2017年10月04日

前鬼川 孔雀又谷左俣

[日 程] 2017年9月30日〜10月 1日
[参加者] K村、YM形、会員外1名、野村(L/記)
[コース] 1日目: ゲート前(駐)8:30 − 8:45前鬼川出合 − 11:20垢離取場
        − 11:50不動滝 − 12:15垢離取場 − 13:30深仙又谷出合
        − 14:50小屋跡(◮泊)
     2日目: ◮8:10 − 9:05右俣左俣の二俣 − 13:20稜線(奥駈道)
        − 16:05大古の辻 − 17:30前鬼宿坊 − 18:10駐車地
[天 気] 概ね曇り、2日目朝は晴れ
[備 考] 水量やや少なめ、フリクション上々、ゆっくりペース、ヒル被害なし

 いやはや、ガリーを詰め上がったところは孔雀岳のすぐ南側。何が何だか....
 孔雀又の右俣を詰めていると信じ切っていたのに、実は左俣を遡行していたのだった。
 でも面白かった。

 曇り空でも透き通ったライトブルー。

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[1日目]
8:30 駐車地を出発  吊橋の脇から黒谷に入り、前鬼川本谷出合へと下る。
8:45 前鬼川遡行開始
 透明感はさすが。 ちょっとした小さな深みでも爽やかなブルー。 

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   2段10m滝  川底の礫は白いものが多く、水の色をさらに際立たせている

 広い川幅いっぱいにナメが続き、思い思いに渡り歩く。
9月も終わりだというのにさほど水に冷たさを感じないのは、昂る気持ちのせいか。
 
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   小滝の下にも深い釜があり、青が深い

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   箱状廊下は左から巻く  ここでも水の色に変わりはないようだが...

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   巨大なゴーロ帯では、岩の下をくぐることも

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   越えるのもひと仕事

11:20 垢離取場
 時間もあるので、三重の滝(不動滝)を見物に行く。
 不動滝の水は青くはなかった。 いずれは滝の上までたどってみたい場所だ(修験道で)。

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   垢離取場の釜の水は透明感に変化はないがグリーンに変わっている

 やはりここは定石、泳いでみた。
 思ったほど冷たくない。下流のブルーな水よりもむしろあったかい気がした。

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   きれいなナメや小さな淵が続く

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   ひょんぐりの滝 釜が深い  右岸を巻く

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   ヘツリも楽し  ドボンは本望ではないが、それはそれで

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   深いグリーンの釜と逆くの字滝

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   あくまでも透明でエメラルドな水

14:50 小屋跡(平坦地と低い石垣が残る): 幕営地とする
 (小屋跡は二俣の上流にあると思い込んでいたのが勘違いの始まり 思い込みとは恐ろしいものだ)

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   青と緑の世界で赤い写真もあっていいかな、と
   沢中での焚火は欠かせない

 21時過ぎにはみな就寝。 樹間から覗く星月夜はすっかり秋模様。

[2日目]
8:10 快晴の下、ゆっくりと出発
 今日の行程は、900m上げて1200m下る体力勝負の長丁場。
 細い岩溝の奔流(トイ状のナメ滝)や小滝を越えると、前方正面の尾根上に記念碑のような衝立岩が見えてきた。青空に眩しい。

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   岩峰群が遠望される  主稜線は遥か先だが気持ちは踊る

9:05 孔雀又の二俣
 当初の計画から間違えて左俣に入り込んだ。
 左俣に入ってしばらく、両岸、河床、正面のすべて、岩に囲まれたゴルジュの奥に輝く水面が現れた。

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   廊下の奥に輝くブルーが視線を惹きつける

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   アクアマリンカラーの小さな淵は「乙姫のゆりかご」?
   飛び込まずにはいられなかった(推奨)

 緑色だった水の色はいつからか再び青色に変わっている。(ような気がする)

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   明るいゴーロ帯を進むと五百羅漢の岩峰群や壁岩が目の前に迫ってくる

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   至るところ「石門」あり 本谷をひたすら拾っていく

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   青空はなくなり、ガスが降りてくる

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   石門を抜け、広くなったり狭まったりのガレや涸れ滝を辿る

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   涸れ滝はほぼすべて階段状で、高度を稼ぐ

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   岩溝を詰めていく

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   いつ果てるともなく続く主稜への道

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   ルンゼには浮石が詰まり、慎重に登る

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   稜線間近、このあと笹原の急登をへて主稜(奥駈道)へ

13:20 主稜(奥駈道)
 主稜に出ると、ガスでよく見えないものの右手(北側)には高みがありしっかりとした踏み跡もある。左手には高みが見えず、どう考えても孔雀岳の南側に出たとしか考えられなかった。
 地形図で確認するも、孔雀又の右俣から孔雀岳の南に出ることはありえず、????。 
 恥かしながら左俣を辿っていたとはついぞ考えもしなかった。大チョンボ。まあ、無事で結果オーライということだが。

 駐車地へは途中から夜道の下山となることも覚悟して出発。
 長ーく辛ーい下山を予想していたが、奥駈道のアップダウンは少なく、多少とも景色を楽しみながらの歩きであり、思ったほどのしんどさはなかった。
 何とか明るいうちに前鬼の宿坊まで下りることができた。
 ところで、前鬼への下山路のうち、階段が終わってからの宿坊までの間は、夜道では道を外しやすく迷う危険が大きそうだ。
 何はともあれ、お疲れさまでした。
posted by 飄逸沢遊会 at 22:04| Comment(1) | '17年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トップの写真、すごい写真ですね

また浸かりながら撮影ですか(笑)
Posted by まくうち at 2017年10月06日 17:26
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