[参加者] TN崎(L)、野村(記)
[行 程]
6:00 入野PA 集合 = 6:35 登山口(駐)
7:10 出発 − 7:30 入渓 〜 9:40 20m滝 〜 11:00 中間二俣 〜
12:35 L17mの淵 〜 14:05 植林小屋跡(遡行終了)−
16:40 登山口(駐)
[天 気] 曇り一時小雨
[備 考] 2日前には55mm、前日にも8.5mmの降雨があったが、水量こそやや多いものの、ほとんど濁りは見られなかった。水温は高く快適で、時おり吹く暖かい風は台風の影響か。
渓のヌメリは殆どなく快適なフリクション。ヒルは全く認められず。
淵を泳いで20m滝の下へ
真冬のようで寒そうに見えるが、実は温かい
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ここ数日の天気予報も全般にすっきりせず、前夜には大阪周辺の一部で大雨に伴う避難指示が出るほど。
台風に刺激された前線の影響で局地的な豪雨があちこちで発生しており、前々日には西種子川近傍の新居浜でも55mmの降雨あり。
当然かなり増水しているのではないかとの思いを抱きつつ集合地へ向かう。
入野PAにはコンビニも東屋もあるが、駐車トラックのエンジン音が夜中でもけっこううるさい。
入野PAで迎えた朝の空...
増水で入渓できないことも考え、まずは西種子川沿いの登山口まで行って状況を確認することに。
6:35 登山口の駐車地 着
山間の道をけっこう走り、登山口付近の道端に各々車を止めて渓を覗く。
荒れる濁水を想像していたが、水はきれいで水量も多くはない。
天気も大きく崩れる予報は出ておらず、身支度にかかる。
7:10 登山口 出発
魔戸の滝から西赤石山へ向かう登山道をしばらく辿る。
魔戸の滝(下瀑 40m)
7:30頃 入渓
魔戸の滝を巻き終えてゴルジュの途中の大きな滝の上から渓に入った。
魔戸の滝ゴルジュ内 大釜の滝?
大きなチョックストーンのある2条の滝
右側の流れからCSの下を軽くシャワーを浴びつつくぐり抜ける
くぐり抜けたものの次の滝を巻くのに右岸壁でひと苦労
取り付きはショルダーでやり過ごす
CS滝の下から左岸を巻く方が楽だったような...
右岸の岩屋の奥から懸垂で渓に戻るのだが
岩屋の苔た岩を辿るのは何とも心許ない
岩屋からの懸垂下降
トイ状のナメや幅広2条の5m滝などを気分よくこなして行く。
このあたりの渓相はとてもいい。
小滝からナメ、連瀑と続く
中央の滝は釜が深い6m滝か...
淵の奥をえぐる2段7m滝はシャワーで
頭からのシャワーも冷たくはない
左岸から枝沢が滝となって出合う
緑のふかふか絨毯
2段12m滝か
ここは右岸を巻かせてもらう
なかなかの水量、ここは巻いたかも
奥にのぞく滝は20m滝か
9:40 20m滝
なかなか立派な滝だ
滝下を左岸壁に沿えばさほど水は浴びずに済んだ
滝の連続、左岸壁をトラバースで小さく巻けた
淵の奥にボーっと... 巻く
水は澄み、天気がよければ苔の緑も映えて美しいだろう
11:00 左岸支谷の出合
遡行図ではようやく半分。
2条2段の斜滝
釜は深く、取り付くなら泳がないといけない
左手の壁には中途半端に鎖が下がっている
長い淵とCS滝
左岸の斜上するクラック沿いに上がって巻くのだが
最後の乗越部分の手(木)がちょっと遠い
CS滝や岩間の滝、釜や淵が続く
もはや、遡行図で現在地は特定できなくなった...
登山道が交差(リボン)
まだまだ続く釜、滝、ナメ
14:05 植林小屋跡(遡行終了)
建物はないが、石垣が多く残っている。
ここで遡行は終了し、しっかりした登山道を下る。
ただ、ピンクのリボンを追って道を下るが、部分的に小さく抜けた箇所も多く道を失いやすい。
ピンクリボンは多いが、太い幹に巻かれたものは林業者のもので、間違えてこれを追うと渓へ下りてしまう。
小枝に垂れたリボンを追うべし。
16:40 登山口駐車場
別子温泉天空の湯 入浴(500円)