2017年09月27日

黒石谷-1泊2日(台高)

[遡行日] 2017年9月23〜24日
[コース] 9:50 黒石谷出合 − 10:30 入渓 − 11:55 男女滝 − 13:00 明神滝
     − 14:15 扇滝 − 15:50 霞滝 − 17:20 菅平谷出合◭
     ◭ 8:20 − 9:30 鬼滝 −12:30 小屋跡 − 14:00頃 車デポ地
[参加者] MK内(L)、S野、TM永、野村(記)
[天気・水量] 2日とも曇り  水量やや多い  ヒルは実害なし

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       雨のあと、大きなミズゴケも元気いっぱい、ふかふかです

 黒石谷は暑い盛夏にちょうどよい。 のんびり1泊2日が最高だ〜
 ドライブウェイに車をデポするなら、途中から尾根を詰めるより、沢を詰め上がる方が断然楽チンですよ。
 
 ドライブウェイ途中のいつもの展望台で前泊。
午前2時までウヰスキーぐびぐびで朝寝坊。 でもって目論んでいた黒石谷の下部ゴルジュ遡行は中止となる。
8:30 車を1403m地点付近に1台デポし、黒石谷出合へ。
9:50 出合の料金爺さん宅の近くの路上に駐車し、出発。 もう10時近い。
10:30 林道終点を過ぎ、12m滝の上流から入渓し遡行開始。 水嵩は通常より高く、水量は多い。


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   初っ端の2条7m斜滝の瀑流をゆく かなり身軽に変身(途中)

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   長淵を奥のトイ状3m滝へと果敢に進むも.... 水量多し

11:30 長淵を巻き終えると眼前に2条10m斜滝(ヒョングリ付き)が、緑の釜を携えて登場。
 陽が差せばエメラルドカラーに煌くところでしょうが、残念ながら曇天。

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   釜の右手の狭まった深みを横断(TMさんらは壁のへつりで突破) 

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   立派な釜をもつ10m斜滝、水量に恐れおののいて直登をあきらめて左から巻く

11:55 男女滝
 女滝越しに明神滝の上部がのぞく。

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   男女の仲を裂くように男滝の水際を行く

13:00 明神滝

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   開けた空間に見る猛滝のしぶきが何とも言えず美しい

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   右手の巨岩の下から、上の隙間をすり抜けて行けるのが楽しい

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   明神滝の右岸壁を斜上するバンドを行くが詰めはいばらの道(上部は逃げるが勝ち)

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   明神滝の上にも15m級の滝が隠れており、なかなかの壮観

14:20 扇滝  まっすぐな廊下状の浅い淵のきれいな水流やナメを辿って行くと、扇滝に着く。

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   扇滝は滝裏を斜上して滝の左側を巻き登ることになる

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   滝裏のちょっとした岩場でもたつくと、どんどんシャワーが落ちてくる

 巻き終えて落ち口に近づくも、目の前に釜と4m斜滝。
 MKひとり泳ぎ登るもほかのメンバーは泳ぎたくないので、さらに巻き登る。しかしまた長淵と奥に4m滝。

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   泳ぐ、泳ぐ....

15:35 深切谷出合
 浅いゴルジュの中の小滝をこなし、釜や淵をへつっていくと、深切谷が左岸から滝を架けて出合う。
 霞滝は近いが、間近に拝むためにはまさにゴルジュ(のど)を胸まで浸かって行かねばならないのだが、なかなか勇気が出ない。巻いて杣道へ出ることも考えたが、一念発起、前に進むことにする。
 MKはすでに奥へと分け入ってしまった。倒木を伝い、滑りそうな岩肌に足を進め、4m滝をこなすと霞滝、真打登場である。

16:00 霞滝

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 滝下から望むと、下部はいいが上部がかなり厳しそう。MKはすでに下部を越え上部に取り付いている。

 とてもじゃないが、慎重派の私には追随できない。上から誘うMKを無視して、次の手を探した。
 のどの地点まで戻って巻き上がればよいのだが、滑りやすい岩を下り、またしても胸まで浸かるのも億劫なので上へのルートを探す。
 左岸の岩壁に蔓が長く垂れ下がっており、ターザンよろしくよじ登れば上の斜面に出られそうである。
 が、「蜘蛛の糸」にしゃがみついたものの、その上の斜面もやっかいで、結局、霞滝の落ち口に出るまでに小一時間近くかかってしまった。 でもそれなりに面白かった。

17:20 管平谷出合(小屋跡の幕営地)
 幕営地でのんびりの予定が、日暮れ間近となり、どたばた。
 薪は乏しく、太いものはない。いかんとも心もとない限りだったが、結果的にはなんとか足りた。
 メンバーのアルコールにのどを潤し、ささやかな宴ののち、21:30床につく。
寒さは全くなく、心地よい眠りにありついた。

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   幕営地としては、薪さえ確保できれば最高の地

 6時起床、7時半出発の予定が、またしても寝坊により8:30の出発となる。

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   多条15m滝は右から巻き、その上の滝諸ともやり過ごして落ち口へ

9:30 鬼滝
 少々際どいものも含めていくつもの滝をこなしていくと、鬼滝に到着。

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   ずっと曇天だったのに、ここでしばし光が差し込んできた

 巻きは高めに巻く方が早い。右手のバンドに囚われるとかえって厄介なルート取りを強いられる。
 巻き終えると、ナメや小滝や釜が入れ替わり立ち代わり出てきて飽きさせない。

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   ゴルジュの前の4m滝はMKが果敢にやりこなす

11:05 ゴルジュ屈曲点
 3連瀑だが、この時期、そそくさと右手から巻く。

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   淵の濃い青が神秘的であり、引き込まれそう

 ナメ滝、斜滝、釜を快適に辿るが、まだまだ水量は多い。

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   15mの斜滝手前では、釜にダイブ

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   漠流の中を辿る楽しさは格別

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   50mの長いナメもいい  楽しさは尽きない

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   どうでもいい

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 とにかく水がきれいである。どうです?  誰ぞやの真似して半沈で撮ってみた

 どの辺りからだったろうか、透き通るライトブルーな世界が続いている。

12:30 小屋跡
 いくつかの記録によると、このあたりで遡行を打ち切り、尾根に取り付いているが....

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   われらは沢屋だ、本谷遡行をこのまま続けることにする

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   うるさい倒木に悩まされるかと思いきや、快適なナメが断続する

13:30 下の林道  ここままでほとんど倒木に悩まされることはなかった。水もかなり上部まで涸れることなく見られたし、尾根を上がるのに比べたら、めちゃくちゃ快適である。
 調子に乗って林道から先も本谷を沢沿いに辿ってみた。

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   谷は細くガレっぽくなるも、うそのように快適

13:50 上の林道
 最後の最後でザレ場に足をとられて登りにくさはあったものの、チョー快適な遡行だった。
快適という言葉が溢れすぎたが、実感である。

14:00頃 デポ車に着

 黒石谷はまっこといい渓である。 晴れたら最高だったろうなぁ〜  オススメ(来年だね)
posted by 飄逸沢遊会 at 00:00| Comment(0) | '17年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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