[参加者] YS田(L)、YN田、TM永、KB浦、野村(記)
[行 程] 7:20 町道終点(駐)発 − 7:50 二滝取水堰堤 − 8:30 三滝落口
− 9:15 20m滝 − 12:10 右岸涸谷出合 − 12:50 1243ピーク
− 15:40 駐車地
[天 気] 曇り
[備 考] 水量は普通だが一滝と二滝にも水流あり(取水してない?)
ヒルは駐車地付近などで見られた。
週末の晴れ予報が次第に下り坂に切り替わる中、前夜から時折細かい雨がぱらつく。
雲で視界が遮られることはほとんどなく、何とか順調に終了。
大滝群の先は癒し系の渓相
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前夜、大台町のカラスキ谷出合の休憩所に集合。
6:30 休憩所から2台で林道終点へ向かう。
宮川ダム堤体上の道路は工事中で通れないため、ダム下の橋は渡らずにダム管理所へ向かう道路を進む。
7:20 町道大和谷線の終点
広い駐車スペースあり。ヒルも結構いるみたい。
7:20 出発
三滝への遊歩道、というか取水堰堤への作業道を伝う。
途中、一滝か二滝かが望める地点もあったが、取水堰堤まで何となく行ってしまった。
(一滝、二滝は勝手に名付けた)
7:50 取水堰堤
二滝のまさに落口部を仕切ってる大胆な堰堤
二滝の滝頭から下を覗くとかなりの高度感
今回はかなり水が流れている。
7:50 入渓
取水施設の裏を回って入渓するとすぐ、三滝が見えてくる。
滝の左手、樹木のない開けたルンゼの途中から右手の樹林帯へ入る。
三滝は2段の大きな滝
三滝の落口
落口からすぐの6mほどの滝を越えると、CS滝が行く手を阻む。
ゴルジュの先にCS滝
ここはやや手前の右手壁から巻く。
巻きの途中、ゴルジュ内をトイ状に流れ落ちる10m滝が見える。
巻き終わり、渓床に下りる地点でYS田氏の奇声。手をかけた岩が剥がれて、あわや...
(7mは全然ないな)
9:15 20m滝
右岸のバンドを落口目指して斜上する
この先、イバラの草付きトラバース
そして恐怖の絶壁岩角の回り込み
しかし何と絶妙なルート取り!?

手に汗握るチョー緊張ポイント、人により狂喜
(ふつうこんなとこ行くか? まだ滝の途中じゃん)
落口からはさらに滝が続く。予想外。
左手をチムニー登りを交えてみながら越える
(あれ? ここもまだ滝中のテラスに過ぎないのでは?)
超えた先にはゴーロのトンネルあり、小シャワーの滝裏渡り(唯一の濡れ場)あり。
この先にはもう大滝はなくなり、ナメ、ナメ滝、斜滝の競演となる。
なんとも癒し渓。あなおかし。
滝裏を急いで通過する唯一のシャワー
この時期濡れるのはできるだけ避けたいところ
ヌメリは少なく、快適な遡行
中だるみなし
12:10 右岸涸れ沢出合(EL 1050m)
本谷を詰め切ると時間がかかるため、下山予定の尾根の1243ピークを目指してショートカットする。
本谷から左の涸れ沢へ
12:50 ピーク1243
これより下山開始。
テープがたくさん付いている区間もあるが、要所要所で読図しながらの下山。
ピーク982から下ってすぐにモノレールが尾根を横切るが、確かに尾根線を外れて急斜面を下っており、モノレールに沿って下るのを躊躇、そのまま尾根筋を下る。
そのうち再びモノレールが出てくる。
14:40 EL600m地点
開けた鞍部に出る。ここからはモノレールに沿って続く作業道を辿る。
尾根伝いにも踏み跡(旧道?)は続くがテープはない
六丁峠ってどこを言うのだろうか...
15:40 駐車地 着
下りに約3時間、ほぼ予定通りながら、長く感じる下りだった。
ガスに巻かれるとなかなかルート取りは難しいかも。やはりGPSは心強い。
駐車地ではヒルに注意。
意外と愉しい沢でした。