静かな山旅を楽しむ
時雨とりましたが
読図に鹿よけネットと
いろいろあって
中味のある
山旅となりました

林道を歩き出すと
鹿さんがお出迎え。
「男前さんが来た〜!キャ〜!」と
鳴いて立ち去って行きました。
この後も7回、
鹿には悲鳴をあげさせました。
子尾根の取っ付きは急登。
稜線に近づくにつれて
自然林に。


山頂手前には
鹿よけネットがあり
山の斜面をトラバースしもって
ハナノ谷段山に到着。

山名に魅かれて訪れたのに
山頂にまで
鹿よけネットがあって
気分はしらけ気味です。
北西にルートをとり
山旅の始まりです。
ところどころ植林があるので
気になりますが
それでも
そこそこの自然林が
残されとります。




今回の山旅では
熊の糞を三度、確認しました。

熊が生息できる
貴重な自然林は大切にしたいものです。
今日は時雨気味。
稜線もガスにつつまれて・・・


なだらかな
コンター780mピークから南下。
北水無峠には
峠の痕跡は残っていなかった。

植林はあるけんど
なかなかの
落ち着いた雰囲気をかもし出す
自然林。


南水無峠手前で
またまた鹿よけネットの
お出ましじゃ〜

当然のごとく
自然林は切り倒され
あたりは
倒木とイバラに草ボウボウ
最悪でしたな

南水無峠に到着。
ブルトーザーで広げられた
味気ない道がありました。

ここからが読図の核心部。
ブル道が二本通ってますが
奥八丁山に向う
コンター730mピークからは
離れていくんで
気が抜けまへん。
地形図に記載されとる破線路は
鹿よけネットために
あるかのように
ネットがはってある・・・
しかも
道は誰も歩く人も無くなり
廃道と成り果てとる
イバラと枝打ちされた
木の枝と倒木だらけ

ここは我慢のしどころ。
現在位置を確認しながら
山の斜面をトラバース。
難所を抜け登って行くと
大きな杉の木がありました。

コンター730mピークに到着。
奥八丁山に向う稜線を確認してから
掛橋谷山へピストンです。
植林の中の登りは
閉口しましたが
何とか稜線に出て
掛橋谷山に着きました。

意中の山のはずなんやけど
ワテ好みの
山じゃなかったみたい。
軽く食事をした後
コンター730mピークに引き返し
奥八丁山に向います。
ふたたび
雨が降り出してきた。
それもミゾレまじりも雨が・・・
状況は分が悪いですが
晩秋を彩る
自然林の美しさに
ワテ、癒されました。




雨中、奥八丁山に到着。

そのまま休憩する事もなく
ルートを西にとり下山開始。
読図はぴったし。
赤布もあり
佐々里スキー場の
上部に出た。
けんどエラカッタのは
ココから!
ゲレンデは赤土むき出し。
まばらな
頼りない松の木に
急勾配の山の斜面。
ワテ、不明瞭な踏み跡を探し
何とか佐々里スキー場に
下り立ちましたがな。


最後は緊張しましたが
なかなか面白い山旅を
堪能でけた一日でした。

○コース・タイム 林道入り口7:21・・・林道分岐7:34・・・子尾根取り付き7:40・・・ハナノ谷段山8:20・・・コンター780mピーク9:24・・・北水無峠?10:07・・・南水無峠10:44〜10:50・・・コンター730mピーク11:25〜11:34・・・掛橋谷山12:09〜12:15・・・コンター730mピーク12:41・・・奥八丁山13:37・・・佐々里スキー場上部到着14:18・・・佐々里スキー場14:37・・・林道入り口14:50
○地図 2万5千分の1 「中」
芦生の森の写真は
いかがでしたかいな?
今度、会ったときには
ご褒美に
ワニの腹筋と腕立て伏せ
見せてくだせ〜
ワニも怒る!!
芦生の森は期待を裏切らなかったでしょ。
ワニはそのころ、もののけになって、
屋久島の森を彷徨っておりました。