[参加者] 野村(単独)
[行 程] 7:40 JR志賀駅 − 8:30 荒川越登山口(駐車地)− 9:00 出発
− 9:20 αルンゼ出合 − 11:05 登山道 − 11:40 打見山山頂
− 12:15 山頂 出発 − 13:50 車道分岐 − 14:10 JR志賀駅
[天 気] 晴れだけど曇り
[備 考] 水量は普通
台風14号の影響でかなりまとまった雨が降った近畿地方、
台風一過の日本晴れを期待し、増水する沢を避けてこのαルンゼをチョイス。
予報とは裏腹に雲の多い一日。琵琶湖の上空は晴れているものの、山は雲の中。迷走台風のせいだろうか。
初めて打見山まで登ってみた。ゴンドラ終点。
ギア類を腰から下げたタビ姿のガチャガチャ沢屋には場違いな空間だった。
今流行の展望台か... うら若き女子達や家族連れ
乾いたフロアには自分の濡れた足跡だけが(河童じゃないぜ)
===============================================
公共交通機関の利用しかない単独行動。
もしかして誰か集合場所の駐車地に来ているかもしれないとの思いから、ひと通りのギア類は持参。
結局、着替え類を含めてすべて担いで登り、下ることになった...
もともとトレーニングのつもりだったし〜。
7:40 JR志賀駅 出発
そのまま青い作業服姿で歩き出す。山は雲に覆われているがそのうち晴れるでしょ。
8:30 荒川越への登山口
通常、駐車地となるところ。
駅からは意外と近かったが、やはり誰もいなかった。
ちょい先の橋で沢支度。
9:00 出発
堰堤を流れ落ちる水量は予想に反して少なく、安堵。
9:20 遡行開始
水量はチョロチョロで、登るに支障はなく、逆に気持ちがいい。
出合の滝下には小さなケルン
F1、F2につづく渓の状況
とくに変わりなく、快適
奥にCSが見えてきました
上がってみるとCSの下はガレで埋まっていた
以前はここを潜り抜けていたのですが...
でもそのうち穴が開くでしょう
CSを埋めた少し上流右岸の崩壊地
沢床には真新しい土石で埋まってます
10:00 名勝 チムニー滝
滝の落口部分には流木がかぶってます
面倒なことになっていなければいいのですが
チムニーの中ほどに新たに小さなCS発生?
右岸の小崩壊による岩塊と立木が落口に
登るに支障はないですが当分この状況が続きそうです
チムニー滝の上流部、右岸側の崩壊地
表層部分が崩落してややガレ場に
ガレ場の上流はとくに支障なし
10:15 大滝
水はチョロチョロ流れてますが、めちゃキレイ。
ただし、当然ながら魚影はありません。
ここは変化なし右手の凹角を堅実に登る
大滝の上流側には目立った異常なし
V字峡 というより y字峡
左岸からの鋭い切れ味がいい
ひととおり挟谷を過ぎると明るくなる。
ここから踏み跡を拾って尾根筋を辿ることになるが、ひとりだしあえて沢筋を詰める。
傾斜は急ではないが風化でボロボロ
とはいえ崩れるほどではなくしっかり登れる
ナメコタワーならぬナメコブリッジと化しそうな気配
ナメコのなる木
まだ時期が早く、気配は見えない
11:05 登山道
出合から1時間45分。
とくに急いではいないが、ひとりだと速い。
ロープやギアは歩荷しただけで済んだ。帰ってからの水洗いの必要もなし。
αルンゼの源頭
源頭は道標のまさにすぐ横
クロトノハゲは晴れていた
木戸峠へ続くトラバース道から比良岳、鳥谷山、
そして荒川越から下山の周遊ルートを計画していたが、
トラバースの道が進入禁止だったため、時間もあるため打見山経由で行くことに。
ただ、進入禁止はかなり以前からだったようで、
前回来た時には通行禁止を尻目に道をとった気もする。今思えば。
このトラバース道はかなり崩壊が進んでいるとの情報があったので、
確かめてみたい気はしていたのだが、通行禁止の張り縄を見て遠慮してしまった。
打見山をめざす。
苔の水滴がきれい
よくあるパターンの写真だけどもう少し腕が上がれば...
ずっと雲に包まれていたようです
11:40 打見山(1108m)
紅葉は始まったばかりです(山頂より)
初めて上った山頂はまさに観光地
場違いさに肩身の狭さを感じつつも、30分近く散策
12:15 山頂 出発
観光客にあてられ、周遊ルートに進む気も失せる。キノコの愉しみもなさそうだし。
考えてみれば、車じゃないから元に戻る必要はないわけだし...
志賀駅への最短ルートで下山することにする。
長いジグザグの登山道(道は広いし登山者も結構いた)をガチャガチャ響かせて下る。
砂防堰堤を過ぎ、いつの間にか登山道は林道となる。
13:50 車道分岐
下り始めて約1時間半。ゴンドラ山麓駅へと続く道との分岐を通過。
14:10 JR志賀駅 着。
駅の駐車場、トイレの横で着替え、列車に乗る。
風呂に入りたかった。
今日も結構歩き疲れた〜
単独だとなかなか休憩とらないから。
この次はなめ子に会いたい...