地形図だけで挑んだほうが面白いかも。


12:00
深い釜をもつ斜瀑5m?
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しびれました。
滝の左手が登れそう。
泳いで取り付くが流れが早い。
いろいろ探せば大きなアンダーガバを発見。
水中スタンスもちょうどええとこに。
水から体を引きだして、次の手を探すがドボン。
山口さんも取り付くが、鮎返しの激闘の影響で無理。
空身で僕が再挑戦、なんとかスラブまで這い上がるも腕も足もパンパン。
しかもスラブはルヌルヌしています。
小さなフレークはあるけど、滑りそうで怖い。
結局山口さんが右岸を巻いて上からフィックスを垂らしてくれました。

ここからは川原も交えた渕と小滝の連続。
快適に遡行を続けますが、ほんとうに綺麗な沢です。

14:30
ゴーロ帯を登り抜けると釜を持つ10m滝。
左手のクラックに残置もあり、登れそう。
山口さんがリードするが、難儀していました。
でもビレイしながら見ていると一歩出したら行けそう。
山口さんと交代しますが、僕は手も足も出ず。
結局右岸高巻き。
巻き途中で30m大滝が見えました。
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地形図では「カンタロウ滝」?
遡行図では「黒蔵滝」?

山口師匠の見解では下の10mがカンタロウで、上の30mが黒蔵ではないだろうか、とのこと。
10年前からそのように考えていたそうで、師の沢歴の長さが伺い知れました。

大滝は左右どちらからでも巻けそう。
10年前は左から、今回は右から巻きました。
踏み跡に誘われ戻り気味にリッジをあがり、落ち口より結構先に懸垂で降りました。

15:40
陽が西に傾き出しても渕は続きます。
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渕の先にチョックストーン2条2m。
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白い岩の渕を泳いで右手から上がりましたが、降りれない。
チョックストーンの上に飛び降りれそうですが、微妙に高さがあり、怖い。
山口さんがザックを先にチョックストーン上に降ろし、空身でどう降りようか逡巡していると、ザックが流され渕へドボン。
選手交代で僕が挑みましたが、とにかく微妙な高さがあり、飛ぶに飛べず。
結局山口さんが左岸を巻いてロープを出してくれました。

17:00
まだまだ出てくる小滝をこなしているとL8mの斜瀑に到着。
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左岸から落ち口トラバースを試みるも、ちょっと怖い。
またしても山口さんがリードで左岸を上がり、懸垂で落ち口に降りました。

17:45
左に立派な石垣を持つ支流の、手前でザックを降ろし泊まりの準備をしました。
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焚き火も豊富で二人には十分なテント場でした。
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20日
7:30
テント場を出発。
廊下状の行き合いを歩いて突破。
釜を持つ小滝を快適にこなしていく。
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8:40
co570mの二股。
右へ行くと野竹法師。
左へ行くと下山に使う林道へ。
我々は左へ。
しばらく行くと堰提が出てきました。
堰提手前の枝沢を左へ上がるとガレ場の上に林道が見えました。

9:20
林道を下山開始。
しばらく緩い登り坂。
歩きやすい林道で、山口さんとヘラヘラおしゃべりをしていると、下り坂に変わりました。

11:20
2人とも、なんの冗談も言わなくなり、完全な無の状態になったころ、デポ地に到着しました。
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ここから入渓点へドライブですが、これも長い。
ボコボコの道を40分、素掘りのトンネル、デカイー、昨日のイノシシの死骸。

12:30
山口さんオススメのわたらせ温泉へ。
山口さんオススメの温泉には、あまりいい思い出がないのでちょっと不安でしたが、わたらせ温泉は最高でした。
JAF価格600円で五つの露天風呂が楽しめました。
湯の華が豊富、いろんな温度の露天風呂が楽しめました。

14:00
肌もすべすべになり、熊野川沿いの中華「黎明」へ。
沢登りの後は、台湾料理・中華料理がほんとうに美味しいです。
何食べようか考えながら運転してたら黎明に到着。
しかし黎明は準備中。
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ここで解散しました。


山口さん、ありがとうございました。
黒蔵谷はほんまに良い沢でしたね!
僕のいままで行った沢の中でもベスト3の沢でした!
インスタ映えのするフォトジェニックな沢でした。
皆さんオススメします。
posted by 飄逸沢遊会 at 09:54| Comment(1) | '17年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
天気もよくて気持ちいい山行でした。僕は体力の衰えを痛感しました。筋トレしよかな。。
Posted by 山口 at 2017年08月22日 13:02
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