【場 所】父ケ谷本谷(台高)
【参加者】吉田 米田(記) 会員外2名
【コース】8:29駐車地点発−8:48入渓 −12:50一の壺
(左岸巻き)−13:32牛鬼淵12m滝(左岸巻き)−
13:55尾根登り開始−14:12林道着
−15:15駐車地点着
【時 間】7時間
【天 候】晴
台高主稜線の水を集め、広大な宮川貯水池に注ぐ渓谷・父ケ谷。
大岩の間を掻い潜っての泳ぎ、浸かりが頻繁に出て来る、
真夏にはうってつけの谷である。
R422号線沿い、からすき谷公園を朝7時に出て、宮川貯水池の
新大杉橋を渡った処から右手へ進む。
父ケ谷林道を登っていくが、この地道林道がかなり悪いし、しかも長い。
石をどけつつ、慎重に進むが、普通車では底を擦る。
岩が道を塞ぎ、ギリギリで通過出来たところなんぞもある(><)
やっとのことでゴミが散乱している建物跡の駐車場に到着。
鎌滝を過ぎた辺りのこの駐車場まで、
このダート道が本日の核心でしたわ(>瀑<)
8:29発、駐車場から少し歩くと支谷が出て来た。
8:48、この支谷を100mばかり下って本谷に入渓
(左岸からのいやらしい下りだった)
川幅は広くゆったりとした流れ〜さすが本流である。
水量は多くはないが、腰までの浸かり、泳ぎが頻繁に出て来る。
巨岩の間を縫ってボルダームーブで越えて行くのは結構疲れる。
飛び込みに最適な釜
動かない!
谷へ下るにはどうしても懸垂でという箇所が出て来た。
沢が初めてというお二人なんでいきなりの懸垂下降はNO。
15mの崖をYさんが先に懸垂で降り、下でビレー確保しながら、
一人ずつトップロープ状態(支点はカラビナ)で1本のロープで
降りてもらうことにした・・
かなり恐ろしかっただっろうが、
お二人とも身軽なアスリートなんでなんなくクリアされた。
へ〜こういうやり方もあるんや、ギヤを落とした時には使えるね。
最後に私がロープを全部引き上げて、あらためて
ホンマの懸垂下降をセットし直して降りて行った。
一の壺〜釜が四角のプールとなっていた、左岸巻き
巻き道からは眼下に連続した釜と滝のゴルジュが(^^)
一瞬の天国が垣間みられた。
13:32、牛鬼淵・12m滝〜左岸から巻いて残置ロープで降りる
凡流となり、二俣の手前で右岸の尾根に取り付き、
スズタケの藪を漕ぎ、小尾根を乗り越して林道に出た、14:12。
荒れ放題の地道林道を小1時間下る。
眼下に辿ってきた渓谷が垣間見えるのが楽しい。
駐車地点、15:15着
父ケ谷本谷は真夏に最適の泳げる、飛び込める谷。
夏以外は多分寒すぎます。
唯一の難点は林道アクセスの悪さだった!
一瞬の天国と長い長い地獄・・沢登りなんていっつもこんなんです!!
溯行記録へ→https://blogs.yahoo.co.jp/ikko1175/56814654.html