[参加者] A立、YM中、NS田、T中、KW添、MK野、TK木、非会員1名、野村(L/記)
[行 程] 永源寺道の駅(前泊)、7:00宇賀渓駐車場集合
7:30出 − 8:00白竜吊橋から入渓 − 8:40蛇谷出合 − 12:40二俣 − 13:40竜ヶ岳山頂 − 15:40林道(遠足尾根経由) − 16:00駐車場
[天 気] 晴れのち曇り
[その他] 水量は平水、ヒルの実被害なし。
前日の雨による増水もなく、恐れていたヒルの襲来に悩まされることもなく...
とにかく、登れそうな滝はできるだけトライしてみた。
フリクションも効くし、登れる滝がほとんどで、沢登りを満喫できる素晴らしい沢だと思う。
前泊地は快適な道の駅「永源寺 渓流の里」、ここまで雨がぱらつく状況ながら、屋根ありの快適な場所。
宇賀渓の駐車場までは10分余り。
7:05 宇賀渓駐車場 着 駐車代は1台500円、同乗者はただだった。昔、200円取られたような気がしたが、記憶違いだったか。
7:35 出発
8:00 白竜吊橋から入渓 吊橋は落ちていた。
ホタガ谷出合を過ぎると宇賀川本谷のゴルジュに入る。明るく爽やかな遡行でウォーミングアップ。
宇賀川のゴルジュにて
8:40 蛇谷出合
宇賀川は出合から左に屈曲し、燕滝を架ける。
蛇谷には、CSからの2段滝が架かる。右手から。
出合から見える最初の滝
8:50 15m滝
左手のガレから取りつく
巻きの途中で見つけた、形の良い小ぶりで食べ頃のアカヤマドリ
9:00 これより五階滝、長尾滝への登山道が横切る
まず10m滝を右手から超えると、落口には訓練用かがっちりした支点が設けられている。
さらに斜滝を越え、廊下状となった中のCSを含む滝をいくつかこなしていく。
小滝が混じる狭い廊下の中を往く
9:30 CSを頂く2条5m滝
CS 2条5m滝の上部CSは下をくぐり抜けられる
9:35 これより四連瀑
左から巻くことも可能
8m滝、巻かずにトライ
8m滝落口のスペースは狭くロープを区切って先に進む
その上の8m滝、最後は木の根に頼る
なかなかの高度感
さらに廊下は楽しく続く
10:20 CS 8m滝
最後のワンステップがちょっとこわい
(テラスには残置ハーケンあり)
続くCS滝では積極的なシャワーが気持ちいい
少し手前の左壁に残置あり(ザックの振られに注意)
右のヘツリは微妙でドボン
上部の流木が邪魔だが、左からが容易
11:00 2条7m滝
2条7m滝、右の滝心がシャワーで登れる
廊下は終わるが、このあとも快適な小滝が断続する。
11:40 左手に炭焼窯跡
水平距離ではまだ半分足らず、先は長い。
このあたりから花崗岩から変成岩へと岩質が変わる。
11:50 8m滝
何となく滑りそうなので左から巻く
ゴーロと斜滝のミックス帯を進み、途中でしばし昼食タイム。
12:40 二俣
緩く折れる左(本谷)のゴーロに入ると、間もなく連瀑帯。
10m滝からの連瀑帯は快適に登る
実に気持ちよく...
連瀑帯を過ぎると、ゴーロと傾斜の緩い斜滝のミックス帯で高度を稼ぐ。
13:00 源流域の笹原に出る
夕方から小雨の予報が出ており、登山道に出て下山するか竜ヶ岳まで行くか迷ったが、成り行きで山頂を目指す。
そのまま本流を詰め、最後は笹原斜面をトラバースして中道登山道に出る。
13:40 竜ヶ岳山頂
14:00 下山開始、遠足尾根道を辿る
遠足道から振り返る竜ヶ岳 (蛇谷の源流部を望む)
15:40 林道に出る
16:00 駐車場
着くと同時に雨がぱらつきだすもしばらくで止む。
早い人は15:30頃には着いていたらしい。