2005年11月20日

湖北 武奈ヶ岳865m 「北川支流南谷遡行」 参加者、上田・梶谷幸生〔レポ〕

北川支流南谷 057.jpg北川支流南谷 047.jpg北川支流南谷 043.jpg北川支流南谷 021.jpg北川支流南谷 020.jpg北川支流南谷 002.jpg北川支流南谷 011.jpg北川支流南谷 017.jpg北川支流南谷 018.jpg北川支流南谷 020.jpg 
 前夜、JR茨木駅で上田君と待ち合わせ、南谷出合のある滋賀県今津町の杉山に着くも車をとめとくエエ〜ところがありましぇん。仕方ないので石田川ダム手前のキャンプ場の駐車場でその夜は寝ましたが、鹿が、ようさん田んぼの中でウロチョロしとりました。
あくる朝、南谷出合のある林道近くの敷地に車をおいて出発します。林道に入ると、すぐに堰堤がありました。まだ建設中なので林道が立ち入り禁止やとワテ、思いました。ここは左岸から巻きましたが、またまた鹿がおって、「ピー」と鳴きながら逃げていきました。そして、ふたたび林道を歩き出すも、道には杉の倒木や枝木が散乱しとって歩きづらい事この上なしで〜す。堰堤ができることで、林道が林道としての意味を無くしてしまったので、今ではゴミ捨て場感覚で、いらん枝木をほおっておるのでしょうか?林道終点から入渓するも、倒木があって、まだまだ歩きづらいで〜す。そのうち、左岸に崖崩れがあり土砂が沢をふさぎ、ダム湖を造っとって、ここを越えるだけでも倒木に」泣かされてしまいました。「今日の遡行は企画倒れとちゃうんか?」とワテのハートはブルーに染まりブルブル震えちょリました。
 沢筋から杉の植林が減ってきて、ようやく本来の沢と登りの雰囲気になってきましたが、出てくる滝は、大きいものでも2bまでの小滝ばかりで、ワテ、ちと退屈気味で〜す。それにしても、すべりやすいでんな。おっと?ワテ、こけてドボンをしてしまいました。「ヒエ〜!ちめたいで〜す!」
 CON330出合で、ワテ、先読みしすぎて、間違えそうになるも上田君の機転で無事、左俣にルートをとる。「今日の上田君、頭!冴えちょりま〜す!ワテ、もうろくしちょりま〜す!」
 ここから、傾斜が強まり、手強い滝がお出ましで〜す。まずは、5b滝。ここは、右岸から巻きにかかるも、よくすべるので気が引き締まりま〜す。モンキークライミングで最後の突破を図りま〜す。豪雪地帯だけあって、クラの木やツタが横に向って、はえちょるので、ワテ、短い足で、またぎながらの突破になりました。とても、エグかったで〜す。2b滝を越えていくと、次に、4b滝が出てきました。上田君が左岸から突破を図るも、ちと厳しい。ここは、ワテが、今までの経験を活かしヤバイとこを突破しました。南谷は、岩もすべるけど、高巻きも、すべりやすいので気が抜けまへんな。
 そして、三俣に到着。地形図を見るとワテらが進まにゃあかんのは、一番左側の8b滝でんな。それにしても、真ん中の二段10b滝はきれいでした。ナメ滝でトイ状に流れ落ちる姿は、まさに、癒し系の滝でんな。ここは、真ん中の滝の右側から取っ付き、モンキー・クライミングで一段目の滝の落ち口に出て、そこを渡り、そして、山の斜面をトラバースして8b滝を越える。南谷の遡行記録では、ここで15bの懸垂下降で沢に降り立っているが、あと3bだけ山の斜面を登ると巻き道が見つかりました。この巻き道をたどって沢中に戻り、歩いていくと、すぐに3b滝が姿をあらわしま〜す。ここは、滝の右側から登り切り抜けると、次は4bのチョークストーン滝。なかなかのきれいな滝でした。ここは、左岸から軽く巻く。
 しばらくは、平流。今まで、滝が息つく暇もなく出てきたので、登ったり巻いたりの対応に追われてた分、この間は、ちと不気味な感じがしま〜す。遡行図には、すぐに出合で左の枝谷に10b滝をかけてあるように記載されとるので、ワテら、現在位置を把握しとらんとちゃうか?と錯覚してしまいました。10b滝は、どこにおんねん?とやきもきしながら歩いていくと、ようやく左岸から枝谷が入ってくる出合に到着。お目当ての10b滝にも出会えて、ようやく1本とれました。振り返れば、比良の山並みが見えまーす。日も差してきて、ポカポカと暖かくなってきました。
