2018年05月04日

2018年4月29日、30日 滝本本谷、北谷(南紀)

[遡行日] 2018年4月29〜30日(道の駅 瀞峡巡りの里 熊野川)
[コース] 1日目(滝本本谷): 8:35 入渓(宝竜の滝)− 10:55 二俣 − 13:20 ボタバの谷 − 13:45 遡行終了 − 15:45 駐車地
     2日目(滝本北谷): 9:25 入渓(筆藪滝)− 11:50 ケヤキ原滝 − 14:00 取水堰堤(遡行終了)− 16:00 車道 − 16:20 駐車地
[参加者] MK野、野村(L/記)
[天気・水量] 晴れのち曇り  水量普通  ヒル見られず ヌメリは少ないです。

 念願だった滝本本谷・北谷、話にたがわない素晴らしい沢でした。
ナメに関しては、本谷よりも北谷の方が圧巻。
 やはり、一度は行くべき沢のひとつでしょう。ちょっと遠いけど。
 大きなダニに脇の下を噛みつかれましたが、服の上からだったので強引に引っぺがしましたが無事でした。

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 陽に輝く泡沫も美しい

 


【1日目】<滝本本谷>

7:00 道の駅を出発
7:50 駐車地到着、身支度
8:25 出発  滝までは遊歩道を辿る。
8:35 宝竜の滝(一の滝)
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   滝の水量に比べて異常に大きく深い釜  深淵な雰囲気が漂う

9:00 宝竜の滝(二の滝)
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   一の滝と同様に、印象的な釜  独特な地形はまさに南紀

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   二の滝の落口から下を覗く

9:40 コッペ滝群
 二の滝からしばらくゴーロが続いたあと、ワイドながら落差の小さいナメ滝(コッペ滝1)を過ぎるとすぐ、下半分が2条のナメ状の斜滝(コッペ滝2)、2条の斜滝(コッペ滝3)、深く大きな釜をもつ2条の滝(コッペ滝4)と続く。
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   コッペ滝2は滝身左手を登るが、念のため途中でロープを出す

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   コッペ滝3は右側を快適に

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   コッペ滝4は、深い釜ときつい勾配のため取り付けず、右から巻き道を辿る

10:20 発電用取水堰
10:30 奥コッペ滝
 取水堰を過ぎてゴーロを進むとほどなく、ワイドな2条の奥コッペ滝が見えてくる。滝身の左手を登る。
 超えていくとナメの急流や泡沫で真っ白なナメ滝が現れ、引き続いて長いナメとなる。
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   白く泡立つナメ滝

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   二俣近くまでナメが続く

10:55 二俣
 二俣からしばらくゴーロの渓を辿ると右手に燈明滝が見えてくる。
11:20 燈明滝
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   登れそうで登れない、いや登れるかもしれないが、シャワーは辛いし、巻く

11:35 白滝
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   登れそうで登れない、いや登れるかもしれないが、シャワーは辛いし、巻く

 白滝を過ぎ、小さなナメ滝を越えたあたりの日当たりの良いところで昼食タイム。

 ゴーロや岩間の滝を越えていくとナベラゴの滝(ナメラゴの滝?)となる。

12:45 ナベラゴの滝
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   ひとつひとつの段差が大きく左手の巻き道を辿る

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   再びナメが続くようになるが、岩溝が縦横に走り、魚も走る

13:20 ボタバの谷出合(放水路)
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   北谷から送水され、ここで放水される

13:35 ナメと河原のミックスゾーンの途中で引き返す
 なおもナメが断続的に続き、奥の二俣まで行きかけるも、ナメは凸凹しており、石河原とのミックスのため歩きにくいため、ボタバの出合まで引き返して下山することにする。
13:45 ボタバの谷出合(遡行終了)
 これより、巡視道を伝って尾根上の北谷への乗越に向かう。
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 巡視道の階段は上りやすく快適であり、乗越までもさほど時間はかからない

14:00 乗越に出る
 ここから尾根筋に沿って下山開始。
 途中、尾根を追いすぎてルートをはずしかけるが、天気が良かったことも幸いし、すぐ気づいて方向修正し事なきを得る。
読図かGPSは必須。
15:10 導水路上に出る
 水平に続く水路を辿り、あとは発電所まで続く水管に沿う階段を一気に下る。
15:45 駐車地へ到着

