2019年10月22日

2019年10月20日 葛川 枝又谷(大峰)

[遡行日] 令和元年10月20日
[参加者] KB浦、野村(L/記)
[行 程] 9:00 駐車地 出 − 9:15 笠捨登山道の途中から葛川に入渓 −
     9:40 枝又谷出合 − 10:20 中ノ滝(仮称) − 11:10 奥ノ滝(仮称) −
     12:50 稜線登山道 − 14:40 駐車地
[天 気] 晴れ(雲多し)
[備 考] 水量は多め。ヒル被害若干あり。

 台風やら前線やらと週末近くになると大雨に見舞われている。
 前泊地は風屋ダムサイト。大阪から向かう間も雨が降る状況に暗澹たる気分であったが、ダムは轟音を立てて放水中であるもののダムサイトは乾いていた。
 正直どこに行くかはまだ確定していない。同行予定だったラードさん、翌日は早めに戻らねばならないらしく端から沢の準備をしてきていなかった。(えっ?)
 確かに、前日から尾鷲地方は避難指示が出るほどの大雨であり、葛川流域付近でも200mmを超える雨が観測されている。正直私もその方面の沢は行けばどこも地獄だと思っていた。

 翌20日は朝から晴れる予報ではあったが、相当増水(濁水)していることが考えられ、遡行するか否かはひとまず行ってみてから最終判断することに...

 そんな感じだったので当然出発は遅くなり、ダムサイトを出たのは8時ちょっと前だった(かな?)


枝又谷_191020_112143_49.JPG
 ひょえ〜 水が頭の上を飛んでいく〜   みたいな


 車から見えた葛川は、水量こそやや多いようだが濁水ではなく、行くだけ行ってみることに。

9:00 上葛川集落先のスペースに駐車して出発
 すぐに道路は終点となり、笠捨山登山道が続く。
 ここから葛川に下りてもいいのだが、出発が遅れたこともあり、枝又谷出合の近くまで登山道をたどることにした。
9:15 頃合いを見はかり、葛川に下りてみた。


枝又谷_191020_091621_08.JPG
 濁りはほとんどなく、水量も大きな問題はなさそう


 さすが紀伊半島の谷である。少々の雨ではびくともしないって感じ。懐が深い。
 かなりの雨でも、流域が比較的狭い沢なら、少し時間が経てば十分遡行は可能なのだと今更ながら理解した。
 遡行開始。

 先々週(10/6)の遡行記録によるところの「スカイフックとアブミで楽にクリア」地点、腕パンパンになりかけました...


枝又谷_191020_092655_13.JPG
 続く枝又谷出合前の滝はさすがに少し戻って右岸から巻く

9:40 枝又谷出合

枝又谷_191020_094110_15.JPG
 暗い壁の向こうに絵のような滝

枝又谷_191020_094240_18.JPG
 出合の滝  干しタコのようにも見えるが...

 水量が少なければ登れそうな滝。でも上部は少々厄介らしい。
 左から巻く。


枝又谷_191020_095221_23.JPG
 続く斜滝(ナメ滝)は左の水際を探り探り


枝又谷_191020_100820_26.JPG
 長淵は途中で右壁を上がったが、ヘルプヘルプで引き上げてもらう
 奥まで泳ぐ元気はない


10:20 中ノ滝(仮称)
 ゴルジュの回廊(短いけど)に行く手を阻む滝が出現。
 滝の両側は高い壁で取り付く島はない。
 ここはやはり滝に壁に沿って伸びるルンゼをたどり、その先の滝の右壁を上がるしかない。

枝又谷_191020_101809_31.JPG
 なかなかの水量で迫力あり  瀑風を受けつつ前を通り抜ける
 そのあとのチョックストーンはちょっと曲者  ヘルプミー

枝又谷_191020_103126_34.JPG
 ルンゼ奥の滝は右壁を上がる

枝又谷_191020_104506_38.JPG
 ルンゼ奥の滝から振り返ると

枝又谷_191020_103402_35.JPG
 亀裂が多くとにかく脆い  手で簡単に剥がれる


 部分的にあるややしっかりした箇所を探しながら、だましだまし、岩を引っぱらず引き下ろす(下に押さえる)感じ、かな。
 正直、リードはかなり怖い思いをしていただろうが、次回は私が。 いつのことになるかわからないけど。
 滝の上から本来の渓に戻る。
 

枝又谷_191020_110319_42.JPG
 ゴルジュの奥に滝がのぞく
 泳ぎたくないしさっさと左から巻いた


11:10 奥ノ滝(仮称)
 下の滝を左から巻くと、その小尾根から正面に滝の全容が眺められる。
 まさに秀麗と言うに尽きる。


枝又谷_191020_110900_44.JPG
 巻いたところに奥ノ滝(仮称)

枝又谷_191020_110906_45.JPG
 左壁が比較的容易に登れそうに見える
 結構脆いという話もある...


 今回は左から巻いたが、実は、相方はその奥にもう一つ大きな滝があると思っていて、時間を見ながらその滝でチャレンジする腹づもりだったらしい。私は一度この谷を遡行しているが、健忘症でほとんど記憶がなかったのでアドバイスできなかった...
m(_ _)m
 ただ、巻きの最後で、滝頭の下に吸い込まれるように彼は行ってしまった。

枝又谷_191020_112156_51.JPG
 滝頭から噴き出す奔流のシャワー
 
 私はそのまま巻きを続けようと思ったのだが...  どひゃ〜



枝又谷_191020_112539_53.JPG
 滝の上はナメとなり、穏やかな渓相となる


枝又谷_191020_122724_68.JPG
 苔むしたゴーロ主体で時々小滝を交える


 水流はなかなか途切れず、水がなくなったところからは稜線が望めるほど。
 植林地であるが明るく、水が切れて10分ほどで藪漕ぎすることもなく稜線の登山道に出る。

12:50 稜線
 登山道と言っても踏み跡はけっこう不明瞭、でもテープはしっかり続いている。

13:00 熊谷ノ頭
 テープを追えば迷うことはない。
 稜線が広くなったあたり(EL890m付近)で、斜め前方に下る明瞭な山道が現れるのでそれを下る。
 途中、獣の食害防止の柵を通り抜け、上葛川集落に架かる吊り橋に出る。
 集落が近くなってからヒルが多くなるようである。

14:30 上葛川集落下の吊り橋
14:40 駐車地
posted by 飄逸沢遊会 at 16:58| Comment(0) | '19年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。