2007年10月09日

10/6 京都北山 権蔵坂〜櫃倉谷〜ロクロ谷  田中

 朝早くおきて出かけるつもりをしていたがおきることができなかった。でも天気がよくてもったいないので近くの山に行くことにした。
前に行った時に旧道の取り付きが確認できていなかったのでそれを確かめてみようとも思った。9時半という遅い出発だった。
 
 地形図 久坂


 国道162号線で堀越峠を越えて福井県、名田庄染ヶ谷に入り、高度356m地点にバイクを止める。美山から五波峠を越えて入るよりは運転も楽だし時間もかからない。バイクのクラッチが滑っているような感じでスピードが出ないので車が来るたびに道を譲って走った。それでも2時間半はかかっていなかった。途中鶴が丘で軽い昼食にした。
 12時過ぎに歩き始める。5時間ほどの所要時間のつもりなのでいけるだろうという考えである。
この前来たときに見当をつけていたところから取り付いた。上に上がると古い道の跡はすぐにわかった。歴然としている。取り付き付近がわかりにくいのは林道の工事で削られたせいだろうと思う。
 去年上田と一緒に探しに来たことがある。そのときは300mほど上流の谷からの見当をつけて入ったので見つけることができなかった。でも実は帰りにこの高度356m地点に下りてきている。踏み跡の断片も歩いているはずである。このときに「古い道を見つけた!」と思っていてよさそうなのに「道はない!」という結論になってしまっている。その後何回か権蔵坂に来ているが高度550mのところを水平に走っている作業林道を使った。雨でいつ崩れるかわからないような林道を車で走るのは怖い。バイクで走ると石で跳ねられてバランスを崩してこけるというのが怖い。この前来た時に「やはりもっと安全な道を探す方がいい! この道は怖い!」と連れに言われて改めて探したらすぐに見つかった。道というのは見つけるつもりで探さないと見つからない、あるつもりで探さないと見つからないということのように思う。ないかもしれないと思って探していると道の断片を歩いていてもそれと判断できなくなるようだ。中高年の遭難で「道迷い」というのが理由のトップだということであるが歩き慣れた、狭い山域でもこういうことが起こるからたまに行った山で道を見失えば回復できないということが起こりそうである。
 半時間で上の作業林道に出る。そこから県境のP695までさらに半時間である。権蔵坂はここから主(のように見える)尾根をはずして支(のように見える)尾根にくだらなければいけない。シンコボから五波峠までの県境尾根ではこのようになっている地形が多い。主尾根をたどっているつもりで歩いていると県境をはずして谷に下りてしまうことになる。でもこれは磁石でチェックできる。
 権蔵坂の峠からの福井県側の古い道はP695からの尾根に登らずに山腹を巻いてつけられている。以前に少したどってみたが植林の中で崩れてしまっていた。
 権蔵坂から下る谷には昔は芦生から櫃倉谷を通って名田庄に抜ける道があったということである。穏やかできれいなブナと栃の谷である。それでも滝が3つほど出てくる。すべて右岸側を巻いて道がついている。1時間ほどで櫃倉谷の出合である。
 櫃倉谷では2パーティ、3人に出会った。みな芦生からの往復であるという。写真をとっていた人に聞くと朝8時半に歩き始めたということで12時に歩き始めた私とは大違いである。この時間皆もう下り始めているのに私一人上流に向かって歩いている。不思議に思っているだろうなと感じながら歩いた。ロクロ谷に入る。櫃蔵谷はこの上のスベノ木谷出合いを過ぎると植林に変わるので見所は権蔵の谷出合からスベノ木谷の出合の間だということになる。権蔵の谷とロクロ谷の間左岸に谷がある。ここは滝がいくつか懸かっていて楽しめそうである。上には地図には載っていない林道がある。中の壷谷の左俣から右岸の鞍部を越えるとこの林道に出るので適当に踏み跡のある尾根をたどれば櫃蔵谷に早く降りることができる。
 スベノ木谷から上がると時間がかかるのでロクロに入った。入って最初の滝は右岸から越える。その上に続く滝も右岸から越える。この後しばらく穏やかな樹林の中の谷になるがまた滝が出てくる。3つほどあるが左岸を越えることができる。明るいブナ林の中を上がっていくと県境尾根である。ここからP695に戻り、尾根を下りて駐車地に戻る。1周で5時間ほどの気持ちのいいコースである。
 帰りも2時間ちょっとだった。山を歩いている時間よりも往復にかかる時間の方が長いというのはつらいことなのでこういう山は助かる。
 
 紅葉(黄葉)のときのオススメコースだと思う。
posted by 飄逸沢遊会 at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | '07年 山行報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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