2020年08月22日

2020年8月14〜16日 尾白川 黄蓮谷右俣(南ア)

[遡行日] 令和 2年 8月 14〜16日
[参加者] KB浦、会員外1名、野村(記)
[行 程]
(1日目)
  7:00 安曇野 出 − 8:15 竹宇駒ケ岳神社(デポ)
  − 9:20 日向山林道(駐)出 − 10:40 林道終点
  − 10:50 尾白川河床 − 11:05 遡行開始
  − 14:15 黄蓮谷出合 − 15:15 千丈ノ滝下 ◮
(2日目)
  7:30 ◮ 出 − 14時すぎ 2550m付近?(最後の水場) ◮
(3日目)
  6:20 ◮ 出 − 7:35 登山道 − 7:40 甲斐駒ケ岳山頂
  − 8:00 山頂 出 − 9:00 七丈小屋 − 13:00 神社(駐)
[天 気] 晴れ〜  
[備 考] 水量は普通程度かやや少ないか


 北又谷から転進してきたが、3日間ともピーカンのいい天気。
 天気のサイクルが2日早くずれていれば北又谷を遡行できたろうに...
 ま、それはともかく、下界の酷暑をよそに、のんびり快適な山行であった。
 ひとつふたつのシャワーはあったものの、泳ぐこともなく、ロープを出すこともなく、いつもの沢登りとは趣きがちょっと違った。
 2回目ながら、前回の1泊2日の時と比べると時間がいっぱい。
 とは言え、体力勝負で私的にはちょっときつかった...


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     濃紺色に宙を感じる

   
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【1日目】
7:00 安曇野の泊地を出発。
8:15 竹宇駒ケ岳神社 駐車場 着
 駐車場はすいていた。
 身支度を整え、1台をここにデポし、日向山林道を走る。

9:20 日向山林道駐車地 出発
 駐車地は林道に沿って10台ほどは駐車可能だが、今回は満車状態。
 幸い日向山から下山してきた人の車と入れ替えることができた。

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  日向山林道の車止めゲートからさらに少し手前に鎖

10:40 林道終点
 急斜面を固定ロープを頼りに河床まで一気に下る
10:50 尾白川河床
11:05 遡行開始
 前後に遡行パーティがいる。子供連れ4人家族と男女4人グループ。
 

黄蓮谷_200814_113836_150.JPG
  太いワイヤーが宙に架かる梯子滝  明るく大きい


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   遠見滝は大きく深い釜をもつ


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   すだれ状6m滝
   白い花崗岩質な壁に浮かぶシルエット


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  噴水滝は明るく開放的なスケール感に満ちている


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  獅子岩と二段滝
  回廊のように沢が伸びる
  上流側からみる獅子岩は悲しい顔つきになる


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   昔懐かしバスクリンカラー


14:15 二俣(黄蓮谷出合)
 右に尾白川本谷、左に黄蓮谷
 家族4人組はそのまま尾白川本谷へ。
 他の4人組は、どこへ行ったのやら...

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  黄蓮谷最初の滝
  右岸巻きの途中区間には足場がなくチョー厄介
  残置ロープの少し上側を横断する方が行きやすい


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  千丈ノ滝下の左岸部を野営地とする
  水は左岸側の坊主の沢から汲んだ(湧き水ではない)


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  貴重な尺イワナのムニエルをいただく(恵みに感謝!)


【2日目】
5:30 起床
7:30 出発
 これからスラブ滝の断続する遡行となる。

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  千丈ノ滝
  左岸に取り付き、中段を右岸へ、少し巻いて滝上へ
  

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   滝上にも快適なナメ、ナメ滝が続く


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  坊主滝は直登できず右手支沢から巻き上がる


 どこからどこまでが「奥千丈ノ滝」と言うのかわからない。
 奥千丈ノ滝群とでもしておこう。

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   久々にシャワーを感じてみたが水は温かい

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  奥千丈ノ滝群も上部となるトイ状の滝

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 ...と言ってもトイ状の滝は多い 


 標高は2200mは超えている。
 前回7年前(H25)の幕営地を確認。
(あの時はバテバテだったけど寒くて寒くてよく眠れなかった)

 スラブの小沢が扇状に広がり、右岸側に寄りすぎてしまった。
 スラブとブッシュを横断し、最も左岸側の位置にルートを修正。


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  ホールドは豊富でロープを出すほどの勾配もない
  水量はぐっと減る

 まだ昼過ぎて間もないが、そろそろ水が切れそうなため、切れる前に幕営地を決めねばならない。
 

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  かろうじて水が流れているが、ほぼ限界か
  右手にルンゼがあり何とか不自由しない程度の流水あり
  ビールもそれなりに冷やせた


13:45頃 野営地を決める
 さすがにこの辺りまで来ると流木はないが、この辺りで幕営する人はいないのであろう、立ち枯れた木や枝が結構あった。
 とてもゆったりとした時間を楽しむ。


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   ひとりずつスペースを確保して野営

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   夕餉を終えてしばしたそがれるところだが
  (スマホをいじっている... 人恋し か?)


黄蓮谷_200815_192342_880.JPG
   今宵のたき火と下界の灯火


【3日目】
5:00 起床
6:20 出発
 野営地から奥ノ滝の左岸ブッシュを巻き上る。
 左岸側から右岸側へと導かれ、残置ハーケンとスリングの頻出するスラブ下にきた。
 前回はここからブッシュに突っ込み、灌木とハイマツの海を泳いで登山道に上がったと記憶している。
 今回は残置スリングに頼ってスラブをそのまま進む。
 稜線まではあと一息。


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   一気に稜線を目指すがスラブは続く

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   最後の詰めの藪漕ぎ
   うまくルートをとれればほとんど藪漕ぎなし


7:40頃 甲斐駒ヶ岳山頂
 頂上のすぐ東側に詰め上がった。山頂まで1、2分。

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   山頂にて


8:00 山頂出発
 さて、これから黒戸尾根の大下りである。
 怪物二人組は走るように下って行った。
 ひとり一般登山者としてマイペースで下る。

9:00 七丈小屋(以下、野村時間)
 トイレ、水利用は 100円
12:50 尾白川の吊り橋
13:00 駒ケ岳神社の駐車場(下り:5時間)
 怪物たちは3時間台で下りきり、日向山林道の車の回収まで済ませて待ちあぐねていたようだ。
 やはり人間じゃない、化け物だ。

 尾白の湯に浸かり、酷暑の下、解散。


    
posted by at 20:52| Comment(0) | '20年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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