2023年10月08日

2023年10月1日 向流谷(台高)

【月 日】令和5年10月1日(日)
【場 所】 向流谷(台高)
【参加者】 槙野(L) 米田(記)
【行 程】 入渓8:32-10m滝・8:56-連瀑帯・9:24−
      日傘滝直下右岸巻き開始9:28−日傘滝前9:40−
      涸れルンゼ10:26−日傘滝落ち口11:00−
      二俣816m11:09−谷どんつき11:52−
      支尾根に乗る12:10−麦谷林道12:44−
      地蔵越13:29−鉄梯子14:43−鉄の橋15:38−
      廃村15:50− 車道16:01−
      駐車場(551P)16:11

【時 間】 7時間40分
【天 候】 曇のち小雨降ったり止んだり   
【その他】 駐車場にてヒル被害  



向流谷を溯行し、麦谷林道の稜線に出て、
地蔵越より瀬戸?の廃村に下り、中奥林道に降りた

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過去に2度同コースを辿ったが、
今回は谷の上流部の倒木が酷く、又
下山の登山道がほゞ廃道状態で難渋した

@ 2007年6月
https://ameblo.jp/ikko1175/entry-12472329479.html


A 2013年5月
https://ameblo.jp/ikko1175/entry-12472353997.html



R169号線、川上村・白川渡から東進し中奥林道を奥へ進む
地理院地図上の551Pに駐車し、奥へ数分で向流谷出合


8:32、入渓


8:41、ナメが楽しい
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8:56,10m滝〜左岸より巻く
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9:24、連瀑帯の奥に日傘滝が見えてきた
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日傘滝前衛の10m滝
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9:28、右岸の草付き壁を巻き登る
木が全く生えておらず、見た目より傾斜がきついので緊張する


前回は左岸の悪い岩壁をロープ確保で、
前々回は中央の凹壁をロープ確保で登ったが、
今回の右岸巻きが比較的時間が短くて済んだ


9:40、日傘滝直下〜やれやれ本日の核心を越えたかと
休憩を摂る・・がこれはほんの序の口にすぎなかった
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滝を裏から見る
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日傘滝50m
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10:26、滝からは右手の岩壁に沿ってやゝ歩き、涸れルンゼに出る
ルンゼには以前にはなかった大岩が立ち塞がっていた
ここはロープ確保で引っ張り上げていただく
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ルンゼを少し上がると左手に連続した岩壁がありその下を左に伝うと
滝の頭に出ることが出来る
最後に岩壁3mばかりを乗り越えるところがある
以前はロープがついていたはずだが・・


11:00、日傘滝の落ち口


滝から上は倒木で荒れていた


11:09、二俣816m〜左にとる
二俣から上流はますます倒木が酷くなり
谷中を進めず右岸を行くがここも倒木越えの連続・・
傾斜が出てくるとようやく谷に復帰出来た


11:52、前方は岩壁立ち塞がり谷のどんづまり、940mあたり
      左手の尾根に取りつく
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12:10、支尾根の芯に乗った、990m
どこから来ているのか踏跡とテープが続いている


12:44、麦谷林道(稜線)到着1150m〜ガスと小雨
      しかも風が吹き渡り寒い!
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13:29、地蔵越〜ガスで薄暗くわからず、祠があったはず・・


やっと石祠を見つけて安堵した
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下山は安心・登山道!と思っていたがこれが大間違い、ここからが核心だった
以前ははっきりと道がついていたはずだが、今は木枝敷き積もり行く手は定かではない
たまに出てくるテープとGPSが頼り


14:43、鉄梯子を下り車道林道に出るが・・これがかえって遠回りとなる
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車道を左手に進むと土砂崩れで通行不能〜踏跡なく足元から崩れる恐怖の
ガレトラバースで冷や汗をかく
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下方に赤テープを発見し、旧登山道に復帰するもテープはすぐに途絶える
懸垂下降も交えてとにかく下へ下へと下っていき、
15:38、ようやく谷を渡る橋に行きついた
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橋を連続して4〜5箇所渡り、横道を辿る
15:50、ついに廃村が現れた(以前降りた瀬戸の集落とは違う集落)


家屋の下を行ったり来たりして道を探すが見当たらず、山中を彷徨歩く
と、上を見上げると白いガードレールが見えた、助かった!
車道まで登り詰めると目の前に廃車があった 
廃村の家のガレージだった、16:01
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車道を10分も下ると駐車した551Pに到着した、16:11
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駐車場には雨で水溜まりが出来ていて、落葉の中にヒルがうごめいていた
足元はドロドロでヒルがうようよするところで着替えるのは嫌なもんである


ともあれ、無事の帰還が嬉しかった!!
お世話になったMさんありがとうございました!



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posted by at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ’23年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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