 遡行再開。目の前の三段8b滝は左岸から子尾根を伝って巻いて、しばらく行くと12b滝が姿をあらわしました。ここは、滝の右側が登れそうでしたが、寒いのと水が冷て〜ので早々と滝登りをあきらめ、左岸から巻きました。ここまで登ってくると沢はルンゼとなり、源流の色合いが強くなってきます。南谷の核心部も登り終え、周囲の紅葉を楽しみながら、また、滝登りを楽しむ上田君とワテの二人だけの至極の時・・・上田君も、たいそう、ご満悦でした。稜線も目の前に見え出すと、ようやく沢の水も消えま〜す。水の枯れたルンゼを登っていくと潅木ヤブに突入。ヤブもあまり漕ぎたくなかったので、途中から露岩を登って高度を稼ぐ。振り返れば、琵琶湖に比良の蛇谷ヶ峰や武奈ヶ岳がきれいに見えました。そして、チョットだけヤブを漕いだらハイキング道でした。ここを東にとって、歩いていくと、すぐに湖北・武奈ヶ岳865mの頂上でした。頂上からの展望は今ひとつですが、少し北に下ると、三重岳974.1mが見渡す事が出来ました。周囲は自然林!ワテも上田君、同様、ご満悦で〜す。
 下山は、P.749からP.334を通って杉山の集落に下りようと考えちょりましたが、新しい案内板に「杉山へ」と書いてあり、この道を使わせていただく事といたしました。赤布につい最近、下刈りをされた道と、もう地図とにらめっこする必要はなさそうです。そして、ワテらの前には琵琶湖と若狭湾を見渡せる絶景稜線が待ってました。多田ヶ岳に青葉山・久須夜ヶ岳・二の谷山・三重岳・三十三間山や蛇谷ヶ峰に比良の武奈ヶ岳と思い出深い山々が見えてワテの気分は最高でした。
 このハイキング道は、紅葉あり武神池〔なんか伝説めいた話がありそうでんな〕で、なかなかのエエ〜道やったけどP.749を過ぎてからP.527に向っておりました。ここで、そんな事ツユ知らずノホホンと歩く二人・・・完全にお客様ハイカーになりきっちょりま〜す。途中、広場みたいなトコで休憩しとるとアブがようさん飛んどる・・・どうも奴ら!巣穴を持っとるらしく、イソイソと巣穴に入っていく・・・ワテ、この夏、大谷川でアブどもにいじめられたので、ここは仕返しをせにゃあかんと思い、巣穴に近づくと、どこかで見た虫が・・・「ゲ〜!鎌ちゃんの田岡谷遡行の記録に載っとる蜂の写真と同じ蜂やないけ!」ワテも、ドタマを二発刺された因縁の蜂やないけ〜。ウゥ〜!仕返ししたいけど蜂の逆襲がコエ〜ので、ここは、静かに立ち去ることとしました。「今日のところは、見逃したろ〜」なんて言えへんな〜。
 最後は、巡視路に合流し、沢筋に下ろされ、テコテコ歩いていくと国道に出ました。しかし、出たトコは、ワテらの車のおいてあるトコから西に一キロ離れたとこでした。地図を見なくて歩いていたので、山ノ神様が罰を二人に与えたのでしょう。このハイキング道は、登山口に標識がありません。このままだと、何年か先には、ヤブに戻ってしまうんじゃないかと危惧があります。早く登山口の標識の設置が必要だと思いました。
 今日は、取っ付き以外は南谷遡行は素晴しかったし、下りに使ったハイキング道もなかなかのモノでした。とってもエエ〜山行ができた一日となりました。

○コース・タイム、杉山7:30・・・湖北・武奈ヶ岳11:15〜11:35・・・P.749、12:00・・・国道13:00・・・杉山13:10

○地図 2万5千部の一 「熊川」
posted by 飄逸沢遊会 at 19:20| Comment(1) | TrackBack(0) | '05年 山行報告
この記事へのコメント
写真みてるとええ感じですね。
Posted by TKD氏 at 2005年11月20日 22:25
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