2020年07月15日

2020年7月12日 雪彦川 虹ヶ滝群 (姫路)

[遡行日] 令和 2年 7月12日
[参加者] KB浦、会員外1名、野村(記)
[行 程] 7:50 展望台近く(駐)− 8:05 出(登山道)− 8:15 入渓(出合)− 10:20 虹ヶ滝道標 − 11:00 寝覚ノ床(遡行終了)− 11:20 (駐)
[天 気] 曇り 時々晴れ間
[備 考] 水量は多し、ヒル多し(巻くとかなりやられるかも)

 約3時間の遡行。ゴルジュとは言い難いが、岩とゴーロでできた滝の連続は息つく暇もないくらい。大小のゴーロの隙間をくぐり抜けること数度。
 KB氏いわく、これ以上の水量だと滝は難しい。ちょうどいい水量だ、と。 ん〜〜

 雪彦川 虹ヶ滝ゴルジュ_200712_091928_42.JPG
  押しつぶされそうな水圧に耐えて...滝に打たれて精神修行


   
 さてさて。

 夢前スマートIC出たところの駐車場にて前泊。トイレはあるも東屋はなし。
幸い雨が降ることもなく、野天で涼しく快適睡眠。 梅雨明けはまだまだ遠そうだね。
 ここより約2,30分、すごく趣きのある賀野神社を過ぎて展望台近くの道端に駐車。


 雪彦川 虹ヶ滝ゴルジュ_200712_074809_01.JPG
   路肩のやや広い箇所に駐車  どうも路肩にヒルがかなりいるようだ


8:05 出発  「出合」に向けて登山道を下る。
 出合までの登山道ですでにヒルを確認。

8:15 出合 着。 遡行開始。

  雪彦川 虹ヶ滝ゴルジュ_200712_081410_05.JPG
     出合地点から遡行開始


雪彦川 虹ヶ滝ゴルジュ_200712_083256_16.JPG
     幅広の滝 出合での水量からは想像できない水しぶき


雪彦川 虹ヶ滝ゴルジュ_200712_083959_22.JPG
     滝は続くがヌメリがないので快調


雪彦川 虹ヶ滝ゴルジュ_200712_084536_28.JPG
     極太流木が刺さる滝(不動滝の下部というはなしも)


雪彦川 虹ヶ滝ゴルジュ_200712_084554_30.JPG
     流木の小さなCS群の下を掻いくぐって中段へ...

雪彦川 虹ヶ滝ゴルジュ_200712_084610_31.JPG
     出た!!
     遠目にはそんなルートは見えず、突っ込んでみたら行けた、って感じ

 もはや全身グショグショ。

雪彦川 虹ヶ滝ゴルジュ_200712_085402_38.JPG
     また次の滝、さらに滝が続く
     下の滝の落口にはガッチリ支点がある
     奥に見える滝が不動滝かも

9:00 これが不動滝らしいが、どれが何の滝かわからない状態

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     水量が少なければ何ということはないのだろうが... 

雪彦川 虹ヶ滝ゴルジュ_200712_090849_41.JPG
     先陣は最も激しい修行の場を避けてルートを拓く
     二番手は阿修羅の道を突き進む...(記事TOPの写真)


 もはや、濡れるとか濡れないとかの話ではなくなった。
 滝頭にはガッチリと支点が構築されている。
 さらに目の前には次の滝。


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     下の滝を右手から回り込んで上がってみた
     大きな釜でもあるかと思いきや、浅かった

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     上の滝、やはり遠目には登れそうにないのだが...
     滝水の暖簾をくぐってみる

雪彦川 虹ヶ滝ゴルジュ_200712_094921_54.JPG
     裏には大きく暗い空洞
     軽いシャワーを受けつつ、這い登るように上方の隙間を抜けるのだが
     ザックを背負っては抜けられない

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     空洞の中...


10:20 やれやれ、ようやく虹ヶ滝道標。 登山道が横切る。

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     水量が少なければ登りやすい滝かも  虹ヶ滝

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     やはりこの御仁、イケイケまなこでルート読み

雪彦川 虹ヶ滝ゴルジュ_200712_102736_65.JPG
     と、ど真ん中に突っ込んだ(フリーソロ)

 3番手でロープに守られながらやっとやっとで上ったが、正面からまともに水を受けると跳ね上がる水で溺れそうだった。  ゲホ、ゲホッ。


雪彦川 虹ヶ滝ゴルジュ_200712_104812_70.JPG
     3条の滝 なんとなくクリスタル
     これが「紅ヶ滝」かも

 虹とか紅とかいろいろ名前がついているが、色気なし。 モノトーン

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     滝こそ わが「命」


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     寝覚ノ床とも言うらしいナメ


 この先はしばらく平坦のように見える。もうおなか一杯。

11:00 時間は早いが、登山道を伝って下山開始
11:20 あっという間に駐車地

 標高差200m足らずの区間にこれだけの個性豊かな滝群があるとは。
 確かに、増水してなんぼの渓ですね。
 入渓前の期待が薄かっただけに、感激ひとしお。 短い距離と時間にギューッと濃縮されたエッセンス。
 上下のアプローチも短いし、道路沿いと登山道でのヒルさえ気にしなければ、増水で困った時のイチ押しサワー。

 お誘いありがとうございました。

posted by at 03:00| Comment(0) | '20年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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