2019年11月09日

2019年11月4日 神童子谷 ノウナシ谷(大峰)

[遡行日] 令和元年11月4日
[参加者] K(会員外/L)、S(会員外)、KB浦、野村(記)
[行 程] 8:10 林道(駐)出 − 8:30 入渓 − 10:30 犬取谷出合(釜滝) −
     13:20 ノウナシ滝 − 14:00 千手滝 − 14:40 地蔵滝 −
     15:00 二俣(◮)
     8:40 ◮ 出 − 9:15頃 奥の二俣 − 9:30 稜線縦走路 −
     11:05 下山尾根分岐 −(オソゴヤ谷)−14:00頃 神童子林道
[天 気] 曇りないし晴れ
[備 考] 水量は普通


 すべてがゆったりのんびり遡行だった。
 ノウナシ谷には幕営適地も点在するし、下山ルートのオソゴヤ谷はロープを出すこともなく下れる。時間的には余裕満点。
 前泊地こそ夜間は冷え込んだが、幕営地では晴れなかったこともあり寒さはほとんど感じられなかった。
 この時期にしては暖かい。


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  秋の渓谷を逍遥

 
  道の駅で前泊し、翌朝出発。
 夜は晴れてかなり冷え込んだみたいだったが、人が少なかったこともあり、待合所を間借り(占拠)して宴会宿所とする。
暖かい鍋は何といっても最良のごちそうである。
 朝起きてみると、紅葉の山に向かうのか駐車場には結構車が止まっていた。
 車を出したのは7時過ぎだったか…
 役場の駐車場の一角を拝借して車をデポし、1台で林道終点へと向かう。
8:00前 林道終点手前の通行止め地点に駐車

8:10頃 出発
8:20 支谷に架かる橋の手前右手から支谷をたどって本川へ

8:30 入渓
 入渓してしばらく、崩れかけた遊歩道に沿って進む。
 歩き出して10分程度で、両岸磨かれた淵(トガ淵)である。
 左岸水際をへつり抜けようと試みたが、手掛かり足掛かりに乏しく、あえなくズルズル河童に引きずり込まれてしまった。
 流れもあるし、立ち上がろうにも傾斜したツルツル岩で深みにはまるばかり...
 2人が朝の初っ端から泳ぐ羽目に。

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 夏なら心地よいところだろうが...


8:50 へっついさん

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 股下程度の水深、足は長い方がいい


9:00 赤鍋の滝
 先行の2名は左岸をへつって行ってしまった。遅行の濡れネズミ2名は左岸巻きで行くことにした。ロープも下がっている。
 ところが、巻き始めるとこれがなかなか下りられず、追い上げられるように高巻かされる。結構やばい箇所も。
 あとで聞くと先行メンバー、シュリンゲで確保する準備をしていてくれたそうな。そっちの方が全然楽で楽しかっただろう。


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 左岸をへつるところだが

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 眼下はるかに赤鍋の滝


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 オレンジ色の小さな球状のきのこが面白い


10:30 釜滝 (犬取谷出合)

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 何とも言えない秋の風情


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 釜の左岸をへつり、ロープに助けられつつ滝頭へ
 滑ってモロにしぶきをかぶることに...
 風情も何もあったもんじゃない!


11:05 ノウナシ本谷へ入る
 すぐに5m滝。 さっさと右岸側から巻く。
 このあとしばらくは勾配の緩い河原歩きとなる。
 暑い時期ならかなり間延びした感じがするだろうが、この時期ならちょうどよいくらい。
 今宵の幕営地点をはっきりと決めているわけではなく、適地は探せはすぐ見つかりそうな感じ。
 キノコを探して彷徨しながらの遡行はのんびりとしていて気持ちがいい。天気もいいし。


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 倒木のすき間から搾り出るように生えていたブナハリタケ
 (見かけたのはこの一ヶ所だけだった)

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 典型的な饅頭型のクリタケと...
 ぱっと見違うきのこのようだが、傘の色の違いはあれともにクリタケかと。


13:20 ノウナシ滝
 釜滝からずいぶんと時間が経ってしまったが、ここからが滝の競演。
 時間もまだまだ十分。

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 滝の前面は広く開けていて明るいノウナシ滝

 右手の浅い谷から、やや大きく回り込むように左岸側小尾根を越えるが、崩れやすいところもあり要注意。
 ゴーロ帯を過ぎると眼前に千手滝が見えてくる。


14:00 千手滝

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 端正な滝の近くには岩壁の中から流れ落ちる湧き水の滝も


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 巻き上がった小尾根からの馬頭滝

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 馬頭滝の滝頭からのぞき見る秋色の渓


14:40 地蔵滝
 滝の手前にも幕営適地があり、焚火跡もある。

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 軽やかな飛沫の軌跡が美しい


15:00頃 幕営地設営
 滝を巻き上がったところを幕営地とする。この先はやや傾斜のあるゴーロ帯。


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 閑かな時空に煙が漂う


 たき火を囲んでの豪勢な食事(チーズタッカルビ、きのこめし、サラダほか、つまみ少々)や 酒類(ビール、日本酒、ワイン、梅酒など)に大満足。
 曇っていて風もなく、たき火もあってほとんど寒さは感じない。濡れたのはスタート間もない最初のうちだけだったし。
 
 ところが、夜になって細かい雨粒が少し落ちては止みを繰り返すようにはなっていたが、すっかり眠りに落ちた夜半になって、結構降り出した。
 ほんの一刻だけだったらしいが、一部は結構濡れてしまったものの、そう大した被害なく朝を迎えた。
 でも寝坊。
 今日の行程は長いと思いつつも、ほかのメンバーはみな余裕。


8:40 幕営地 ようやく出発
 比較的小さな滝やゴーロ、岩間の滝が多少出てくるだけで高度を稼ぐ。一度だけシャワーを浴びにいく。
 
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 ごく一部だが両岸の壁が迫るところも


 渓を詰めても遠回りになるだけなため、本流から離れて右手に派生するルンゼを詰めることにする。
 本流を流れる水はまだ多かったが、ほぼ源流域に達してきており、斜面の一部は笹原となっている。
 稜線まではもうさほどない模様。

 ルンゼを詰め、少し笹の生える樹林帯をひと喘ぎすると縦走路に出た。

9:30 縦走路
 出発して1時間とかかっていない。


10:10頃 大普賢岳山頂

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 紅葉シーズンの大普賢岳山頂に怪しい黒づくめ衆は、何となく場違い

11:05 下山開始
 国見岳のやや西を回り込む地点から、縦走路を離れて尾根上を小鞍部まで下る。

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 縦走路からの下山ルート入口


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 小鞍部からのオソゴヤ谷源頭部は超不安定な浮石が多く、苔むしていても油断ならない


 沢に水が出始めると河床の石は落ち着いてくる。
 オソゴヤ谷には大きな滝もなく、ロープも不要。どんどん下れる。
 北側の尾根をルートにとるより沢沿いの方が楽だと思われる。汗だくになることもないし。
 オソゴヤ谷は初めてでもあり慎重に下る。

14:10 林道に下り立つ
 先行の二人組はすでに車を回収し、オソゴヤ谷の橋の上で待っていた。 ありがとう! 林道を歩かずにすんだ。
 まだ14時を回ったばかり。
 天ノ川温泉で汗を流し、最後は全員で大量の餃子と麻婆豆腐、炒飯で空腹を満たす。
 ん〜、大満足。








posted by 飄逸沢遊会 at 21:18| Comment(0) | '19年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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