2018年09月28日

大畠谷

2018年9月22日(土)〜24日(日) 参加者 (L)s崎氏 t崎(記)

P9230041.JPG

22日(土)小雨 前夜から入っておられたのに、急な用事でy田氏の不参加が・・・・。心なしか、雨が大降りになったような。

P9220004.JPG

8時前、大笠山登山道入り口の吊り橋の左から入渓。
水量が多い。流れの弱点を狙い、右に行ったり、左に行ったり、戻ったり。
体重が軽いと流されそうになり、スクラム、ロープで確保されることもたびたび。小雨のおかげで暖かいのが慰めだった。

P9220006.JPG

最初の恐怖、両サイドに岩がせまり、滝のような流れになり、万事休す!撤退か!(うれしさ半分)が、
意思の硬かったs崎氏、岩にハーケンを打ち、振り子で対岸へ。

P9220007.JPG



P9220008.JPG


P9220009.JPG

10時半 激滝の2段40m 花が美しく咲いていた。
左岸を高巻く。次の15m滝も巻いて、ここは木が多くまあ楽勝!

P9220011.JPG

P9220012.JPG

だんだん流れにも慣れ、読めてくる。

が、s崎氏の速いこと、重い荷物を背負って、岩を越える身には辛い。

P9220014.JPG

12時半 大きな支谷、大谷も超え 


P9220016.JPG

P9220017.JPG

P9220018.JPG

P9220019.JPG

P9220020.JPG

13時 ゴルジュの中へ。
水量が多く、ナイアガラの滝状態で、巻く巻く。3段15mのねじれ滝、4m、3m、すべて一緒くたに見える。

恐怖第2弾 草付きの巻き。木を頼りに右を巻いたが、滝口への下りは草付き。
荷物の重さで踏ん張る足はずるずる、草はポキポキ折れ、立ち往生。落ちれば滝口のスラブ。
で、荷物を先に下ろし、空身で降りる。


P9220024.JPG

P9220025.JPG

16時前、この滝を巻くのに3時間あまり。泊地着19時。

一日の終わりになると疲れも出て、判断が甘くなってしまった。
いつもならすぐにロープを出す所を、上に行ったり右往左往。
18時を過ぎると暗くなり、足下がおぼつかない、

恐怖第3弾 見えない中、滑る草付きをトラバース、落ちれば滝の中。
必死に枝にぶら下がり、懸垂50mほどで川床へ。

少し小高いところに場所を見つけ、たき火を。空は星がいっぱい出ていた。

P9230026.JPG

23日(日)快晴 7時前出発。筋肉痛の足を引きずって、まだまだゴルジュは続く。

P9230027.JPG

P9230028.JPG

P9230030.JPG

7時半 2段40m 巻きに、また3時間。1個ATCを残置。

P9230031.JPG

P9230033.JPG

P9230035.JPG

やっと二股が・・・左俣の滝

P9230039.JPG

P9230040.JPG

11時 感激の、あこがれの大岸壁、二股 雪渓も多く残る。砂地の日だまりでトカゲ。

P9230043.JPG

12時 いよいよハイライト、右俣の登攀。左岸を上り、ショルダーで右岸へ。そのまま左を登る。セオリー通りに。

P9230044.JPG

チムニー滝から左岸のルンゼへ。出だし15mは空身で荷揚げ。
その後2ピッチ50m、50mは、s崎氏が先に登り、tアが後を追う形。
落石多く、岩がもろい。
が、四つ足で登る状態で、荷物の重力を背中が受け止め、まあその点は楽。
トラバースで草付きへ。

P9230045.JPG

P9230046.JPG

P9230047.JPG

P9230050.JPG

16時 安心の草付き、後は川床目指すだけ。

17時 20mの懸垂で滝上。

P9230053.JPG

P9230054.JPG

P9230055.JPG

P9230056.JPG

18時終了。今夜は昨日より少し平らでましな泊地。真上には、満月。

P9240057.JPG

24日 薄曇り、時々小雨 6時出発

P9240059.JPG

まだ夏の終わりの花が多く咲く。

P9240061.JPG

P9240062.JPG

6時半 最後の滝三段40m ヌルヌル

P9240063.JPG

8時半 藪をかき分け、稜線へ。遠くには立山、穂高、乗鞍が・・・

大笠山までの縦走路は快適。
途中、かつてこの山域を闊歩していたという小西さんと逢い、話を聞く。

P9240064.JPG

激下りの登山道、足をだましだまし、14時過ぎ、駐車地点に到着。

今回ほど、平らな川床の安心感はたとえようがなかった。

上廊下、小倉谷や昨年の沢登りの総集編のような谷でした。たくさん勉強できたいい沢でした。

同行のsア氏ありがとうございました。乙辛〜〜〜お疲れ〜〜〜〜


Ps.y田氏へ

今回、多くの滝は巻いています、開津谷下降もとってありますよ。
posted by at 07:05| Comment(2) | '18年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ん〜、そそられる〜!
来年に向けて、岩トレ、筋トレ、スキルアップだだだだ〜
Posted by nomuraです at 2018年09月29日 21:40
お疲れ様😆🎵🎵
Posted by トシ at 2018年09月30日 21:57
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。