 足りない食料等を調達するため町に向かう。
 役場脇のAコープは休日は休みだとかで(平日も18時まで)焦ったが、閉店(17時)作業中の道の駅の売店にお願いして、アルコールとつまみ類、パンをなんとか購入。
その後、熊野川温泉さつきの湯でさっぱり。
 小口地区の県道沿いには絶好の東屋(トイレあり)があったが、キャンプやバーベキュー禁止とのこと。
仕方なく滝本へ向かい、集落手前の道路沿いの広い空地にてキャンピング。水場はない。
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【2日目】<滝本北谷>

8:30 泊地を出発  朝はのんびり。
9:00 北谷沿いの林道を終点近くまで行き駐車
 林道を入り込んだ分、下山後登り返すことになった。
9:15 出発
9:25 林道終点に筆藪滝
 この滝も大きく深い釜をもつ。右壁を木の根を頼りにへつるが、ちょっとビミョー。
なんとか滝の下に出たのち、水流の右側を適当に登る。ロープを出す。
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   壁の中ほどを、木の根を頼りに横に伝う

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   ぬめりはさほどないがやや高度感あり  落口にはしっかりした残置支点   
 
 ゴーロや岩間の滝をこなして行くと二俣となる。

10:35 二俣(越前谷出合)
 北谷本谷を側には部屋滝が望め、越前谷側には猿手滝が木立越しに望める。
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   部屋滝の眺め  

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   部屋滝の落口からはナメが続く

 ナメの勾配を楽しみながらたどることしばらくで、これぞナメ滝たる溜湾殿滝。
滝と言えば滝だしやや勾配のあるナメと言えばナメである。

11:20 溜湾殿滝
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   水遊びも楽しかろう

 溜湾殿滝のナメが途切れるあたりに取水口跡がある。
 その後ゴーロがしばらく続く。

11:50 ケヤキ原滝
 末広がりの多条の滝である。左岸の壁下を右へ辿るが、踏み跡はしっかりしている。テープもある。
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   階段状のたきながら、上部は段差が大きい

 ケヤキ原滝を巻き終えるとすぐ、屏風滝。

12:10 屏風滝
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   滝を見ながらの昼食タイム  曇ってきたが渓は明るい

 右手から残置ロープや踏み跡を辿って高巻くが、とちゅうには平坦な広場があり、寝心地よさそう。
 屏風滝の落口近くに下りてくると、右手には亀壺の滝。

12:35 亀壺の滝
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   屏風滝落口と亀壺の滝の間はナメとなっており、深くえぐれた釜もある

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   ナメの中にできた不思議な釜(巨大ポットホールか?)

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   ボブスレーのコースのようなナメの中を往く

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   亀壺の滝の落口からはナメロードが延々と続く

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   のんびりと沢歩きを楽しめる

 長〜いナメを過ぎ、ゴーロ帯を右へ左へと辿り、小石で埋まる河原をしばらく辿る。
この間は少々間延びした感じがしてしまうが、フィナーレの前の幕間というところか。  

13:35 比丘尼滝(?) 資料によって比丘尼滝の位置が違う
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   滝は右手から巻く

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   滝の落口から再びナメロード、さらに右手には高いーが聳え、大スケールのクライマックス
   とても1000mにも満たない山の渓とは思えない

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   ナメの終点に取水堰堤が現れる

14:00 取水堰堤(遡行終了)
 導水路の上を下流に辿り、巡視道を伝って本谷との乗越へ。途中で巡視道は斜面をトラバースしている。
14:30 尾根上の乗越に出て、昨日と同じルートで下山開始
16:00 車道に出る(下山)
16:20 駐車地に戻る
posted by 飄逸沢遊会 at 14:58| Comment(1) | '18年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
野村博士、お疲れ様でございました。
写真のクオリティが昨年と比較して、ものすごく高くなってますね!
写真から、沢の空気感や滝の艶が強烈に伝わってきます!
紀伊半島ラストイヤーも、怪我なく楽しんでくださいね!
ブログを楽しみにしています。
Posted by まくうち at 2018年05月04日 20:37
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